CD 輸入盤

交響曲集 レヴァイン(10CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697686092
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

【表記間違いについて】
当セットでは、交響曲第3番のオーケストラ名が誤ってフィラデルフィア管弦楽団と印刷されていますが、実際にはシカゴ交響楽団です。メーカーではつくり直しはおこなわないということですので、あらかじめご了承の上、お求めくださるようお願いいたします。


レヴァイン/マーラー交響曲集(10CD)
RCA・8レコーディングス

1974年から80年にかけてレヴァインがRCAにおこなったマーラーの8つの交響曲の録音を集大成したボックスセット。廃盤で入手できない状態が続いていたものが多いため、今回のセット化は朗報ですが、初回生産限定盤のため流通期間は短くなるものと思われます。

【天才指揮者レヴァインの誕生】
10歳でピアニストとしてデビューしたレヴァインは、その後、ルドルフ・ゼルキンや、ジョゼフ・レヴィン、ジャン・モレル、そしてラサール四重奏団のワルター・レヴィンといった巨匠たちの薫陶を受け、さらに1965年からの5年間はジョージ・セルの助手を務めて実力をつけていきます。
 そうした努力が実って、1970年、27歳でフィラデルフィア管弦楽団で指揮者デビューして成功を収め、同年、サンフランシスコとウェールズではオペラ・デビューして評判となり、翌年にはメトロポリタン歌劇場にも登場、1973年にはシカゴ交響楽団のラヴィニア音楽祭音楽監督に就任するという、プロとして華々しいスタートを切ることになったレヴァイン。
 キャリアの初期に、ピアノ、室内楽、コンサート指揮、オペラ指揮という4つの部門で腕を磨き、それぞれの分野で活躍していたレヴァインの才能にはすごいものがありましたが、レコーディングでもそれは確認することが可能です。ごく初期の録音はEMIだったものの、1973年にはRCAへの録音が開始され、以後、1984年までの11年間に数多くの注目盤が制作されることとなります。

【交響曲第1番】
1974年8月録音。マーラー録音第2弾。プレヴィン時代のロンドン交響楽団を指揮した演奏で、若きレヴァインならではの活気に満ちた演奏は実に快適。第4楽章のコーダにおける爽快感も聴きものです。

【交響曲第3番】
1975年7月録音。金管楽器の大活躍するこの作品でのシカゴ響の起用は大成功。力に満ちたトゥッティから繊細なハーセスのポストホルン・ソロにいたるまで、全編魅力的なサウンドに彩られています。レヴァインのオペラ指揮者としての才能もこの作品ではよく生かされており、その歌いまわしのうまさが第6楽章に独特のしなやかな美感をもたらしています。ラヴィニア音楽祭での圧倒的な成功を受けて録音された注目の演奏です。

【交響曲第4番】
1974年7月録音。レヴァインのマーラー・サイクル第1弾となった第4番は、見通し良いフォルムの中に爽やかな叙情を投影したまとまりのよい演奏で、ブレゲンの清楚な歌ともども曲趣をよく汲んだ解釈が聴きもの。シカゴ響の強靭なサウンドが炸裂する第1楽章展開部の大詰めと、第3楽章の最後の迫力はもちろん、全体に生き生きと躍動する演奏が作品にピッタリの内容に仕上がっています。

【交響曲第5番】
1977年1月録音。LP時代人気の高かったベストセラー盤で、細部まで雄弁をきわめたアプローチが、作品の饒舌さをさらに強調し、ダイナミックに盛り上げまくる手法はとにかく快適。アダージェットも綿々と歌われますが、どうせやるならやはりこのくらい美しくやってもらいたいものと思わせてくれます。フィラデルフィア管の名人芸を堪能できる快演。

【交響曲第6番】
1978年2月録音。力強い集中力を見せる冒頭から、緊迫感みなぎるエンディングまで、全編に渡って充実した仕上がりをみせた高水準な演奏。多彩な構成要素へも巧みに目配りされており、第4楽章でもクライマックスを壮絶に響かせていて聴きごたえ十分です。

【交響曲第7番】
1980年7月録音。第7番は、錯綜とした複雑な作品に聴こえがちな音楽ですが、レヴァインの演奏は非常に明晰であり、しっかりした枠組みの中で、ティンパニのドナルド・コスはじめシカゴ響の名人芸が最大限発揮されているのが聴きもの。細部までよく歌いこまれた解像度高い演奏です。

【交響曲第9番】
1979年1月録音。レヴァインのオーケストレーションへの鋭い感覚はさすがで、複雑膨大な第1楽章にあっても、さながらオペラの登場人物を扱うかのようにそれぞれの構成要素を表情豊かに演奏させており、拡大されたソナタ形式の巨大な伽藍が、コーダに向かって崩れてゆくさまが巧みに描かれています。29分を超える第4楽章も素晴らしく、フィラデルフィア管の高性能な弦楽セクションの能力をフルに生かしたその演奏は、遅いテンポにも関わらず、終始美しさを保って見事というほかありません。

【交響曲第10番】
1978年4月&1980年1月録音。デリック・クック第3稿第1版によるレコーディング。全曲演奏時間82分弱という、数ある10番の中でも最もゆったりしたテンポが設定されており、オーケストラの響きが素晴らしいこともあって、両端楽章など実に美しい仕上がりとなっているのが特徴。一方、終楽章の打楽器の迫力には凄いものがあり、そうした耽美的な横の流れに強烈なコントラストを与えることに成功しています。(HMV)

【収録情報】
マーラー:交響曲集
Disc-1
・交響曲第1番ニ長調『巨人』(1974)
 ロンドン交響楽団

・交響曲第10番嬰ヘ短調第1楽章(1978)
 フィラデルフィア管弦楽団

Disc-2
・交響曲第10番嬰ヘ短調第2〜5楽章(1980)
 フィラデルフィア管弦楽団

Disc-3
・交響曲第4番ト長調(1974)
 ジュディス・ブレゲン(S)
 シカゴ交響楽団

・交響曲第7番ホ短調『夜の歌』第1楽章(1980)
 シカゴ交響楽団

Disc-4
・交響曲第7番ホ短調『夜の歌』第2〜5楽章(1980)
 シカゴ交響楽団

Disc-5
・交響曲第5番嬰ハ短調(1977)
 フィラデルフィア管弦楽団

Disc-6
・交響曲第6番イ短調『悲劇的』第1〜3楽章(1977)
 ロンドン交響楽団

Disc-7
・交響曲第6番イ短調『悲劇的』第4楽章(1977)
 ロンドン交響楽団

・交響曲第3番ニ短調第1楽章(1975)
 シカゴ交響楽団

Disc-8
・交響曲第3番ニ短調第2〜6楽章(1975)
 マリリン・ホーン(Ms)
 アドルフ・ハーセス(ポストホルン)
 シカゴ交響合唱団
 マーガレット・ヒリス(合唱指揮)
 グレン・エリン児童合唱団
 ドリーン・レイオ(合唱指揮)
 シカゴ交響楽団

Disc-9
・交響曲第9番ニ長調第1〜2楽章(1979)
 フィラデルフィア管弦楽団

Disc-10
・交響曲第9番ニ長調第3〜4楽章(1979)
 フィラデルフィア管弦楽団

 ジェイムズ・レヴァイン(指揮)

収録曲   

  • 01. 1-4. Symphony No. 1 In D
  • 02. 5. Symphony No. 10 I
  • 03. 1-4. Symphony No. 10 II-V
  • 04. 1-4. Symphony No. 4 in G
  • 05. 5. Symphony No. 7 in E Minor ("Song of the Night") I
  • 06. 1-4. Symphony No. 7 in E Minor ("Song of the Night") II-V
  • 07. 1-5. Symphony No. 5
  • 08. 1-3. Symphony No. 6 in A Minor I-III
  • 09. 1. Symphony No. 6 in A Minor IV
  • 10. 2. Symphony No. 3 in D Minor I
  • 11. 1-5. Symphony No. 3 in D Minor II-VI
  • 12. 1-2. Symphony No. 9 in D I-II
  • 13. 1-2. Symphony No. 9 in D III-IV

総合評価

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登場するオケが、どれも滅法うまく、全ての...

投稿日:2018/12/05 (水)

登場するオケが、どれも滅法うまく、全ての音符を完全に鳴り切らせている。メロディーをたっぷり歌っている一方、バーンスタインのようなドロドロの情念からは解放されているので聴きやすく、マーラーの純音楽的な魅力を伝える名盤だ。他の方もおっしゃっている通り、全集が完成しなかったことが惜しまれる

座頭 さん | 兵庫県 | 不明

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オーケストラがよく鳴っていて、マーラーが...

投稿日:2013/09/16 (月)

オーケストラがよく鳴っていて、マーラーが曲を書いた際に意図したものとは少し違うところがあるかもしれないけれど、これを聴いたらマーラーも絶賛するのではないかと思います。2番と8番、それに大地の歌が無いのは残念です。引退や死亡なら仕方がありませんが、ここまでやっておきながら、完結しないのはどういう事情があるのでしょうか。マーラーの聴き比べでは、4番の歌手の出来が楽しみです。指揮者お気に入りの一流どころが起用されますが、ブレゲンは、少し地味ですが大人の歌といった感じです。

アイル さん | 岐阜県 | 不明

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人には言えない理由から、最近、2セット目...

投稿日:2013/01/08 (火)

人には言えない理由から、最近、2セット目を購入しました。3番についての記載は、ちゃんとChicago Symphony Orchestraになっていました。発売当初購入した1セット目は、間違っていたのに。。。ポストホルンソロは、当然、Adolph Herseth様となっています。とってもHappyな気分になりました。演奏は、全体的に楽天的なもので、やや荒さが目立つところもありますが、これはこれで一つの解釈だと思います。音楽が再現芸術である以上、絶対的な解釈を定義すること自体に無理があり、ポップスやジャズに編曲されている名曲が少なからずあることを考えると、好き嫌いの問題に尽きるのではないでしょうか。嫌いな演奏であれば、無理して聴く必要はなく、ましてそれを批判する必要もないのではないでしょうか。気に入った演奏を聴いて満足するための比較として聴くのはありかな、とは思いますが。いずれにしても、Herseth様のポストホルンソロは、美しく柔らかい音色でしっとりと吹いており、これを聴くだけでも価値があると思います。

乱筆不治 さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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