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蓮華人 さんのレビュー一覧 

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     2009/07/30

    お国のスウェーデンでは、泣く子も黙る「大歌手」でございます。ユスィ・ビューリンと書きたいところですが、ユッシ・ビョルリングだそうです。子どもの頃はビョーリングだったかな? 49歳で他界され、これからだっただったのに、と惜しまれた彼の、若かりし頃の名唱がたっぷり聴けます。オケがボロボロだったり、針音も忙しいですが、美声が妨げられることはありません。さすが「大歌手」。限定版売れ残りを叩き売っていただきました。ごちそうさま。

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     2009/07/21

    限定盤ありがとうございました。ナチに睨まれ、からくもウィーンから米国に逃れたウクライナ出身(帝政ロシアですが)のキプニスの名唱が針音も爽やかにしっかと聴けました。ニンバスの丁寧な復刻に感謝します。キプニスと言えばフィデリオ。ヒトラーはこの楽聖のオペラが大好きだったというが、花形のキプニスは聴けなかった。平和の時代。CDとはいえ生々しい音質で聴けることを、心から喜びたいと思います。

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     2009/07/10

    なぜ小夜曲なのか。小夜は「さよ」と読みは単に夜の意味だが、音楽を意味する曲につながったのはセレナーデの邦訳から。別に夜曲という日本語もある。蘇州夜曲のように。しかしベームの場合、頭に小を振るのは無理。どう聴いても「大夜曲」だろう。まあ重々しくも立派で、感動的でもある。よろしいのでは。ところで辞書では「さよきょく」と読むらしい。ほんとにそれでいいの。

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     2009/07/10

    凡庸という、まあクリップスに対する独断と偏見がありました。ワルターの揺らぎもなく、カラヤンの派手さもなく、ひたすら音楽の良き公僕のように坦々とアンサンブルを紡いでいく。まあこの年になって、やっとその良さを再確認できたのも、残念ながら1000円以下の「持ってけ泥棒」てき価格のおかげです。

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     2009/07/09

    なんでクリーンなんでしょうか。ウィーンの友人は同じ綴りでクラインと呼ばれてたような気がするのですが…。まあ「暗いん」より清潔感漂うクリーンなんでしょうな。「煌めくような透明感」という訳の分からないキャッチフレーズもありました。懐かしく、いとおしく聴いております。

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     2009/07/09

    さすがにジャズとは縁遠いグラモフォンでありますから3枚目はクラシックオンリーになってしまいました。残念。でも他では感じられない空気感がよろしい。ウーム此処は伯林、はたまたレーパーバン。どんなにいかがわしくても堅く冷たい雰囲気が漂っていて実に不気味、最高です。

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     2009/07/01

    若くして最盛期を迎えた感のあるマーク。「売らんかな」のメジャーレーベルと袂を分かち、南欧で「悠々自適」の指揮者暮らし。ARTSレーベルに残された彼の仕事は、まさに「音楽」そのもだと思う。媚びへつらうことなく、真摯に音楽に取り組む姿が、この16枚のどれもからも窺える。ユニークというHMVの評は全く正鵠を得ていない。くそまじめ。本来ある音楽を最も「善きもの」として伝えてくれる「伝道者」だと思う。

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     2009/07/01

    メシアンのスペシャリストだけに説得力ある演奏。静・清・精のプレリュードと動・堂・怒のエチュードと対比的なプログラムはLPのA・B面的。作曲年が離れている前奏曲と練習曲をピアノジャンルの名称で組み合わせた「定番的選曲」。ただメシアンといえば大作が多く、まあ一つの雰囲気に包まれながら溺れるように聴く雰囲気だけに……まあ前後半、分けて聴きましょう。

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     2009/06/30

    なるほどイタリアの室内オケという紹介が、正鵠を得ておりますなあ。下手。さらに「所詮刺身のツマ」と言わんばかりのブロンツィの油濃っく、行け行けドンドンの演奏も、ただごとではない。じゃ×かというと、これがまた宜しい。オケが下手なのはわざとで、古楽器のアルカイックさを表現したと思い、おそらくチェロもボッケリーニが、かくのごとく演奏したと思いましょう。だって誰もその時代の音を聴いたことがないのですから。

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     2009/06/24

    音楽録音の「世界遺産」があるとすれば、おそらくその第1次選定の一つに挙げられるだろう、まさに神が人類与えた奇蹟だ。まあ3作品が並んでいるので、4番以外のどちらが「最高か」という論議を別にすれば、すべての最高が揃ってしまった。おそらくこのセットがなければ、チャイコの扱いも、まあ若干低めになったかもしれない。それはさておき、5番が股裂きになるのは悲惨。どうして2枚に納める必要があるのだろう。はやく自作編集のコピー5番から卒業したいのだが。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/06/12

    なんでアンセルメでシベリウスを聴かなきゃいけないんだ。エスプリのフランス音楽や、複雑な拍動をさらりと聴かせたロシア急進派で名を博したアンセルメ。殷々浪々、細やかさより、膨張する音のマッスを、さらに大仰に聴かせるのが「定番」のシベリウス「2番」には向いていないのでは。さらに誰もが煽るように棒を振る聴かせどころも無視。その上、休符も必要以上にためて音楽を細かく膨らまそうとしない。だが巨匠はきわめて折り目正しく、また曲全体を視野に置き、いきり立つことなく最後のクライマックスを感動的に迎えられるよう、ある意味「計算」で音楽を突き詰めているような気がする。

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     2009/06/11

    田園を聴いてほしい。第1楽章は実に穏やかに、静謐といっても過言でないほど禁欲的な棒の進めだ。これがアーノンクールなのかと思えるほどだ。続く第2楽章も、本来の造りがそうなのだから、一層、内向的な風情を見せる。しかし、ほとんど音楽は弛緩すること無く、聴く方も研ぎ澄まされたような緊張感を持たされる。いったいこれは何なのだろう。異端児が円熟を迎えたとき、その登場口での軋轢が大きかったが故に、私はアーノンクールが器を超えた仕事をなしえたのだと感ずる。楽聖がそうであったように。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/06/09

    あらゆるブルックナーのアンソロジーと別格で扱うべきだと思う。演奏の出来をとやかく言う必要はないと思う。指揮者もオケも全集を構築して、その成果を世界に問う水準とは思えない。単に教会の長いばかりの残響を、そのまま残して録音したという暴挙であり、快挙だ。ブルックナーは当然、教会で演奏されるという大前提では書いていない。しかし、おそらく試演、あるいは練習と称して、教会にオケを入れて自らの作品を聴いていた?。通常のホールでは、何故というゲネラルパウゼが、壮大な宇宙に繋がるイメージを喚起する。その音響を良しとした。そう思えるほど、面白い。

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     2009/06/09

    ダヴァロスの指向性がようわからん。ワグナーであんなにドロドロとドグマを流し込んでいたのに。まあサッパリ髭を剃り落としたようなクレメンティ。まあ音楽的にそれほどドーノコーノという程の物でもないし、余り真面目にやられると不気味だし。でも、やっぱりやりました。手抜きなし。空前絶後の超一級演奏で奇蹟のようなクレメンティ。

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  • 19人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/06/06

    1997年。バブル期突入で金余りの時代がスタート。15万円近くするブラームス大全集が登場、アニバサリーだから、もう2度と出ないかも知れないと、一家言を持っている方々は、揃ってお買い求めになった。私は指を咥えました。ベームの交響曲全集や主だった作品を買い揃えたばっかりだったこともあります。でもCDに合わせた企画でなかったが故に、やがて新録音も出るだろうと、甘い考えを抱いていました。それが…こんな価格で買えるとは。ごめんさい。

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