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蓮華人 さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/04

    今までの選集のほとんどがダブりだったが、これは半分は棚にないので、まあ良かったと言うか、買わなかったことを恥じるべきか。おそらくアルゲリッチらしさが一番良く発揮できる分野なのに、多少選曲が地味目なこともあり、まあ買いそびれていたと弁解させてください。でも、こうして纏めて全部頂けるとは果報者です。次はクレメール&マイスキーとの「デュオ録音集」かな。こちらは全てお買い求め済みだが、まあ買ってしまうのでしょう。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/04

    怒られるかもしれないがベートーヴェンの第5を掛けるのにはちょっと気恥ずかしさがある。超有名作ということもあるが、単純な8分音譜の刻みを大仰に叩き付けさせようとする曲自体の陥穽があって、そこにまんまと落とし込められてしまう所為なのかもしれない。3楽章での3拍子の刻みのように、また3連譜であれば、いくら大仰でも堂々としておかしくはないのだろうが。その意味で一番、衒いなく聴けるのがケンペだ。実に格好いい。最初の3つの音はきちんと8分音譜で、次は3連譜的な刻みを掛ける。第二主題へのブリッジ部分での出も、やはり3連譜的だ。再現部の冒頭でも、きちんと3つの音に3連譜的なアクセントを明確に付けさせている。手練手管と言えばそうだが、見通しよく、音楽の根幹に流れているものが力強く感性を揺るがす。こうした融通無碍さは伝統に裏打ちされたものなのだろう。違和感は全くなく、明確にして流麗な演奏は最後の最後まで楽しませてくれて、その意味最高なのだが、何か残るものがあるかと言えば…。「いい演奏だったね」と言う音楽面的な満足感にとどまっているような、そんな気もする。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 20人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/04

    なんで111がアニヴァサリーなんだ。それも111枚ならともかくも50枚とは…などと書き込んだからではないが、「エディション2」という逆襲を喰らってしまった。とほほ。「エディション1」て謳ってなかったじゃん。詐欺だよな。告発したいところだが、これまた驚き桃の木山椒の木の素晴らしさで、とりあえず起訴猶予。古いところは、まあこんなものだろうが、ハーン、ホープ、アリス、ユジャワンなどフレッシュどころの「気になる一枚」も廉価版化を待たずに、いきなりこの価格。さすがDG、太っ腹。こちらも体形にあわせて太っ腹にクリック。あーあ、こんなに買えて幸せ。

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     2010/09/03

    高名なわりに、手持ちのディスクが少ない。LP時代。確か良く聴いたような気がするのだが…。夢、幻だったのかな…。でも何かの機会で、ふと思い出し、絶対、聴きたいと買い集めれば、大変な出費になっただろう。と句読点ばかりが並ぶほど、素晴らしい選集が、こんなにお安い金額で。オリジナルは、まあ、入門編的な選曲で、ちょっと大時代だが、それはそれ。余計なことを考えなければドップリ、じっくり、カバリェのピュアなソプラノを、名曲の数々とともに楽しめ最高!

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/03

    素晴らしい美音。それにどこか人の声のような息遣いを感じる。ファリャのべリオ編(そんなのあったんだ)の7西国民歌がいい。ヨーテボリ管のアンサンブルも整っていって、まあ、いまひとつリズムに乗り切れない向きもあるが、良しとしましょう。ヴォカリーズも弱音器を巧みに使い、地の最弱音との変化が素晴らしく、最後の盛り上がりでは重ねられた音の一番最後で、思わずジーンときてしまう。魔笛はソプラノの超絶技巧の分散和音は、モーツアルトがラッパで考えたのではと思うぐらいぴったり来すぎで、あっけらかん。いずれにせよ最後まで楽しみました。丸。

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     2010/09/03

    「太陽のフルート」と言うタイトルとは全く違ったイメージのアルビのアダージョで冷やかにスタート。続くドビュッシーもどこか曇り空。グルックに至っては、次第に雪が降りそうな気配。別に北欧という先入観ではありません。ジャケットのユニヤ夫人は明るく屈託のない感じなのに。とっても涼しい日差しなのです。旦那のロベルト君が編曲したモルターがとてもいいので、星一つサービス。

     

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/03

    何と言えばいいのだろう。ごった煮ではちょっと失礼だろう。素材には量販ディカウント定番「RPOシリーズ」でザンデルリンク末息子が振った超名演の「スコットランド」や、SCANDINAVIAN CLASSICSの廉価版で一番の売れ線のディナースタイン嬢(05年デビュー)と老練チェリストとのデュオも「録音年不明」となっているが「最新録音」?。旧録ではサージェントのユリアのように、行方不明状態?だったのものまで、その間の経緯はまあさておき的に、ごく当たり前の顔で並んでいる。まあ「闇鍋」のようでもあるし、それぞれ美味しいものを突っ込んだ「チャンコ」のようでもあるが…。まあ、最高級素材を集めた「寄せ鍋」としておきましょう。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/02

    ムラビから小澤まで、果たして何セット買ったのだろう。もういい加減にチャイコの後期交響曲からは卒業すべきだとは思う。でも例えばシャンドスのモスクワ録音なんか「きっとよさそうじゃない」と、心のどこかで思ってしまう。そうした軟弱なリスナーの弱点を見事に突いたセット。どれも持っていない。悔しい、買わなければいけないなんて!

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/31

    渋い。とてもスターウォーズのJWと同一人物とは思えない、ファゴット協奏曲では、各楽章の中間部でチラリと華やかさを醸し出すが、それでもノーブル。武満徹がアカシアをテーマにして書いた「トゥリー・ライン」は極めてデリケートな音の配列と重なりがあり、「JWの棒では」と心配したが、作品の出来がいいのか、まあ合格点。いつもワンパターンで困ってしまうことが多いのだが、ホヴァネスの交響曲は各パートの差異を明確に描き出し、ちょっと劇伴ぽいところもあるが、逆に効果的に描き出したという、良い結果がでたようだ。ピッカーの小品も、聴き終わると深いため息が出るような素晴らしい作品。JWの「本格的クラシック」モノとしてはベストかもしれない。

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     2010/08/31

    ある意味、室内楽、とくにフルートとピアノによるデュオは、日本の風土から生まれた作曲家の「国民楽派」的な容貌を一番いい形で伝えられる手段かもしれない。台湾出身の江を含め、調性感が明確で、フルートが奏でる旋律にも5音階も聴かれて「日本的」。小川嬢の声も低くやわらかで聴きやすい。不思議に聴くことが多い一枚。おそらく、聴いている日本人たる私が、日本人である故かもしれない。

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     2010/08/31

    わたくしもシャンドスのVol1とVol2を併せて4倍ほど払って買った部類の一人。負け惜しみを言いたいところだが、止めましょう。フォンクの棒は切れ味よく、折衷的と言われるアルフォンス君の労作を実に丁寧に、また共感をもってハーグROのメンバーとともに再現している。基本はエンターテイメント。バロックから後期ロマンまでの良いとこ取りだが、全て格調ある真面目なたたずまい。オランダ人らしく実に計算が行き届いているが、大衆路線には乗れず、忘れ去られてしまう運命をたどったようだ。しかし、流し聴くだけでも十分に楽しめ、とくにVol1は買い物だった。評価的には声楽の入ったVol2の方が上のようだが…。

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     2010/08/27

    「大定番」!…定番と書いたらなら文句の一つも言おうと思ったんだが、まあ「大」が付いてるから、別個のものなのでしょう。「肩が凝らない」!…確かにフィジカルな評価なので、音楽的なコメントするのはやめましょう。しかし、実に不気味なスーザ。吹奏楽を心から愛する人たちには「ただの雑音」。シンフォ二ストとしての故B氏の業績を尊ぶ人たちからすれば「全くの番外」。だが国内外で、時折思い出したように再販される。スーザといえばイーストマンやら英国系の管楽グルーブでの名盤は少なくない。英国の軍楽隊も、まあそれなりの音源をもっている。なのに私的には「忘れたい」としていたNYフィル盤が出てくる。どんなに悪くても忘れるな。星条旗も「永遠なのだから」……。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/25

    クラシックのCD。それも地味な歌曲集で、またツェムリンスキーという「ヒット曲」のない、周囲のマーラーやベルクという近代音楽の「ヒットメーカー」との関連付けで「著名」な作曲家の、さらに職業音楽家として世に出ようと一生懸命に書き込んだ作品をどう評価するか…。まあ、はっきり言ってどうでもいいでしょう。どれもこれも心にしみる素晴らしい歌曲が連なっている。音楽技法的には調性音楽として行き詰っていたはずなのに、実に自然。しかし聴いたような、似たような雰囲気を感じさせない。また突拍子もなく変節させたり、無理難題を解き解くような阿漕なこともしない。窮めてオーセンティックに「独創性」と導き出している。演奏もボニーとオッターの女声陣が、説得力ある表現で静かな情熱を燃やし感動を呼ぶ。DGの「高価」な2枚組で買った者からすれば、この値段はと思うが…。まあ、より多くの人に聴いてもらえればということで、最高を。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/19

    ほとんどがダブル上に、アンソロジーとしての集積性が不足していて、まるで「余りものを纏めました」というような如何わしいセット。S社のポリシーというか姿勢というか、まあそうしたものをちょっと疑ってしまう。持ってない人にとっては、「名演集」が安く買えるのだからラッキーかな。買う気は余りないのだが、バックアップということで買ってしまおうかな。あーあ、根性なし。

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     2010/08/19

    いつか出るだろうと思っていましたが、やっとやっぱり。5番はバルビローリとともに良く聴いた一枚。対極的だが、レヴァインのオケの響きが輝かしく、軍配を上げたわけではないが、針を落とす回数は多かったように思う。2・8番がなく全集でないのは残念だが、内容十分。1番、4番も思い出が多く、ちょっとしたセンチメンタルジャーニーが楽しめそうだ。

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