本サイトはJavaScriptを有効にしてご覧ください。
ゲスト 様
様
プラチナ会員
ゴールド会員
ブロンズ会員
レギュラー会員
本・CD・DVD・ブルーレイ・グッズの通販はHMV&BOOKS online
詳細検索はこちら
トップ > My ページ > なにわん さんのレビュー一覧
次のページへ
検索結果:43件中1件から15件まで表示
%%header%%
%%message%%
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/01/05
2年ぶりに発売された、 N響第九集の第2弾です。今回は80年代版。 相変わらず高額のアイテムでなかなか手を出しにくいものですが、 内容は大変充実していました。 名演揃いの中、特に聴きごたえがあったのは、個人的には、 1986年スウィトナーと1987年クロブチャールでした。 スウィトナーは前回の70年代版に収録されていた、 78年のライヴがあまりにも加熱した爆演だったため、 それに比べるとおとなしい感じは否めないですが、 しかし重厚感と迫力を兼ね備えた名演でした。 クロブチャールは、今回収録された演奏の中では、 最も時間の長いものでしたが、 こちらも重厚感あふれる名演で、 自分のような「懐古趣味」を持った人間にはたまりませんでした。 他の演奏ももちろん聴きごたえがあるものばかりです。 高いのは間違いないのですが、 第九好きには逃せないアイテムではないか、と思います。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに共感する
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/05/26
他の方のレビューにもある通り、 低音とティンパニがずんずんと団子気味に効いた迫力ある演奏です。 ロマン派と古楽派、双方の長所を取り入れたかのような演奏で、 80年代ごろまで主流だった「重厚長大路線」を踏襲しつつ、 近年の「オリジナル派」的演奏を同時に維持させています。 小難しい話はともかく、 録音も大変良く、演奏も迫力ある熱い演奏で、 最近出た第九の中では一番の大当たりでした。 これはもっと注目されていい録音だと思います。 第九好きの方は必須のアイテムだと思いますよ。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/04/28
ひとまず第九についてのレビューを……。 ティンパニ炸裂の重低音がずんずんと響く、 非常に迫力ある演奏です。 自分はコバケンの第九は初めて聴いたのですが、 有名な「唸り声」についてですが、 確かに随所で唸り声は目立ちましたが、 不思議なことにさほど気にはなりませんでした。 ただ、独特のタメやテンポを取る場面がいくつか見られ、 自分はこちらのほうが正直引っ掛かってしまいました。 こういったところで好き嫌いはわかれてしまうかな、 という気がしないでもなかったです。 第九好きなら買ってもよいのではないでしょうか?
5人の方が、このレビューに「共感」しています。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/03/24
これは第九の名演としてもっと高く評価されてもいいのではないでしょうか? 低音が効いた熱く激しい演奏で、 ここまですごい録音があったのか、と驚かされました。 「第九=フルトヴェングラー」ではない、とよくわかる録音です。 個人的にはもっと多くの人に聴いてもらいたい演奏です。 お勧めです。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/03/24
エロイカのこの重厚長大さには圧倒されました。 全集収録のベルリン・フィルとの演奏も大概「濃い」演奏でしたが、 こちらはそれ以上のもので、かつ、燃えている演奏です。 クーベリックは「スタジオ収録とライヴでは別の人」とはよく言われますが、 それがよくわかる録音です。 もっと評価されてもいい演奏だと思います。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/06/24
今主流のピリオドスタイルなどからは全く背を背けた、 昔ながらのスタイルで演奏されたエロイカで素晴らしかったです。 葬送行進曲の表現にもう少し深みがほしかったかな、と思ったりしましたが、 全体的に非常に若々しくて、活気がある演奏で、 彼の「師匠」格であるバレンボイムよりもいい演奏だと思いました。 彼のベートーヴェン全集が出るのが今から楽しみになってしまいました。 エロイカが好きな方なら試してみて損はないと思います。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/06/24
1999年の全集と比べると、 極端なテンポの揺らし方やタメなどがなくなって、 全体的に落ち着いた演奏が披露されています。 いい意味でようやくフルトヴェングラーからの脱却が出来て、 バレンボイムの個性が花開いたのか、そう思わせる演奏です。 ただ、逆に言うと落ち着いてしまったために、 どこか冷めた演奏の印象を受けてしまうかもしれませんね。 けれど、昨今なかなか聴くことが難しくなってしまった、 「巨匠風」スタイルの演奏をお手軽に楽しめる貴重な全集だと思います。 個人的には好きですね。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/06/10
文句なしの名盤です。特にエロイカはケチの付けようなし。 生まれて初めて自分の好みと完全に合致する演奏に出会ったように思いました。 ジュリーニらしい、重厚で歌い上げる演奏なのですが、 重いと言ってもだれるようなことはまるでなく、 その美しさと迫力に聴き惚れてしまいます。 録音も大変良好で、ウィーンフィルとジュリーニが一体となった名演を安心して楽しむことが出来ます。 エロイカの名演として今後も語り継がれるべき名録音だと思います。 素晴らしかったです。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/25
マルケヴィチ版ということでどんな演奏になることか、と思い聴いたのですが、 全体的に重心が低い、重厚でドラマティックな演奏が聴くことが出来て大変よかったです。 マルケヴィチ版自体なかなか聴けるものではありませんが、 新ベーレンライター盤による演奏が主流となっている昨今、 いい意味で懐かしい演奏が聴けたように思います。 これはもっと評価されていい全集だと思います。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/12
朝比奈隆の第九と言うと、96年の大フィル、 もしくは86年のN響ライヴなどが名演として知られていますが、 この演奏も上記のものに負けない、もっと聴かれてもいい優れた演奏であると思います。 朝比奈の第九と言うと、巨大なスケールの演奏というイメージがあるのですが、 この演奏については、オケが少人数という影響もあってか、 演奏スタイルはそのままながらも、 いつもの朝比奈の演奏とは少し違って聞こえます。 なんていうんでしょう。 室内楽で巨大なスケールの第九を聴かされた感じ、というのでしょうか? それはちぐはぐな取り合わせな気がしないでもないのですが、 意外と耳に心地よく、聴き始めると最後まで聴かされてしまいます。 ティンパニがびしっと締めていて、まったくだれることもありませんしね。 ただ唯一残念なのは、演奏終了直後の「ブラボー!」の絶叫。 余韻も何もなくいきなりなもので、せっかくの演奏を台無しにされたような感じでした。 まあ、これは朝比奈のライヴに付き物の欠点なのかもしれないですが…。 まあ、そんな欠点はあるとしても、演奏自体は本当に素晴らしく、 これはもっと聴かれてもいい演奏だと思います。 自分は好きな演奏でした。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/12/31
高い。ものすごく高い。 けれど、第九好きなら購入して損のないBOXだと思います。 特に、今の時代ではなかなか聴かれなくなってしまった、 重低音の効いた、重厚な演奏、 いわゆるドイツ的な演奏が好きな人にはたまらないと思います。 マタチッチの73年ライヴ以外すべて初CD化されたとのことですが、 どの演奏も聴き入らせるだけのパワーと魅力があります。 ライヴという影響もあってか、みんな燃えているんですよ。 そんな中でも特に個人的に強く印象に残ったのは、 スウィトナーの78年ライヴと、 76年のライトナーのライヴですね。 78年のスウィトナーは、 82年の全集とはまるで別人のように熱く燃えており、 ティンパニが強烈に炸裂したその迫力ある演奏は、 マタチッチの73年ライヴに負けていません。 74年のライヴも迫力ある重厚な演奏なのですが、 まだN響となじみが浅かったためか、 どこかよそよそしい感じがあるのに対し、 この78年ライヴはオケと一つになって完全燃焼して突き抜けています。 これ、ホント、すごい演奏ですよ。 どうして今まで発売されてなかったのか、と思います。 一方、ライトナーは典型の「ドイツ的」な演奏で、 その渋く重たい演奏を聴いていると、 「これ、日本のオーケストラの演奏か?」と思ってしまうほどです。 もちろんサヴァリッシュ、シュタイン、マタチッチ、ビェロフラーヴェクの 演奏も素晴らしいです。 繰り返しますが、これは確かに高いです。 また、NHKホールという会場の影響もあり、 音響は決して良好とは言い難いです。 しかし、第九が好きであるならば、これは聴き逃せないと思います。 ここまで豪華な指揮者がそろって、 しかも燃えに燃えた演奏がそろったBOXは、 なかなかお目にかかれるものではないからです。 80年代BOXも2012年に発売する、とのことですが、 これは期待したいですね。 しかし、昔のN響は今より技量は劣ったかもしれませんが、 豪華な指揮者の下、すごい演奏してたんだなあ、と思います。
7人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/05
第九好きの間やベームファンの間では名演と言われていたようですが、正直あまり期待せずに聴いた1枚でした。しかし、聴いた後の感想は「これは間違いなく名演」とうなってしまいました。大変スケールが大きく、またテンポの揺れも凄まじい、簡単に言えば、かなり劇的な演奏なんですね。4楽章の声楽ソロなど暴走気味なほどに燃え上がっており、これはベームファンはもちろんのこと、第九が好き、という人なら外せない1枚だと思います。録音はモノラルながら、決して悪いものではないので、安心して聴けると思います。ただ、チャプターわけが3楽章と4楽章が少し特殊になっていて4楽章冒頭からは簡単に聴けない仕様となっており、この点に不便さを感じるかもしれませんが、しかし、これは1楽章から最後まできっちり聴きとおさないともったいないです。昨今、ウィーンでベト全を録音した某指揮者の演奏が高く評価されていますが、昔はあの手の演奏をする指揮者はたくさんいたのだなあ、そんな懐古趣味を刺激される1枚でもありました。長くなりましたが、とにかく良かったです。お勧めです。
7人の方が、このレビューに「共感」しています。
8人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/05
80年代のベートーヴェン交響曲全集が格安で入手できる湯鬼なったことはもちろんのこと、60年代の序曲集も一緒に聴ける、というのは大変値打ちがあるように思いました(もっとも、80年代の序曲集は聴けないのですが……)。演奏も確かに70年代のころまでの圧倒的な統率力を誇ってた頃と比べるとほころびが感じられなくもないですが、それでも十分楽しんで聴ける演奏ですし、録音も大変優秀です。安心してお勧めできる交響曲全集だと思います。
8人の方が、このレビューに「共感」しています。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/16
最近録音された第九の中でも、 極めて高い完成度を誇る1枚ではないでしょうか。 最近主流のベーレンライター、ピリオドというと、 自分のような「ベートーヴェンは重厚長大なものこそ本物」と思う人間は、 ついつい脊髄反射的に嫌悪感を示してしまうものなのですが、 この第九は、それでも最後まで聴かせるだけのパワーを持っています。 こういう古楽系の演奏はどうしても、 「ベートーヴェンの真の音楽を届ける」 ことに比重が置かれすぎてしまうきらいがあるのですが、 この演奏ではそこでとどまることなく、 原典を踏まえつつ、自分なりの熱い演奏を披露しており、 今後の第九演奏の可能性を大きく広げることに成功したように思います。 古楽系の隆盛に伴って、少なくとも70年代から80年代まで主流だった、 「重厚長大なベートーヴェン」が鳴りをひそめていくなか、 ロマン主義的演奏を得意とするティーレマンに、 かつての栄光再び、という期待が注がれていて、 自分もそのような期待をする一人なのですが、 ただ、このヤルヴィの演奏を聴くと、 「単に昔懐かしい演奏をしているだけ」ではいけないな、と思いました。 と、少し話がそれてしまいましたが、ともかくこの演奏、 自分のような「懐古趣味」の人間をもうならせるいい演奏だと思います。 録音も優れていますし、聴いて損はないと思いますよ。
7人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/10
隠れ名盤の典型と言っていいベートーヴェン交響曲全集だと思います。 非常に穏やかで透明感のある演奏が披露されていて、 すべてがきらきらと光を放って輝いているようです。 それでいて迫力が失われているか、というとそんなことはありません。 英雄や第九などのような特に男性的な印象を受ける楽曲の完成度の方が高いように思ったのも事実です。 ですから、退屈とか緩慢ということはまるでありません。 ただ、その迫力というのは、厳しさを感じさせるものではありません。 迫力はあってもどこか優しいのです。あたたかいのです。 それは第九を聴けば特に顕著だと思います。 まず注目されることのない全集ですが、 ベートーヴェンの全集を聴く上では外すことは出来ないと思います。
ページの先頭に戻る