CD 輸入盤

新ウィーン楽派の弦楽四重奏曲集 ラサール四重奏団(4CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL9016
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

1968年から1970年にかけてドイツ・グラモフォンにおこなったセッション・レコーディングのライセンス発売。弦楽四重奏の世界に新風を巻き起こした大胆なグループ、“ラサール四重奏団[1949−1987]”の偉大な業績を代表する優れたセットで、新ウィーン楽派の弦楽四重奏曲を11曲集めています。
 レコーディングにあたっては、各人が楽譜を筆写するという、なんとも気合の入った準備ぶりがすでに伝説ともなっています。こうした努力が近現代音楽のカリスマとして彼等を君臨させることになったのかもしれません。
 ここでの演奏にも厳しい練磨のあとは如実に現われており、単にドライに演奏するだけのシンプルなスタイルは敢えてとらず、作品を血肉化したことの証ともいえる濃やかな表現が、シェーンベルクたちを聴き手に近づけてくれるのが嬉しいところです。日本でも初登場時にレコード・アカデミー大賞を受賞した、まさにラサール弦楽四重奏団による不滅の金字塔と言うべき一組です。

CD1
・シェーンベルク:弦楽四重奏曲第1番ニ短調 作品7 (1905)
・シェーンベルク:弦楽四重奏曲第2番嬰ヘ短調 作品10 (1907/8)
CD2
・シェーンベルク:弦楽四重奏曲第3番 作品30 (1927)
・シェーンベルク:弦楽四重奏曲第4番 作品37 (1936)
CD3
・シェーンベルク:弦楽四重奏曲ニ長調 (1807)
・ヴェーベルン:弦楽四重奏のための5つの楽章 作品5 (1909)
・ヴェーベルン:弦楽四重奏曲 (1905)
・ヴェーベルン:弦楽四重奏のための6つのバガテル 作品9 (1911/13)
・ヴェーベルン:弦楽四重奏曲 作品28 (1937/38)
CD4
・ベルク:弦楽四重奏のための抒情組曲 (1926)
・ベルク:弦楽四重奏曲 作品3 (1909/10)

 ラサール四重奏団
  ワルター・レヴィン(第1ヴァイオリン)
  ヘンリー・メイヤー(第2ヴァイオリン)
  ピーター・カムニツァー(ヴィオラ)
  ジャック・キルステイン(チェロ)
 マーガレット・プライス(ソプラノ)

 録音:1968-70年(ステレオ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. SCHOENBERG: String Quartet No.1 Op.7: I. Nicht zu rasch 12:02
  • 02. II. Kräftig 11:48
  • 03. III. Mäßig 11:53
  • 04. IV. Mäßig – Heiter 7:26
  • 05. String Quartet No.2 Op.10: I. Mäßig (Moderato) 5:55
  • 06. II. Sehr rasch 6:43
  • 07. III. Litanei. Langsam 5:40
  • 08. IV. Entrückung. Sehr langsam 10:56

ディスク   2

  • 01. SCHOENBERG: String Quartet No.3 Op.30: I. Moderato 8:57
  • 02. II. Adagio 8:17
  • 03. III. Intermezzo: Allegro moderato 6:52
  • 04. IV. Rondo: Molto moderato 6:14
  • 05. String Quartet No.4 Op.37: I. Allegro molto. Energico 9:06
  • 06. II. Comodo 7:10
  • 07. III. Largo 7:31
  • 08. IV. Allegro 8:03

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総合評価

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新ウィーン学派。 ぶっちゃけ大半の人にと...

投稿日:2013/03/01 (金)

新ウィーン学派。 ぶっちゃけ大半の人にとっては、まず頭が痛くなるような音楽だろう。 だって、複雑・難解・学術的・顕微鏡で覗いてるみたいと言われれば、まあそうでしょうねと思うもの。 じっさい私もはじめヘッドホンで聴いていた時は、頭が痛くて嫌になりそうだった。 けれどそれじゃなんか悔しいので(?)、見方を変えてみよう。 そして自分がクラシックを聴く前にはまった、 プログレやエレクトロニカ(IDM)を聴くような耳(視点)に切り替えて スピーカー越しに聴いてみると、だんだんこの刺激が心地よく感じられてきたのだ。 /たとえばAutechreに惚れたときもそうだったが、刺激が強く敷居の高いアートは、 いったんその刺激になれてしまうと、もう他では代用できないくらいのめり込んでしまえる。 独自の刺激が心地よく感じられてくるのだ。 そんな感じで、ここ数日はウィーン古典派と交互に聴くのが気持ちよくなってきた。 自分なりに緩急をつけながら聴いた方が、惰性にのまれず、いつまでも刺激的な聴体験が出来るからだ。 /20世紀ならではの、混沌の音楽。 あたらしい世界を切りひらこうとする音楽。 プログレやIDMの元祖っぽいとこがあるかも、と思った。 それになんだか、「哀しい」かんじがしたのだ。 激動の時代らしい、混沌とかなしみのラインをえがいて音符が踊っている、と捉えたら考えすぎだろうか。 /こういう共感ができるのも、このラサール四重奏団の演奏に「血の流れ」が感じられるからかもしれない。 各人が楽譜を筆写して演奏に臨んだとは、なるほど、いっけん無機的にも見える音の並びを見事に生き生きと、つややかに表現できている。 音符の「こえ」がきこえてきそうなのだ。 /これとカラヤンの3枚組であれば、 難解と捉えられて避けられてきた新ウィーン学派とも自分なりのつきあい方を見いだせるのかもしれない、と感じた。 /あらたな聴体験をおさがしのかた、ちょっと現代音楽でもいかがでしょうか。

yumeno さん | 福岡県 | 不明

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シェーンベルクの1,2番は力強いロマンに満...

投稿日:2010/05/29 (土)

シェーンベルクの1,2番は力強いロマンに満ちている。3,4番になると深味がグッと増し、音楽的意味あいも濃くなる。プライスのソプラノは上手いが、ややストレートな表現か。個人的にはもう少し神秘的な表現が好みだ。ベルクの叙情組曲は弦楽合奏版で味わえない緊密さに満ちている。素晴らしいセットだ。惜しむらくは、浄夜と弦楽三重奏の名演が入っていない。とはいえ、星5つは当然だろう。

長米名人 さん | 東京都 | 不明

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新ウィーン楽派は難解な音楽ではなく、多彩...

投稿日:2010/05/01 (土)

新ウィーン楽派は難解な音楽ではなく、多彩な表現が詰め込まれた傑作揃い。ということを教えてくれたのがこのセットです。磨きぬかれたアンサンブルでありながら、少しも硬質なところのない、むしろ軽妙で自在な表現は他の追随を許さないレベルかと思います。指揮者で同じことを感じさせるのがジェイムズ・レヴァインなんですが、彼の振る『ルル』のなんと多彩で表情豊かなことか。こうした演奏で聴く新ウィーン楽派は、無類の楽しさを提供してくれます。

好事家 さん | 千葉県 | 不明

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