H・シュタイン&ウィーン・フィル/R.シュトラウス:『カプリッチョ』(2CD)

2024年03月29日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


1985年、ザルツブルク音楽祭に初出演したホルスト・シュタインが振った
シュトラウス晩年の名作『カプリッチョ』ライヴ録音が復活


1940年、友人で指揮者のクレメンス・クラウスとともにシュトラウスが書き上げた台本には、詩人オリヴィエと作曲家フラマンの2人から愛される未亡人マドレーヌの揺れる心と、「言葉」と「音楽」のどちらが重要か? の命題が描かれており、ここにシュトラウスは実に機知に富み、かつ趣向を凝らした音楽を付けています。とりわけ幕切れ近くの『月光の音楽』は単独で演奏されることも多い人気曲です。
 ホルスト・シュタインはNHK交響楽団の名誉指揮者を務めたドイツの指揮者で、1970年から3年間ウィーン国立歌劇場第1指揮者を務めたほか、バイロイト音楽祭で『ニーベルングの指環』全曲を指揮するなど、優れたワーグナー指揮者として名声を確立。1985年の『カプリッチョ』はシュタインが初めてザルツブルク音楽祭に登場した年の演奏で、ウィーン・フィルが織り成すつややかな響きを背景に、アンナ・トモワ=シントウが歌う上品なマドレーヌを中心とした優れた歌手たちのアンサンブルが光る名演といえるでしょう。(輸入元情報)

【収録情報】
● リヒャルト・シュトラウス:歌劇『カプリッチョ』 Op.85 全曲


 伯爵令嬢/アンナ・トモワ=シントウ(ソプラノ)
 伯爵/ヴォルフガング・シェーネ(バリトン)
 フラマン/エーベルハルト・ビュヒナー(テノール)
 オリヴィエ/フランツ・グルントヘーバー(バリトン)
 ラ・ロッシュ/マンフレート・ユングヴィルト(バス)
 クレロン/トゥルデリーゼ・シュミット(アルト)
 トープ氏/アントン・デ・リッダー(テノール)
 イタリア人のテノール歌手/ピエトロ・バッロ(テノール)
 家令/ローレンツ・ミンス(バス)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ホルスト・シュタイン
(指揮)

 録音時期:1985年8月7日
 録音場所:ザルツブルク、祝祭小劇場
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 Osterreichischen Rundfunks(ORF)収録
 旧品番:ORFEOR518992
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