ベンヤミン・シュミット/『ジャズ・ヴァイオリン・コンチェルト』
2023年08月09日 (水) 17:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
ジャズ・ヴァイオリン・コンチェルト〜メイド・イン・オーストリア
ベンヤミン・シュミットはクラシックだけでなく、ジャズや即興演奏にも強い関心を抱き、以前にも少年時代から憧れていたというステファン・グラッペリにインスパイアされたアルバムを出すなど、幅広い活動をしています。このアルバムでは、スウェーデンの室内オーケストラ「ムジカ・ヴィーテ」と共に、オーストリアの3人の作曲家のジャズ・コンチェルトを演奏。
ヘルベルト・ベルガー[1969-]の『メトロポール組曲』は、本来のクロマティック・ハーモニカの独奏部を今回の録音のためにヴァイオリンへとアレンジ。ジャズ・ピアニスト、ザビーナ・ハンク[1976-]の『見捨てられた天使のための3つの歌』はシュミットのために書かれた作品です。また、フリードリヒ・グルダ[1930-2000]の『ウィングス(翼)』は4つのセクションから成る18分ほどの曲で、シュミットによればツィガーヌ風、バロック風、グルーヴ風のセクションがあり、最後にリディア旋法(リディアンスケール)を強く意識した即興的な部分があり、彼はここでオリジナルの即興演奏を加えているそうです。(輸入元情報)(写真 輸入元提供)
【収録情報】
1. H.ベルガー:メトロポール組曲〜ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲
I. Insomnia
II. El largo Adios
III. A la minute
IV. Avenida
2. グルダ:ウィングス〜独奏ヴァイオリン、弦楽オーケストラとパーカッション(リズム・セクション)のための小協奏曲
I. Liberamente sempre
II. Lento
III. Liberamente
IV. Allegro assai. Solo Improvisations
3. S.ハンク:見捨てられた天使のための3つの歌〜独奏ヴァイオリン、弦楽オーケストラとパーカッション(ドラムス)のための協奏曲
I. Dauntless departure
II. Soul’s Concealment
III. free solo Cadence
IV. Breakthrough
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン、指揮)
ムジカ・ヴィーテ
クリスティアン・レットナー(ドラムス)
録音時期:2020年10月24,25日(3)、2021年8月15-19日(1)、9月14日(2)
録音場所:スウェーデン、Nygatan 6, Vaxjo
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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