HMVインタビュー:Muhsinah
Tuesday, January 29th 2008
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Muhsinahインタビュー
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「歌を始めたのは実は極最近なの」
--- まずはじめに、自己紹介をお願いします。 Muhsinah 名前はムスィーナー。愛とサポートのある家族に育ててもらったわ。11才からピアノを演奏し始めて、個人でクラシックをずっと勉強してきた。競争原理のなかに身を置かれて、かなり真剣に学んでいたな。ジャズの学位も取って、オーディオ・エンジニアの検定資格も持っているの。変わり者ね。 --- 普段はどういう人達と活動しているのですか? これまではどんな音楽活動をしていたのですか? Muhsinah 普段は自宅で全てひとりでやってる。誰かとコラボするときはインターネット経由でやり取りしているけど。制作環境はシンプルね。いろいろな人達と素晴らしい音楽をやってこれたのもとてもラッキーだと思ってる。Little Brotherの『Getback』、Roddy RodのCuba After Marketというソロ・プロジェクト、Hezekiahの『I Predict a Riot』なんかに参加させてもらってるの。 --- いつ頃から歌ったり曲を書いたりし始めたのですか? 影響を受けたシンガーは? Muhsinah 歌を始めたのは実は極最近なの。子供のときから人前で歌うのがずっと恥ずかしかったの。でも他人へ自分の声を聞かせられる自信がつくように、周りの友人達がサポートしてくれたの。歌うようになったのはそれから。自分の歌のスタイルは、楽器演奏をヒントにしているの。かわいいメロディが大好きなのよ。 --- ゲスト・プロデューサーを迎えずに、すべて自分で作られていますね? ビートメイキングの技術はどうやって学んだのですか? プロデューサーで影響を受けた人はいますか? Muhsinah 私の兄がヒップホップ好きで、私にいろいろ教えてくれたの。それでJ DillaとMadlibがお気に入りになった。自分でビートを作るようになってから、彼らの音楽にハマりっぱなしだった。母もカレッジ・ラジオのDJだったから、そのレコード・コレクションを引き受けて、それがサンプリングを学ぶ大きな足がかりになった。友達がどうやってMPCを使うのか見せてくれて、学生のときにビートを作り始めた。自分のMPCとProToolsを買うためにあくせく働いたわね。サンプルを組み変えたり自分の歌をサンプルしてみたりと、毎回なにか新しいことを試みるようにトライしながらやっているの。終わりがないわ。
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Muhsinah プロフィール |
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ワシントンDC出身で今はNYのブルックリンを拠点に活動しているシンガー兼プロデューサー。Waajeedから大絶賛され、今ではDJ SpinnaからHi-Tek、
88 Kyes、Ge-ologyら大物からサポートを受けるほど。Roots主宰のOkayplayerでは「ヒップホップの影響を受けたロータリー・コネクション」と評されている。
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