『どこに行くの?』 松井良彦監督インタビュー4
2008年2月26日 (火)
続き・・・ 松井 実は初めね、不安だったんですよ。というのは僕は、独立プロで映画を撮ってきたので、お金がなくなったら自分でお金を集めて、スタッフを集めて、役者にも来てもらうと。要するにね、自分が満足出来るまで撮れたんですよ。
--- 笑われた・・・というのは? 松井 うん、笑われた(笑)。あのー、死体を燃やすところがありますよね?あそこで、柏原くんは当然、炎の近くにいるんで赤くなるんですよ。あんずさんも、ちょっと離れたところにいるけれども、「赤くなって欲しい」と。ただ、実際の炎で赤くならないんですね。 --- 夢中になってしまうと、こう・・・(笑)。 松井 そうなのね(笑)。 --- 監督のお人柄ですね、そういう発言などが・・・(笑)。 松井 そうね、反映しますよね(笑)。だから、『追悼のざわめき』の時もそうだったんですけど、今回も最初、オールスタッフ会議っていうのがあるんですよ。そこでね、「今回のこの現場は、とにかくハードになる。ただ、一生懸命やってくれ。一生懸命やれば、おもしろくなる。おもしろくなったら、現場はみんな、たのしくなる。だから、自分のパートが終わっても、他のパートが手こずってたら、手伝いに行ってくれ。そしたらそこで、コミュニケートが取れる。それをやってくれ。いろんな現場に見学に行ったりしても、自分の準備が終わったりすると、たばこ吸ったり、コーヒー飲んだりしてるけど、あれだけはやめてくれ」と。
続く・・・
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