David Bowie
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David Bowie (デヴィッド・ボウイ) レビュー一覧 6ページ目

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商品ユーザーレビュー

948件
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  • Bowieの50年に渡るキャリアを代表する名盤”Rise & F...

    投稿日:2013/05/22

    Bowieの50年に渡るキャリアを代表する名盤”Rise & Fall of Ziggy Stardust & Spiders From Mars”のリリースから約四ヶ月後の1972/10/20にSanta Monica Civic Auditoriumで収録された本作は、Ziggy時代の記録といえば、当時としては珍しく映像化されておりタイトルやジャケットから考えても”Ziggy Stardust : The Motion Picture”以外に考えられない、という永年の思いをあっさり覆した。 両者を比較すると、”Hang on to Yourself”, ”Ziggy Stardust”で幕を開け、中盤の”My Death”絶唱と”The Width of a Circle”の長いインストパート中にいろいろな意味での一服、Lou Reedのカバー, ”Suffragette City”そして”Rock ’n’ Roll Suicide”でフィナーレ、というセットリストの大枠はほぼ同じだ。しかし、’Ziggy goes to America’と言われる”Aladdin Sane”を間にはさむことにより、全体の空気は大きく異なる。 アメリカを意識し始め、ツアーの積み重ねによる安定と映像撮影を行うがための演出の相乗効果により、比喩的な意味でもきっちりと化粧が施されてほぼ無欠な”Ziggy Stardust : The Motion Picture”。一方、Bowie, The Spiders from Marsの三人そしてMike Garson (p)という最小のメンバ構成かつそもそもFM放送用に収録されたためブートすれすれの最低限の音質であるにもかかわらず、いやだからこそ、本作からは意図せぬむきだしエネルギーが感じられる。同時期に制作された”Hunky Dory”の楽曲が多いことも全体の統一感に大きく貢献している。

    build2destroy さん

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  • 前作では若干の借り物感があったSoul/Funkに対するア...

    投稿日:2013/04/27

    前作では若干の借り物感があったSoul/Funkに対するアプローチを完全に自分の中で消化し、勢い余ってProgre Funkへと突然変異させた結果、全米3位を獲得した10/27。LPでいうところのAB面各3曲のみと長尺曲で構成されており、異様なまでに粘度が高い演奏に乗るBowieの鬼気迫るVoが特徴的。前々作”Diamond Dogs”#B1. Rock ’n’ Roll with Meや前作”Young Americans”#B2. Across the Universe, #B4. Fameでgを弾いていたEarl Slickが全面参加。Mick Ronson脱退以降すっかり減衰気味だったRockテイストが補填された。主演映画「地球に落ちて来た男 The Man Who Fell to Earth」(狙っているとはいえ良いタイトルだ)のワンシーンがジャケットに使われており、記号的に羅列された赤文字のアルバムタイトル&アーティスト名(”STATIONTOSTATIONDAVIDBOWIE”)もインパクトになり素晴らしい出来。

    build2destroy さん

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  • 一度目にしたら忘れられないなんともグラマラスなジャ...

    投稿日:2013/04/27

    一度目にしたら忘れられないなんともグラマラスなジャケットに包まれてはいるものの、前作”Rise & Fall of Ziggy Stardust”から更なる変化を遂げ、初の全英1位を獲得した6/27。場末のバーのけだるくメランコリックな雰囲気を醸し出すMike Garsonのpが印象的(加えてsaxも強力な後押しをしている)。その分Mick Ronsonの出番は減ってしまってはいるものの、裏方に徹した”Hunky Dory”とは違いg中心の楽曲で棲み分けることによって多様性を増し、充分に存在感をアピールできている。タイトル”Aladdin Sane”は、”aladdinsane”→”Aladd Insane”とも読み替えることができる。 #2のタイトルトラックを含め、#5. Cracked Actor, #6. Time, #10. Lady Grinning Soulでの背筋が冷たくなる感覚はこの「狂気」によるものなのか。奔放に響くピアノの音がよりいっそうの恐怖を煽り立てる。

    build2destroy さん

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  • 固有名詞までが直訳されていてまったく意味がわからな...

    投稿日:2013/04/27

    固有名詞までが直訳されていてまったく意味がわからなくなっているにもかかわらず当時は、それはそれで凄いと思い込んで聴いていたBowieの最高傑作たる5/27。変化に変化を重ねた初期の総決算といえる作品で、ハードロックを思わせるほどヘヴィな漆黒と爽やかすぎるほど美しくソフトな純白、という前2作の特徴的な色彩を混ぜ合わせてねずみ色にくすませてしまうことなく、珠玉の輝きを放つ。穏やかな曲調ながら「5年」という衝撃のタイムリミットが宣言される#1. Five Yearsで幕を開け、比較的ポップなLPでいうところのA面(#1-5)を引き締めバランスをとる#3. Moonage Daydreamを経て、緩急織り交ぜながら徐々にのぼりつめるB面(#6-11)を#11. Rock ’N’ Roll Suicideが鮮烈に飾り、40分足らずのめくるめくストーリーは完結する。映画のワンシーンを思わせるジャケットも含めて、完璧としか表現できない1枚。

    build2destroy さん

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  • Brian Enoとのエクスペリメンタルなコラボレーション...

    投稿日:2013/04/27

    Brian Enoとのエクスペリメンタルなコラボレーションは3作目に突入し、前2作で追求したAmbientなインストゥルメンタルから歌へと視点を移した1970年代最後の13/27。内容的にはアフリカンリズムの導入等により欧州の薫りは大きく減退しているが、緩急を織り交ぜた非常に耳馴染みの良い曲が並んでいる。古今東西を問わず、「3」という数字はたいへん納まりが良く捉えられるので、アルバムタイトル1wordシリーズで”Stage”も含めた四部作ではどうもしっくりこないし、まぁひとくくりにしてしまっても良いのではないか、という気はする。そんなわけでこの三部作は全てTony Viscontiとの共同プロデュースによって制作された。全体に漂うAdrian Belewの変態gがエスニックな本作に彩りを添えている。iTunesのアートワークには上半身版を採用しているのだけれど、本来ジャケットは上半身と下半身、どちらが「表」なのだろうか? 

    build2destroy さん

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  • アート方向に振り切れた前作よりも歩み寄りが感じられ...

    投稿日:2013/04/27

    アート方向に振り切れた前作よりも歩み寄りが感じられ、わかりやすくなったBerlin Trilogy 2/3の12/27。LPでいうところのB面は相変わらずAmbientだが、#B1. V-2 Schneiderにはsaxのリードがあり、#B5. The Secret Life of Arabiaに至ってはダンサンブルでありかつ(意味がわかる)短い詩も付属しているので、比較的容易に現実世界へと復帰できる(”Low”はB面を聞き終わった後の精神的落ち込みが激しく、切り替えが非常に難しかった)。A面の良い意味での俗っぽいメロディにホッとさせられる。前作同様Tony Viscontiとの共同プロデュースで制作され、gのRobert Frippはパートタイムとは思えない良い仕事をしている。”The Next Day”で元ネタとして使用された不可思議でありながらも美しいモノクロジャケットはあまりに有名。これがモチーフになっていなければ、予約購入まではしなかったかもしれない。

    build2destroy さん

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  • 10年振りの新作”The Next Day”が耳になじむにつれ、...

    投稿日:2013/04/27

    10年振りの新作”The Next Day”が耳になじむにつれ、無性に過去の作品群が聴きたくなった。1970年代のカルトヒーロー期や1980年代のスーパースター期はもちろんのこと、あまり真剣に対峙してこなかったそれ以外の時期についても…そんなわけでオリジナルアルバム全26枚を順番に聴き直してみることにした。 複雑で難解な詩を独特のメロディに乗せ演劇的に歌い上げ、それを時代の音で鳴らす。声は若々しいもののBowieスタイルはこのデビューアルバムから既に確立されている。奇しくも発売日がThe Beatles ”Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band”と同じであり、ジャケットのヘアスタイルからも「時代の音」は明白。以前聴いたときはただただ退屈だったのだけれど、ロック色は皆無ながらポップかつストリングスが絡むサウンドは輝かしい未来を感じさせる。

    build2destroy さん

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  • ”Let’s Dance”でBowieに出逢い過去の作品を遡って...

    投稿日:2013/04/27

    ”Let’s Dance”でBowieに出逢い過去の作品を遡って聴きすっかり虜になったものの、”Tin Machine”の頃には見切りをつけてしまい本作が十年ぶりの新作であることすら知らなかったファンの風上にも置けない人間ではあるけれど、ジャケ写に惚れ迷わず予約。手元に届いた実物も想像以上によい仕上がりでそれからというもの、家にいるときはもちろん車中やランニング時も常にこの一枚と共に過ごした。 ヴァラエティに富んだコンパクトな楽曲が絶妙に配置されており、それぞれにそこはかとなく漂うBowieの残り香もあいまって決して聴き飽きることはない。改めて1970〜80年代の名作群を聴き直したくなる気持ちが湧き上がるってくるのと同時に、惰性で購入したもののほとんど聴いていない1990年代以降の作品についてもじっくりと向かい合わなければならないのではないか、と思わせる好盤だ。 デラックスエディションは会社の意向でアーティストには無関係、と仮定して通常版を購入(なにしろ廉価だし)。#1. The Next Day〜#13. You Feel So Lonely You Could Dieの流れは見事なまでに夢見心地にさせてくれるのだが、重く陰鬱な#14. Heatで現実に引き戻される。しかし蛇足とも思えるこのラスト曲の存在こそがBowieをBowieたらしめているのだろうけれど…あまりに難解だ。

    build2destroy さん

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  • ’95年発表。70年代の後半。ニューウェーブが花開いた頃...

    投稿日:2013/01/13

    ’95年発表。70年代の後半。ニューウェーブが花開いた頃、心あるロック・ファンはみな、これこそ未来のポップ・ミュージックにちがいないと確信した。そのニューウェーブの萌芽ともなった『ロウ』『ヒーローズ』『ロジャー』以来のイーノとのコラボレーションを実現したこのボウイの作品は、まさにその頃に想像された未来のポップ・ミュージックだ。 多重殺人者をテーマにした明快なコンセプト、目鼻立ちのハッキリとしたメロディ、それを包み込む強迫的なサウンド・コラージュ。ポップだが軽くなく、重厚だが陰鬱ではない。まさに未来は今!だ。 問題はこの未来が同時にやってこなかった未来だということ。ニューウェーブどころか、ロックという音楽形式自体が過去の遺物となってしまった。 ジュール・ベルヌが想像した宇宙船は蒸気機関で動いていた。そのことをいま笑うのはやすい。蒸気機関だろうとなんだろうと、その流線型の美しさは変わらない。 この『アウトサイド』も実に美しい。ボウイの作品としては五指に入る出来だと思う。FやH、Pで涙しないようなら、あなたとボウイは生涯無縁だろう。 おそらく、この作品にはさまざまな反応が寄せらるはずだ。ロックは過去のもので、そのことに哀切を覚えない人からは無視されるだろう。まだロックが現役だと信じている者からは酷評されるにちがいない。もうひとつの未来を見ることのできる想像力豊かな人間と、ボウイ・ファンを自認する人間であれば、この『アウトサイド』を抱擁することに何を迷うことがあろうか。

    madman さん

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  • アラジンセインのマイク・ガーソンのピアノソロが見事...

    投稿日:2010/08/03

    アラジンセインのマイク・ガーソンのピアノソロが見事。このアルバムから音に厚みと重みが増強された。

    ナイツ さん

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ありがとうございました

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