【発売】再録音!サヴァール/モーツァルト:レクィエム

2023年05月17日 (水) 14:28 - HMV&BOOKS online - クラシック



すべてを凌駕する超越的な力と美しさ! サヴァールによるモツレク

幼い日、サヴァールが教会に足を踏み入れると、そこではモーツァルトの『レクィエム』のリハーサルが行われていました。サヴァールはそれを聴いて「音楽というものがこんなにもすごい力を持っているなら、僕は音楽家になりたい・・・」と思ったといいます。それから長い年月が流れ、これまでに約230の録音をしてきたサヴァールが、モーツァルトの『レクィエム』をふたたび録音しました。
 サヴァールはこれまで、中世からモーツァルトの時代(さらに最近ではベートーヴェンやシューベルト)まで、ありとあらゆる音楽をヴィオラ・ダ・ガンバや指揮で演奏してきました。その中には宗教音楽も多くありましたが、サヴァールは、暗い悲しみと威嚇的な死、というものをスペインのカトリック主義という絵筆と色彩で描いてきました。音楽家として、そして学者としてまさに「啓蒙」の人であるサヴァール。ここで、死者のためのミサ、という本来のレクィエムの宗教的意義と効果を見事に私たちに提示してくれます。
 残響が非常に豊か、かつ過剰ではない絶妙な会場での録音。『怒りの日』での激しさもありつつ、とてもやわらかな響きは、かつてない聴体験。『奇しきラッパの響き』での神聖な響きには驚かされます。音楽史を生きてきたサヴァールにしかなしえない表現がここにあります。
 2023年には「エスペリオンXXI」との来日も予定されており、80歳を超えてなおその躍進がとまらないサヴァールの動向から目が離せません。(輸入元情報)


【収録情報】
● モーツァルト:レクィエム K.626

 レイチェル・レドモンド
(ソプラノ)
 マリアンヌ・ベアーテ・キーランド(メゾ・ソプラノ)
 ミンジェ・レイ(テノール)
 マヌエル・ヴァルサー(バリトン)
 ラ・カペラ・ナシオナル・デ・カタルーニャ(合唱)
 ル・コンセール・デ・ナシオン(コンサートマスター:マンフレート・クレーマー)
 ジョルディ・サヴァール(指揮)

 録音時期:2022年5月11-13日
 録音場所:カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND


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