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エーテルの風 さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/11

    ベートーヴェンの序曲全集を、これだけの安価で購入できるという意味において、買ってまず損はなく、推薦して間違いはないといえる。
    ただ 安価と言うことなら、歴史的名盤ですら無数に手に入るのが昨今の状況。 ジンマンのこの演奏において、少なくとも「この盤でしか味わえない魅力」のような「味」が欲しかった。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/02

    ジャケットのおどろおどろしいデザインに騙されて(?)期待して聴くと、肩透かしを喰らってしまう。 決してスマートな演奏ではないが、この指揮者のマーラーに見られるような劇的な響きは 希薄…というより皆無に近いだろう。 もちろん悪い演奏ではない。ただ4番ではいつも凄まじい演奏をしてくれるテンシュテットが、8番だとどうしてこうも軽い?のか? 

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     2010/07/31

    押さえどころのしっかり押さえられた、いかにもスタンダードな決定版と言うまとまり方をしている。しかし他の盤を聴いて再度この盤にもどると、波長の合わない箇所が随所に見受けられてしまう。U氏が(この盤を批評してではないが…)『カラヤンは自分にうそをつく演奏をする』と語っていたが、その意味がよく理解できる。
    ただ魅力溢れる箇所も多々あるし、ベルリンフィルとの新盤と比較すればこっちがベターだろう。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/07/19

    まったく期待していなかったせいか、意外とよかった。
    アシュケナージの指揮は、良くも悪くも常に正統的だ。正統的な演奏ではつまらないはずの同曲のはずだが、この演奏にはアシュケナージらしからぬ? 推進力を感じる。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/07/19

    好みで評するなら、同曲中最高の演奏だと思う。
    この曲はそもそも破天荒でキメラのようなヘンテコな音楽で、一言で言えば『キッチュ』そのもの。 マーラーを意識した演奏(バーンスタインやテンシュテット)では消化不良を起こしてしまうし、音符だけを見つめたような演奏(オザワやシノーポリ,あるいはノイマンなども)では味気がない。
    このショルティの名演は、全体を大雑把に捉え、とにかくノリで聴かせてくれる。これはゲイジュツというよりスポーツだ。

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     2010/07/07

    あまりの完成度の高さに、最後の割れるような拍手を耳にするまではスタヂオ録音だとばかり思っていた。音楽的な意味では、天衣無縫な名演と言える。ただ聴いていて「ニュアンス」というか「ファンタジー」というか、想像力を刺激するような要素が希薄だと思う。(ワルターやバーンスタインはその辺がムチャクチャ濃厚)  全くの個人的感想を言わせてもらえれば、「情熱までアタマで作られている」ようなイメージという意味で、シノーポリの指揮した同曲に共通項を感じた。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/07/07

    ディスクで聴ける1950年代のウィーンフィルの録音には、少なくともウィーンフィルらしい音が濃厚に漂っているように思う。その「らしさ」は、 録音技術の発達に比例するかのように、急速にその響きから個性が失われてゆき、カールベームが死去した頃からまったく聴かれなくなる。このアバドの録音がその個性を取り戻したとは決して言えないが、「また新しいウィーンフィルの音を紡ぎだした」と言えば、それは必ずしも否定できるものではないだろう。 アバド/ウイーンpo のコンビで、もっと多数の録音を聴いてみたくなる、そんな一枚。

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     2010/06/25

    例えばその人生を総て”ゲイジュツ”に捧げている様な音楽もある。指揮者で言えば、バーンスタイン、ムラヴィンスキー、小林研一郎 等等… 彼らはそれぞれ個性は違えど、全身全霊で没入しているような音楽を作る(実際の私生活とはまったく関係ありません)
    それ等に対して、「人生あっての芸術よ!」的な音楽を作るのが、例えばこのザンデルリングであり、昭和時代のアバドだろう。 この全集から聴こえてくる音楽は「人並みに結婚して家庭&子供を作り、平凡で幸福なな生活が出来て,初めて素晴らしい音楽も作れるのですよ」と語っているみたいに、精神的な高度なバランス感覚の上に成り立った音楽であることをヒシヒシと感じる。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/11

    カラヤン嫌いも含めて、この選集をカラヤンのベストチャイコフスキーに挙げる人も少なくないと聞きます。僕としても、例えば最晩年に録音されたウィーンpoとの3曲に比べれば、遥かのこちらの方がベターではあります。しかし! これほど垢抜けた演奏をされては、「なにもチャイコフスキーの音楽でなくても言いンぢゃないですか?」と問いかけたくなるのもまた事実。

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     2010/06/05

    テンシュテットはライブ録音が聴きものだと言う。しかし実演を聴いたことのある私としては、「『ライブ』は聴きものだが『ライブ録音』はどんなもんだろう?」という感想を持っている。『ライブ』を聴いた時のことを思い出し「あぁ、ここはこのように鳴っているのだな」といちいち頭の中で変換して、初めて「ナルホド」と納得できるからである。
    その点、テンシュテットのスタジオ録音には、また別のアプローチが感じられ、ことこの全集に関しては 完成度が非常に高い。ただ「最高!」と評せないのは… 声楽付きのナンバーが、他の指揮者の名盤に比べてやや弱い気がするからなのだが…

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     2010/05/26

    ザンデルリングの芸風は、ある意味アバドに似ていると言ったら首を傾げられるかもしれないが…。双方とも、人生を総て音楽に捧げたような狂気を帯びた芸術性が感じられない点、それにもかかわらず、作り上げられた音楽には 他の追随を許さないまでの音楽性が認められる点 など。このマーラーの9番に、そう言った意味で成功している指揮者は、ザンデルリングとアバドくらいだろうと思えた。

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     2010/05/11

    「フルトヴェングラーのブラームスは暗い」「アバドのブラームスは明るい」のような批評には、「音楽は精神的なもの」という観念が無意識に内在しているという現われでもある。
    しかし、ここに聴けるクラーバーのブラームスは「ノリで体感する」音楽であり、他の演奏とはまったく次元の違う演奏でありその存在価値は計り知れない。 そこまで褒めておきながら★3つ というのは…… 
    この演奏が「ブラームスである必要性」を感じないのだ。

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     2010/05/08

    アルゲリッチにしては,ブチ切れ方がスポイルされていると言えるかもしれない。だが逆に言えば,押さえの力(反作用?)と相まって、したたか密度の濃い演奏になっているとも言える。
    数多あるアルゲリッチの同曲(1番)の中で、ファーストチョイスに挙げるならこの1枚で決まりだ。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/08

    ザンデルリングの演奏には、芸術家としての「毒」は希薄だと思う。”人生の全てを音楽に捧げました的”な狂気?をあまり感じないのだ。(そういう意味では、若かりし頃のアバドがそうであった) ただそれにしても上手い! とにかく音楽家としてのセンスは抜群だ。 そしてカラヤンのように 技巧で作り上げたような努力の跡 が見受けられない分、天性の才能を感じさせる。とにかくこのラフマニノフの第2交響曲を,図々しくも?これほどまでにドイツ風に演奏して、そして完全に成功させてしまう手腕には脱帽です。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/08

    モーツァルトの35番なんていう交響曲は、毒にも薬にもならないと思っていたが、この演奏は聴き入ってしまい また何度でも聴きたくなる。ラヴィノヴィチとはナニモノなのだ? 他ではどんな演奏をしているのだろう?
    アルゲリッチには、ショパンの第1番の名演はいくらでもあるが、この演奏は デビューのライブ盤と双璧を成す ベスト盤なのではなかろうか?

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