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フォアグラ さんのレビュー一覧 

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     2010/01/10

    あまり話題に上らないが、名盤だと思います。アルバネーゼ、ビョルリンク、メリルの3人は歌のうまさで最上のものではないでしょうか。第3幕の切実さは胸を打たれます。ペルレアの指揮はシノポリのようなダイナミックで心理描写にたけたものと比べると、過去のものですが、けっして悪くはありません。当時RCAが頻繁に起用していたラインスドルフなどより、はるかにプッチーニの歌に溢れています。54年録音なのにモノなのが残念。

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     2009/12/29

    本番で燃えるミュンシュがスタジオ録音と違うのは当然だが、比較的近い時期のフランス国立放送管とのライヴ(62,63年)ともまるで違うのには驚いた。ortfでは、音楽を煽るもののバランスは押さえられていた。一方今回のものは、やりたい放題。ミュンシュのうなりも凄いが、テンポの激変、超高速の突進についていったオケもたいしたもの。ただ、爆演だが、やりすぎ感も感じる。興奮するが、そうした方向に流れすぎ、「海」「幻想」としてどうなの・・という印象。何度も聞きたい演奏ではない。

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     2009/12/27

    初演時のキャストによる録音。しかし、このディスクの最大の魅力はボーナストラックに入っている作者レッサー夫妻の弾き語りによる「メイク ア ミラクル」が聞けること。レッサーが好きな人には必聴。

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     2009/12/25

    たかさんの書かれていたとおり、バルビローリのセッションだったもの。なるほど歌手にカラヤンファミリーは殆どおらず、しかもオケがSKDなので、カラヤン色の薄い普通のドイツ的な演奏になっている。いやみはないが、もうひとつ盛り上がらないような・・・。歌手では、コロ、ドナートのような傑出した人もいる一方、アダム、エヴァンスらマイスターたちがいまいち。なんにしても、ライナー、クナッパーツブッシュ、ベームのライヴのような白熱さが不足する。ちと巷の評価は高すぎる。

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     2009/12/23

    ワルター/メトとともに、このオペラのベスト演奏といえるもの。まず、キャストが最強力。ロンドンはギャラントで悪の魅力たっぷり。虎の威を借り、いばっては小心者ぶりもさらけ出すクンツのレポレッロもはまり役。ドン・ジョパンニとレポレッロのひっくり返っている演奏もあるが(カラヤンなど)、この主役二人の配置は完璧。女声陣も最高。それぞれの魅力を言い出したらきりがないほど。変幻自在なワルターの指揮に比べ、ベームは実直、職人的だが、シリアスとブッファのコントロールが優れ、デモーニッシュな迫力も凄い。ドイツ語バージョンだが、演奏の優秀さに全く気にならないし、ベームの指揮には合っている。モーツァルト・オペラの最高峰の貴重な記録である。

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     2009/12/15

    フランソワはこれ1枚で不滅である。自由自在のアコーギク、即興的なフレーズ処理など自作を演奏しているかと思えるほど。これほどロマンティシズム溢れる演奏はない。フランソワは出来不出来の激しい人で、どちらかといえばショパンの美感から外れてしまった演奏のほうが多いのだが、これは最高である。フレモーの真っ当な指揮もいい。凡庸という批判もあるが、フランソワがこれだけ好き放題やっていて指揮者も出しゃばってしまったら演奏はこわれてしまっただろう。音質は国内盤のほうだ優れている。

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     2009/11/25

    ナクソスのロイド=ジョーンズによる全集が完成し、比較選択ができるようになったスタンフォードだが、やはり真打ちはハンドリー。じゃがいもみたいな顔のせいか、地味な評価のまま亡くなってしまったこの名指揮者を偲ぶにはうってつけのセットであろう。曲も3番以降の5曲は魅力的であり、ハンドリーのもと、アルスター管弦楽団が素晴らしい演奏を繰り広げている。「俺たちの音楽」という熱さが感じられるところがいい。

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     2009/11/21

    ユン・イサンの交響曲といえば、第1番初演をNHKFMで聞いたのを鮮明に覚えている。ラインハルト・ペータース指揮ベルリン・フィルだった。(音源化されないものか)。演奏としてはこの2曲が優秀でまずお勧め。情念がのたくったような強烈な音楽であり、日本人とのアイデンティティーの違いをみせつけられる思いだ。

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     2009/11/18

    「女の愛と生涯」は個人的にこれがベスト。シューベルト、ヴォルフもいい。60年代になると高音が苦しくなるが、40〜50年代のこの人の歌唱は素晴らしいと思う。

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     2009/11/14

    ビル。エヴァンスのアルバムで最も好き。「ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング」のリリカルな美しさはどうだろう。中学生の時に見たロバート・アルトマンの「マッシュ」のテーマを聞くと当時の思い出が広がる。akiさんのおっしゃるとおり、このアルバムが出た頃のエヴァンスの評価は芳しくなく、購入に勇気がいったものだ。今この研ぎ澄まされた晩年の演奏をけなす人はいまい。

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     2009/11/04

    なかなか人気の出ないプフィッツナー。その代表作である「パレストリーナ」の代表盤はこれ。出演者の大半が男であり、恋愛なしで宗教と政争の入り乱れるストーリーは対訳なしではかなりきつい。それでも後期ロマン派のオペラを好む人にはぜひお勧めしたい。プフィッツナーの真摯な音楽は聞きこむほど心を揺さぶるものがある。フィッシャー=ディースカウが当たり役でプライ、ヴァイクルもいい。クーベリックの指揮は、第2幕での盛り上がりがもうひとつ。

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     2009/10/29

    オリジナルジャケットだし、安かったので購入したが、大変満足している。まず演奏、録音が優秀。ストラヴィンスキーは指揮が下手だったとか言われているが、当時これだけの水準の演奏はまれだったはず。アンセルメやモントゥーよりはるかに正確かつダイナミック。演奏表現でも考えさせられる点が多い。1枚目に入っている新古典主義時代の作品も抜群の出来。シャイーやMTTに負けていない。こんなによいなら、22枚組セットを買っておけばよかった。これが唯一の心残り。

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     2009/10/19

    サヴァールの傑作のひとつ。どの曲も痛快でヘンデルの面白さに充ちている。曲順には惑わされるが。

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     2009/10/15

    久しく探していた音源。ヴェネツィアでの復活は嬉しい。「ブロ−クの詩による7つのロマンス」は初演のライヴだが、ヴィシネフスカヤ、オイストラフ、ロストロポーヴィチ、ヴァインベルクという超豪華メンバー。これ以上の演奏が生まれるとは思えない。他の曲もベスト演奏。「ミケランジェロ組曲」でのトランペットの裂けるような音はソ連時代のオケ特有のものだが、曲想にはぴったりなのである。どれも深刻かつ乾ききった音楽であり、楽しく聞けるものではないが、強いインパクトを受ける傑作だと思う。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/15

    まずフェリアーが駄目。声が好きという人もいるが、音楽的にあまりに稚拙。他のライヴも似たようなもの。美人で夭折しなかったら、これほど慕われたものだろうか。パツァークもヘロヘロぶりが味があると言えなくもないが、ブンダーリヒ、ルードヴィヒの絶唱と比較するのも失礼と思える。ワルターならトールボリが歌っている36年盤が第一、ついでミラーのNYP盤を挙げるべき。なぜ世紀の名盤扱いされるのか本当に不思議。

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