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ユローヂィヴィ さんのレビュー一覧 

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     2019/09/06

    シュニトケの作品の中でもこの『合奏協奏曲第6番』と『交響曲第8番』は親しみやすく、それでいてシュニトケの音楽を深く味わえる作品だと思う。

    特に『交響曲第8番』はシンプルだが多くの思いが込められている作品のようだ。

    ロジェストヴェンスキイはシュニトケの交響曲第1〜4番と第8番の録音を残しており、ショスタコーヴィチ以降のソヴィエトの作曲家の中で特にシュニトケの音楽には思い入れがあったようだ。
    ロジェストヴェンスキイの弟子のポリャンスキイが交響曲第6、7番の録音をCHANDOSレコードにしているが、ロジェストヴェンスキイが交響曲全集を残せなかったので、師弟で全集を完成させて欲しい。(残りは第0番と第5番=合奏協奏曲第4番と未完成で補筆されている第9番だけだ。)

    そう言えばポリャンスキイはCHANDOSに沢山のロシア・ソヴィエト音楽の録音があるが、それらをまとめたBOXが出ないかと待ちわびている。

    待ちわびていると言えば、ロジェストヴェンスキイのCHANDOS録音全集やメロディアでの録音全集、そして読売日本交響楽団との公演記録やロジェストヴェンスキイとモスクワ放送交響楽団等の来日公演の録音がNHKに残っていたら商品化されないものか?

    スヴェトラーノフは亡くなってから次々に商品が世に出続けているが、スヴェトラーノフと同じかそれ以上に日本にゆかりのあるロジェストヴェンスキイが没後1年たっても追悼の企画商品が無いのがとても寂しい。
    権利の問題等があるのだろうか?

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     2019/09/06

    室内交響曲第3番の第1楽章「レント」には興味深い静けさがある。
    その静けさの中にあるのは瞑想か悲しみか、それとも祈りなのか?
    聴き手を作品の中に引きずり込むような静けさだ。
    ちなみに室内交響曲第4番も第1楽章は「レント」だ。

    室内交響曲第4番はクラリネット協奏曲のような要素もあり(特に第2楽章)、クラリネットにヴァインベルクその人を重ねて聴いてしまうのは私だけだろうか?

    第3番は1991年に第4番は1992年に作曲されている。ソヴィエト連邦崩壊から新生ロシアの時代をヴァインベルクはどう見、何を感じていたのだろうか?

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     2019/09/05

    この第4集ではムラヴィンスキイと同時代を生きたショスタコーヴィチはもちろん、ハチャトゥリアン、ウストヴォリスカヤ、アルチュニアンなどの録音にとてもひかれる。

    クリュズネルとババジャニアンの『ヴァイオリン協奏曲』は録音自体が珍しくとても貴重だ。

    クリュズネルの『ヴァイオリン協奏曲』は新しさは無いかもしれないがとても魅力的な作品。
    このムラヴィンスキイの録音はライブで音質があまり良くなく、粗い演奏に聴こえてしまう。細部まで味わう事が出来ないのが残念。

    ババジャニアンの『ヴァイオリン協奏曲』は民族色の強い作品。
    民族色ということでは、個人的にはハチャトゥリヤンの『ヴァイオリン協奏曲』よりも価値のある作品だと思う。
    この作品も忘れ去られた作品だが、クリュズネルとババジャニアンのヴァイオリン協奏曲は現代のヴァイオリンニストのレパートリーとして復活して欲しい。

    クリュズネルの作品で素晴らしいヴァイオリンを聴かせてくれるミハイル・ヴァイマンはボリス・アラポフ、アレクシス・マチャヴァリアニ、オレスト・イェヴラーホフなどソヴィエト時代に生まれたヴァイオリン協奏曲の録音があり、興味深いヴァイオリンニストだ。

    ウストヴォリスカヤの『子供の組曲』は、まだ彼女独特の音楽ではないが、万人に受け入れられる美しい作品だ。
    ムラヴィンスキイも子供の世界を描いたこの作品を丁寧に指揮している。

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     2019/09/05

    『ハープ協奏曲』がとにかく素晴らしい。この作品は現代のハープ協奏曲の代表作品として定着し、広く聴かれることになったらと思う。

    このCDには映画『ゴッドファーザー〜愛のテーマ』など、ニーノ・ロータの映画音楽をハープと管弦楽のために編曲した作品も収録しているが、『ハープ協奏曲』や『フルートとハープのためのソナタ』など、商業的(?)でない作品の方により強くひかれた。

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     2019/09/04

    『12章の交響曲』、これは素晴らしい作品だ。
    この作品で現代において音楽とは何かを改めて考えさせられた。グバイドゥーリナは静かな音楽の中にとても重要なメッセージを込めているように思う。

    『音階』は最後にロジェストヴェンスキイの朗読(しかも多重録音)で終わる不思議な作品。

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     2019/09/04

    名盤です。

    スケールが大きく、そして透明感のある演奏の『交響曲第5番』。
    ロジェストヴェンスキイとハーグ・レジデンティ管弦楽団は、この作品に対する自分らのアイデアというものを消して、ただただスクリャービンの音楽を演奏しているように感じる。

    そして、後期のこれぞスクリャービンという作風からはあまりにもかけ離れた、美しすぎる『ピアノ協奏曲』では、甘く美しいポストニコワのピアノをたっぷり味わうことができる。

    ロジェストヴェンスキイ編曲による『幻想曲』(ピアノとオーケストラのための。)も素晴らしい。

    『幻想曲』と『ピアノ協奏曲』では、『交響曲第5番』を演奏しているときのクールなロジェストヴェンスキイとは違い、美しい音楽をロマンチックに聴かせてくれる。

    この録音を聴いて、ロジェストヴェンスキイには是非ともスクリャービンの交響曲全集を録音して欲しかったと思う。

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     2019/08/27

    アミーロフの『フルートとピアノのための6つの小品』をフルートとハープのためのに編曲した版で聴いてみると、音楽のエキゾチックな部分がより強く感じられた。

    カラストヤノフは初めて聴いた作曲家だったが、しみじみとした素朴な作品でなかなか面白い。

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     2019/08/18

    ケクランとバルトークの作品は原曲はフルートとピアノのための作品ではないが、この編成にぴったりの編曲になっている。

    トーン・フレットのフルートはとても表情豊かで、アミーロフやバルトークでの感情のこもった演奏が素晴らしい。

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     2019/08/17

    フランス音楽を中心とし、有名作品のフルート編曲版とあまり知られていないケクランの作品をメインに聴かせる選曲がとてもいい。

    ケクランの作品はとても魅力的だ。

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     2019/08/15

    グノー、ビゼー、サン=サースの師であったアレヴィ。
    歌劇『ユダヤの女』はワーグナーやマーラーによって絶賛された作品。その貴重な全曲録音。

    上演時間が4時間ほどになるという大作。しかし初演の後はカットされて上演され、この録音でも原曲ではなくカット版による演奏になっている。

    物語の落ちは『イル・トロヴァトーレ』を思わせる。

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     2019/08/15

    ニールセンの比較的知られた管弦楽曲から『より近く、神のみもとによるパラフレーズ』など知られざる作品を収める。

    ロジェストヴェンスキイはニールセンの祖国であるデンマーク国立放送交響楽団の意志を組み込んで指揮しているように感じる。

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     2019/08/15

    選び抜かれた少ない音で作り上げるウストヴォリスカヤの音楽世界は日本人の感覚に訴えるというか、日本人が共感できる音楽のように思える。

    音が通過した後の静けさというか、音と音との空間に聴くべきものがあるような感じがした。

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     2019/08/12

    名盤です。

    1961年の録音とは思えない素晴らしい音質。

    タイトル・ロールのサロメは役の年齢としては若いが、若い歌手では歌いこなすことが困難な大変な役だ。ニルソンはその音楽的な表現もサロメという役の若さも表現している。驚くべき歌手だ。

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     2019/08/12

    この録音のメインであるショスタコーヴィチの『チェロ協奏曲第1番』は少し弱い感じがしたが、ヴァインベルクの『幻想曲』は素晴らしい演奏だ。
    コベキナは叙情的な表現に特に優れていると思う。

    コベキナの父親であるコーベキンの『バッカス』は、ざっと聴いただけだが、いまいち纏まりのない作品のようだ。娘の為にも素晴らしいチェロ協奏曲やチェロの為の作品を作曲して欲しいものだ。

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     2019/08/04

    これは面白い。
    クラシック音楽の枠にとらわれず、マリンバをメインとした楽しい作品を集めた1枚。全体的にジャズと南米の音楽の要素が強いようだ。

    エリック・サミュの『セーリング・フォー・フィル』が特に聴き応えがあった。

    これらの音楽は、個人的には海を見ながら聴きたらピッタリだと思った。

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