トップ > My ページ > 好事家 さんのレビュー一覧

好事家 さんのレビュー一覧 

検索結果:116件中106件から116件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/11/08

    いずれも難度の高いテクニックが要求される作品が収められていますが、アムランは鮮やかにハードルをクリアしています。リットンの指揮もアムランに触発されたのか、いつもの彼より燃焼度の高い熱演となっています。このCDのセールスポイントはシチェドリンの第2番が入っていることで、特に第3楽章(第3部?)は私のツボにぴったりはまり、思わずニンマリしてしまいました。具体的には聴いてのお楽しみということで、種明かしはしないでおきます。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/27

    最近BSで放送されたN響定期公演でも巨匠の風格を漂わせた演奏を聴かせ、今この指揮者は充実の時を迎えていると感じましたが、本SACDも全く同様の感想を持ちました。自然体なのにスケールが大きく力感にも溢れ、そして細部にまでしっかり神経の行き届いた表情豊かな演奏は、北欧の音楽の素晴らしさを満喫させてくれます。またセッションで入念に録られた録音もホールの響きの美しさを余すところなく捉えています。余談ながらもうすぐ尾高さんは新国立劇場のオペラ芸術監督に就任されますが、ぜひオペラも聴いてみたいと思います。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/28

    期待して聴きましたが二つの点で物足りませんでした。まずは録音。オーケストラの音場が奥まっていて弦の厚みや生々しさが感じられず、そのため全体が平板な印象を受けました。次は演奏(というかオケが発する音そのものについて)。欧米のトップオーケストラと比較するつもりはありませんが、音に彫りの深さやコクが全くないため、ただ大音量を発しているだけという結果になっています。そのためシーンごとの描き分けができていない一本調子の演奏、というのが正直な感想です。この結果は指揮者にも問題があるとは思いますが。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/01

    新ウィーン楽派は難解な音楽ではなく、多彩な表現が詰め込まれた傑作揃い。ということを教えてくれたのがこのセットです。磨きぬかれたアンサンブルでありながら、少しも硬質なところのない、むしろ軽妙で自在な表現は他の追随を許さないレベルかと思います。指揮者で同じことを感じさせるのがジェイムズ・レヴァインなんですが、彼の振る『ルル』のなんと多彩で表情豊かなことか。こうした演奏で聴く新ウィーン楽派は、無類の楽しさを提供してくれます。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/22

    エステ荘の噴水さんの感想に全く同感です。私は彼らの残した録音は全て聴きましたが、定評のある新ウィーン楽派はもちろん、シューベルトの弦楽五重奏曲とベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲に見られる軽妙な演奏には、他のアンサンブルにはない練達の味わいを感じます。彼らが「なぜベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲を演奏するのですか」と問われて、「演奏せずにおくには曲が良すぎるから」と答えたのが忘れられません。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/17

    4月にニューヨーク・シティ・オペラで観ることになり、予習しようと思って購入しました。声楽、器楽とも達者な顔ぶれが揃っていて、全3幕正味3時間かかる大曲がとても短く感じられました。通常のDVDですが画質、音質とも良好で、ヘンデルのオペラをもっと観ようという気になりました。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/17

    これまでに出たゲルギエフとLSOによるマーラー・シリーズの中で一番優れた出来と感じました。最近は超多忙のせいか味気ない演奏も散見されますが、ここでは深く作品に共感した丁寧な仕上がりで、ゆったりとしたテンポで進む第4楽章が特に印象的です。ソプラノ独唱はやや年を感じさせる声ですが、響きは美しく過度でないビブラートも好感が持てます。「パロディとしてではなく歌ってほしい」と希望したマーラーもこの演奏を聴いたら喜ぶのではないでしょうか。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 12人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/25

    個々の奏者の技量、練り上げられたアンサンブル、表現の彫りの深さ、音の美しさ、いずれをとっても最高レベルではないでしょうか。少なくとも私には全く批判の余地が見つかりません。特に『第7番』と『第16番』はこれまでに聴いた演奏で最も感動しました。普段は敬遠するEMIの硬質なサウンドが、ここでは別のレーベルのように素晴らしい響きで堪能できます。

    12人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/13

    音質重視の私が購入したのは某書で絶賛していたからですが、残念ながら私の許容範囲をはるかに超える劣悪な音質のため、最後まで聴いているのが辛かったというのが正直な感想です。カペー・ファンの方には怒られそうですが、盛大な雑音の彼方から想像力を駆使して演奏を楽しむのは、私の音楽鑑賞の基本線を逸脱してしまいます。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/08

    ドヴォルザークの弦楽四重奏曲は第12番「アメリカ」だけが有名で他の作品はほとんど演奏されませんが、この全集を聴いて認識を改めました。第10番・13番・14番はドヴォルザークの隠れた一面を垣間見るような奥行きの深い作品で、名旋律の宝庫ともいえる第12番がむしろ例外的で外面的な印象すら受けました。ただし第3番は演奏時間69分超という長尺モノで少し退屈しましたが。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/30

    2枚組のCDを既に持っていましたが、リマスタリングに惹かれて購入しました。実は2枚組の方は1度しか聴いておらず、今回久しぶりに聴いてなぜかが分かったような気がしました。この演奏、現場に居合わせたら金縛りにあったような感動を受けたと思いますが、リスニングルームで楽しむには凄すぎるというのが率直な感想です。音質は広大なダイナミックレンジと弱音の美しさが両立した、この時期のライヴとしては秀逸なものと思います。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:116件中106件から116件まで表示