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Top 50 Singers of All Time - 36位

Sunday, November 26th 2006



ボサノヴァの代表曲といえばまず”The Girl From Ipanemaイパネマの娘 ”(アルバムGetz / Gilbertoに収録)が浮かぶという人は多いだろう。

この曲は後にも様々なアーティスト達によってカヴァーされ続けられるボサノヴァのスタンダードですが、海を渡ってアメリカに初めて漂着した初のボサノヴァ曲と言われており、アントニオ・カルロス・ジョビンが1962年に作曲、ポルトガル語の原詞はVinicius de Moraesが、英語詞はNorman Gimbelがそれぞれ作詞した。

その’イパネマの娘’の英語ヴァージョンを歌い全米で大ヒットを記録、センセーショナルなデビューを果たしたのがこのAstrud Gilbertoである。

彼女は、’63年この曲によってデビューする。そしてアルバムに収録されているアストラッドが英語で歌っているもう一つのナンバー”Corcovado(コルコバード)”と共に(アルバムには彼女の名前のクレジットさえも無かったのであるが) 永遠のボサノヴァの名曲とされるこの曲にて彼女自身もまた当時の夫であり、このアルバムの主役であるJoao Gilberto(ジョアン・ジルベルト)共々、世界中にその知名度を上げる事となるのである。

アストラッドとジョアン・ジルベルトの出会いはNara Leaoの豪邸にて開かれたパーティーの席での事、’60年に二人は結婚する(...が翌年には離婚...)、後も彼女はアメリカに留まり活動、後もVerveよりアルバムをリリース、海外にボサノヴァを発信して行く。(ヴァーヴ時代のベスト・アルバム"Jazz Masters’ 65年〜’66年の録音で構成された内容で’64年のカーネギー・ホールでのライヴ録音の"イパネマの娘”も収録されていますのでチェックされたし)

その囁くように(聞こえようではRapとも...)歌われる彼女のヴォーカルは若い世代に今もなお新鮮な輝きを与え続け、我々の心を魅了する...だがブラジル本国では”彼女をボサノヴァとはカテゴライズはしない”等々のお言葉が出てくる事もしばしばなのも事実。

日本においても彼女の事が語られる時にはバッシングに近い評価もあるわで「いったい、彼女が何をしたのよ?」といいたくなるような文章も見かけます。...が、彼女はブラジルを、ボサノヴァを盛り上げたという事への貢献、これは素晴らしい事と言えましょう。

元祖ウィスパーリング・ヴォイスといわれるアストラッドですが、彼女の’72年の作品で残念ながらCD化されていないのですが”Now(ナウ)”というアルバムがありましてそこに収録されている”Take It Easy My Brother Charlie"というナンバーを日本(今やフランス人?)が誇るアーティスト、Kahimi Karieがカヴァー( Le Roi Soleil / Kahimi Krie / Best、以上各アルバムに収録)していますので、こちらもチェックされたしです。

もいっちょ、'71年にCTIよりリリースされたアルバム”Gilberto With Turrentine”では全9曲中3曲をポルトガル語で歌っているのでこちらもぜひ。

* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.