HMVインタビュー:Jose James
Thursday, January 31st 2008
Jose James インタビュー
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第1回 「アルバムについて」 第2回 「テーマ、コンセプト」 第3回 「参加ミュージシャン、レコーディング」 第4回 「スタイル」 第5回 「ニューヨーク」 第6回 「Gilles Peterson」
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2008-01-29 2008-01-30 2008-01-31 2008-02-01 2008-02-04 2008-02-05
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第3回 「参加ミュージシャン、レコーディング」
Jose James ジュニアは1曲だけのスペシャルゲストだ。レギュラーグループはピアノのノリ・オチアイ、ベースのアレクシ・デヴィッド、ドラマーは2人いて、よりメロディアスなスタイル(タイトル曲や、今回アルバムからは漏れたコルトレーン・ナンバーなど)を得意とするルーク・デモラッシュと、レギュラーのドラマーであるスティーヴ・ライマン。彼の方がハードなスタイルのドラマーだ。 それ以外にはゲストで、オマー・アブドゥル・カリム(トランペット)、ガル・ベン・ハイム(ギター。イスラエル出身)、ライアン・ブラム(キーボード、「Love」の共作者)など。みんなニュースクール(New School For Jazz & Contemporary Music)時代の仲間なのさ。だから出身もバラバラ。 音楽にとっては素晴らしいことだよ。いろんな国籍の人間が一つの音楽を作るってことは。 --- 彼らとはどのくらい一緒にやっているんですか? Jose James スティーヴ・ライマン、ノリ・オチアイ、アレクシ・デイヴィッドとはここ1年くらい一緒にやっている。 --- ライヴも? Jose James ああ。それがメインのグループだ。これから始まるツアーではピアノがエラン・メーラーに変わるけどね。 --- 10回のセッションを行ったといっていたけど、レコーディング場所はニューヨーク? Jose James すべてニューヨークのLofishというスタジオで録音したよ。 --- レコーディングはどうでした? 何かレコーディングに際してのエピソードなどはありますか? Jose James スタジオにはオバケがいてさ!まじめな話だよ。レコーディングは深夜のムードが好きなので、すべて夜間に行っていたんだけど、深い時間になればなるほど、そしてスタジオにこもる時間が長くなればなるほど、変なことが起こるようになったんだ。 ピアノの後ろにあった鏡がひとりでに動き始めたり、部屋の中がいつのまにか霧で覆われたみたいになってしまったり・・・ところが外から人が入ってくると、普通なんだ。かなり怖かったよ。 --- それでも録音は続けたんですか? Jose James うん。すごく気に入ったピアノがあったんでね(笑)。CDを聞いたら、誰も弾いてないはずの楽器の音が鳴ってた、なんてことがないよう、優しいオバケであってほしいよ!
第4回へ続く
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Jose James プロフィール |
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アメリカはミネアポリスで生まれたホセは、子供のころから音楽に囲まれて育った。アイルランド系の母は音楽をこよなく愛するヒッピー時代の寵児、父はパナマ人の現役ミュージシャンだ。
トライブ・コールド・クエストの「ミッドナイト・マローダーズ」に心酔していた高校時代、彼はデューク・エリントンの音楽と出会う。そしてルイ・アームストロングとチャーリー・パーカー、ナット・キング・コール、チャールズ・ミンガスやセロニアス・モンクと、次々と開拓していった。完全にジャズの虜となったホセは、ホーンのパートを歌いながら歩くほどになった。そして、ついに出会ったのがジョン・コルトレーンだった...(続く)
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