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淳メーカー さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/28

    EMIの全集をひとまわり聴いたのでLPOやBBCをもう一度聴きなおしてようと思い・・・録音の悪名高い85年盤。邪道ですがバランスの左をやや強くし、ヴォリュームは大きめで聴いてみると、テンシュテットがいかにライブの人だったか、20世紀を代表するマーラー指揮者のひとりだったか、そしてさらにテンシュテットの棒にLPOが必死でついていっている様子が手に取るように分かります。この会場にいたかったな、と思いました。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/28

    EMI全集をひとまわり聴いたので、それ以外のLPOレーベルやBBCから出たものも、もう一度聴いてみました。例えば、この盤。皆様ご指摘のように、録音は褒められたものではない。同年のCSOとは比較にならない。今回分かったこと、ヴォリュームをかなり上げてみる。すると、演奏の本質が見えたような気が・・・癌を患い、あと何度演奏会が出来るか、何度録音が出来るか、不安な毎日を送っていたであろうテンシュテットの写真が、こう語りかける。「私はライブの人だよ。ライブに傷はつきもの。どうかその向こう側にあるマーラーの本質を聴いて下さい」 録音のバランスの悪さは大した傷ではなく、あるのはライブの人テンシュテットが指揮した熱いマーラーそのものなんだと。

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     2011/06/28

    昨年のN響定期で稀代の名演を成し遂げたシュテンツが手兵を率いてのマーラー・シンフォニー第3弾。元来現代物を得意とするだけあり、マーラーの複雑なスコアを見事な音楽にしている。冷徹さとは無縁で血の通った、きわめて人間的な色合いのする音楽である。こぞという時は、テンポは激しく揺れ動く。独唱者も見事な声で、よく訓練された合唱団とともに、壮大なクライマックスを迎える。出尽くした感のある「復活」にまたひとつ名盤が名乗りを挙げた。続編に対す期待も大である。

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     2011/06/27

    生前のセルには、厳格、冷徹、完璧主義者というイメージが付きまとっていました。でもそれはクリーヴランドを徹底的に鍛え上げ鉄壁のアンサンブルを築き上げたことに対する、当時の評論家の評価ですね。ここで聴けるハイドンの暖かさ、冷徹とは程遠い音色です。パリ・シンフォニー以降全部録音して欲しかったなあ。

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     2011/06/27

    オイストラフ目当てで購入。今まで愛聴していた盤に傷が付いてしまったから。でも、これ他の演奏もハイレベルで、何かとても得した感じです。デュメイ、ツインマーマンはさすがという感じです。デュメイの美音には惚れ惚れしますね。オイストラフは言わずもがなです。

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     2011/06/27

    聴き始めて感じた、天国とは恐ろしいところでもあるのだよ、とでも言いたげなホーネックの4番。やや早めのテンポで進む第1楽章。緩急の差はかなりあり、弦楽器群、管楽器群ともグロテスクなまでに強調される。第4楽章の終結部で聴き手は、やっと穏やかな気分になれる。またホーネックの術中にはまりました。

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     2011/06/27

    アルルの女は「間奏曲」が大好きでかなり聴き比べをしました。レーグナー盤ははカラヤン盤、クリュイタンス盤と並んで最右翼です。世評に高いケーゲル盤は少し違和感があります。

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     2011/06/27

    LP時代、まだセッション録音しかなかった頃、レーグナーの軽快で速めのテンポを評して、シューリヒトの再来と言われた時期があったと記憶しています。ライブ盤が普及しだして、シューリヒトは即興演奏の人、遅いテンポの演奏があったり、緩急自由自在に音作りをする、果ては実に熱いマーラー盤まで登場する始末。2人の芸風はかなり違うのでは・・・というのが小生の結論です。前置きが長くなりました。早めのテンポで一気に進めていくレーグナー、ライブ録音だけあり、かなり熱いものを感じるフレーズもあります。4番が特にお気に入りです。それ以上に素晴らしいのがシェーンベルクで、血の通った暖色系の色合いがします。異色のカップリングですが、不思議と統一感を感じます。

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     2011/06/26

    レーグナーのブルックナーと私はどうも相性が良くないようですが、マーラーの3番(6番は駄目でした)、「アルルの女」とこの序曲集、特にこの序曲集には魅かれるものが多かったです。私の描く序曲像をレーグナーが演出し音楽にしてくれました。だいたい競合盤の少ないベートーヴェン序曲集dすから、このレーグナー盤の王位は揺るぎないものです。

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     2011/06/26

    理想的名演、けっして個性的ではないが。ケンペ&ミュンヘン・フィルに近いものがある、と私は思いました。

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     2011/06/26

    ブルックナーでは小生の求める音とは違う表現者であったレーグナーでしたが、このマーラーでは良い結果を出してくれました。軽めの音がこの3番ではあまりマイナスにならないし、第2、3楽章では最高の演奏の一つと言っても過言ではないと思います。終楽章も気持ち速めのテンポで、それでいて暖かく優しいイオンを発しています。バルビローリとはまったく違うタイプの指揮者なのに、聴き終えて同じような気持ちにさせてもらいました。

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     2011/06/26

    アスラエル交響曲や弦楽セレナードは知られていますが、Fairy Taleは佳曲にもかかわらず、まだ一般的に知られていないのは残念。最近でこそ、ド・ビリーが「新世界より」のカップリングに選び(さすが!)、すがすがしい演奏を披露してくれました。全曲スークで固めたアルバム(スプラフォンからセット物が出てますが)を待っていたところ、NAXOSから新譜が。バッファロー・フィルということで少し不安もありましたが、ウクライナのオケがM・グールドで痛快な名演をやる時代ですから。ボヘミア臭こそ薄いものの、実に丁寧な仕上がり。ヴァイオリン・ソロも控えめながら華を添えておりました。夢見心地のひととき請け合いなし、です。

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     2011/06/26

    しかめっ面で難しい音楽を聴いたり、仕事に疲れて癒し系を流したり、大好きなマーラー棚を前に、今夜は誰のを聴こうと悩んだり・・・そんな毎日が多いのが現状ですが、良いCDを見つけました。M・グールドだから間違いなし。フォスターやどこかで耳にしたようなメロディが流れ、部屋はしばしミナポリス(?)に。ウクライナのオケはどこから聴いてもバッファロー・フィル(?)。いや、痛快な1枚です。

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     2011/06/26

    硬質、筋肉質のメンデルスゾーン。ヴァーシャリは入手が容易ではありませが、指揮者としてもCDを出しており、シューマン、ブラームスあたりは、結構良い演奏なんです。ヴァーシャリといえば、アーロノヴィチと組んだラフマニノフに尽きる、というのが世間一般の常識ですが、今後は、指揮界でもどんどん名盤を出して欲しいものです。「イタリア」の終楽章は相当テンポを上げてますが、それでもまだファイには敵いませんでした。

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     2011/06/26

    古楽器奏法だろうな、という予想は見事にはずれました。時代遅れ人間を自称する私の好きなポルタメント奏法はあるは、金管木管群の強奏はあるはテンポの急変はあるは、対旋律の強奏はあるはで、もうそれだけで嬉しくなってしまう演奏です。クライバーをして悩ませた4番の開始部も、これが手本だとばかり。この演奏に対して好き嫌いが出ることは、火を見るより明らか。私のブラームス・ベスト3はバルビローリ、トーマス・ザンデルリンク、エーリヒ・ベルゲルというちょっとへそ曲がり的なものなのですが、サー・チャールズの演奏も捨て難いですね。

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