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ユローヂィヴィ さんのレビュー一覧 

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     2012/01/28

    1990年3月、東京(サントリー・ホール)でのチャイコフスキイ交響曲全曲演奏のライブ録音。

    スヴェトラーノフの解釈はこてこてと言うより現代的なものを感じさせる。

    ミックスの加減なのか音が少し堅めに感じられたり、弦楽部と管弦部の音の比重が前面に出たりとおのいたり、ライブのため少しミスがあったり、客席の咳なども入っているが、それらを飛ばしてしまう迫力満点の演奏・熱演。

    交響曲第3番の第4楽章なんか素晴らしい。

    交響曲第6番を聴き終えた後は一人の人生のドラマ、生きざまを観たようだった。

    ただせっかくのオフィシャル・エディションなのに解説書にチャイコフスキイの交響曲の説明が一切ないのはなんともさみしい。

    そしてマンフレッド交響曲を別売りにせずにこのCDに入れて6枚組にして欲しかった。

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     2012/01/27

    グラズノフの協奏曲というとヴァイオリン協奏曲ぐらいしか知られていないが、サクソフォンのための協奏曲があったり、個人的に好きなチェロと管弦楽のための『コンチェルト・バラータ』やピアノ協奏曲第2番など、独奏楽器はあまり派手に前面に出てこないものの、美しい作品が多い。

    そういった意味でヴァイオリン協奏曲はソリストが目立つ協奏曲らしい作品だけに演奏される機会も多いのかもしれない。

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     2012/01/25

    1993年1月、スヴェトラーノフが初めてN響を指揮したA定期のプログラムから2曲。

    もう一曲は加藤知子のソロでブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番。

    ちなみにスヴェトラーノフはブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番を2000年の定期演奏会でN響を振った時にも演奏している。(ソリストは樫本大進)

    N響初登場でドイツ音楽を演奏し、いってみればN響の得意分野なのでN響も安定した演奏をみせるが、一番ソロパートに難がある。

    スヴェトラーノフ独特の味付けはそれほど強く感じられないが、ベートーベンの序曲でのスケールの大きさをもたらしたのはやはりスヴェトラーノフの力によるものだろう。

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     2012/01/24

    1985年6月6日のウィーン国立歌劇場でのライブ録音。

    合唱団の人数が多いのか合唱パートの音があつい。

    合唱団は村人たちの役で、音で聴く限り(笑い声、拍手、足音などから)演技の様子もうかがえるが、曲を譜面通りにあまりていねいに歌いすぎると逆にかしこまってしまうのが歌劇の難しい所だ。

    ドミンゴ、コトルバスと歌唱・演技・容姿が揃った公演となれば映像で是非観たい。

    ブックレットには舞台写真が多く掲載されていて、舞台セットや衣装もなかなか面白い。

    フィッシャーの指揮は、メリハリがきいていてとても心地良い。第2幕の芝居の場面で特に工夫が感じられた。

    ウィーン国立歌劇場管弦楽団もただ美しいだけでなく、現代的な響きを聴かせてる。

    ライブ録音ということもあり、音が少しこもり気味に感じられる。

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     2012/01/22

    ソヴィエト時代初のカラー長編映画である「石の花」。

    初のカラー作品だけあってかなり力を入れて綿密な計画のもとに制作されたという。

    この後に続くプトシェンコ作品では薄れてしまったドラマ性がここでははっきり前面に出ている。

    後の時代になると特撮技術などに力が入っていって、中心となるドラマが二の次とは言わないまでも見世物的な要素が強く感じられる。その意味でセットや技術などの見た目だけではなく物語として楽しめた。

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     2012/01/21

    『くるみ割り人形』が名演だという評判で購入した。たしかにこの『くるみ割り人形』の演奏は面白い。しかし個人的には『白鳥の湖』の演奏にとても惹かれた。

    ロンドン交響楽団は正直あんまりいいオーケストラとは思っていなかったが、この録音ではプレヴィンの指揮でいきいきと鳴っている。

    それにしても『眠れる森の美女』は不思議な作品だ。フィナーレでらんちき騒ぎになったり、幕切れもハッピー・エンドとは思われない音楽だし。

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     2012/01/21

    スクリャービンやラフマニノフの師にあたるアレンスキイ。

    その生涯と作品を紹介する日本で初めての本格的な文献。

    このブックレットのシリーズで是非アレンスキイと同世代の「80年代組」(タネーエフ、グラズノフ、リャードフ)らを紹介してもらいたい。

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     2012/01/16

    これは名盤です。

    素晴らしい。

    「くるみ割り人形」が組曲でなく、第1幕の組曲に入っていない部分から演奏しているのがスヴェトラーノフらしくていい。

    N響もスケールの大きい音楽を奏でています。

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     2012/01/15

    N響がスヴェトラーノフの指揮の下、熱い演奏を聴かせてくれる。

    第2楽章が特に素晴らしい。

    例によってホルンがミスをしているが、スヴェトラーノフのおおらかさに包まれて小さなミスもかすんでしまう。


    『スラヴ行進曲』はなかなか面白い演奏を聴かせてくれる。

    ここでの細かく、ていねいなN響の演奏はスヴェトラーノフの指示というより律義な日本人らしさが出ているように思う。
    ただフィナーレの部分などはスヴェトラーノフらしさを感じた。

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     2012/01/14

    ずばずばと本質を見抜いていくその知性・博識にただただ驚くばかりだ。

    西洋版「岡倉天心」とも言おうか。

    雄弁過ぎるというか語り口(訳し方)がまるで詩のようでもあり、気取り過ぎ、かっこうをつけ過ぎのようにも感じられるのがたまにきずで、素直に受け取りにくい言い回しがある。

    この中で第八章「絵画」はわりと分かりやすい語り口だ。

    本書以前に桑原武夫による訳があるが、今回の訳者によるとそれは堅苦しくて分かりにくいと書いてあるが、今回の訳でも分かりにくい所はいくつもあった。しかしそれは原文の難しさからくるものだろう。

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     2012/01/14

    ランベルト・ガルデッリ指揮、ハンガリー国立管弦楽団、ハンガリー放送合唱団。

    歴史的題材を元に当時のイタリアの情勢を意識した愛国的な作品。

    音楽も力強く魅力的だ。

    タイトルロールを歌うネステレンコが素晴らしい。

    この録音で初めて知ったエツィオを歌うバリトンのラヨシュ・ミラー、フォレストを歌うテノールのヤーノシュ・B・ナジも素晴らしい。

    男性歌手のための力強いアリアや二重唱が多い。

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     2012/01/12

    第1楽章の最後はまるでムソルグスキイの『禿山の一夜』のようにグロテスクに弦を鳴らしているのが耳に残った。

    第3楽章でホルンがこけているが、12月22日以外の演奏会(23、24、26、27日と5回も演奏していて、この録音は1回目の演奏会のものだ。)の録音はしていなかったのだろうか?

    演奏者としても差し替えしたいところだろう。

    ソリストでは市原多朗が素晴らしい。

    スヴェトラーノフの第9はクラッシック初心者が手にとらないことを見越してなのか、このCDには歌詞対訳が付いていない。

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     2012/01/10

    4手のピアノのために編曲されたショスタコーヴィチの交響曲第5番はショスタコーヴィチ・ファンには是非聴いてもらいたい。

    第3楽章はピアノで聴くと美しさがより増して感じられる。

    ソヴィエト時代、交響曲を初演する前に作曲家協議会でまず譜面のチェックがあり4手(または2台のピアノ?)のために編曲されたものを聴いて、初演にあたいするか判断したという。そうやって前衛的なものははねられていった。

    ショスタコーヴィチがヴァインベルクと連弾した交響曲第10番の録音が残っているし、2人で自作以外にもいろいろな作品を連弾した話も残っている。

    4手のピアノ版による協議会の審査がどれぐらいの期間にわたっておこなわれたのか知らないが、基本的に全ての交響曲について4手のピアノのための版が正式な作品ではないが残って(編曲されて)いるはずだ。

    是非他の交響曲も聴いてみたい。

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     2012/01/09

    チャイコフスキイの宗教曲、『聖ヨハネス・クリソストモスの典礼』の名演!

    Moscow Studio Archivesで以前発売されていたが、いよいよ本家メロディアからの復活だ。

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     2012/01/08

    1969年〜1989年に発売されたアルバムが収められていて、オリジナル・アルバムには収録されていなかった曲もおまけでついている。

    オペラのアリアやデュエットはもちろん、サルスエラやポピュラー・ソングまで。

    オリジナルLPを模した紙ジャケットにCDが入っているのがうれしい。

    解説は付いているが、歌詞は付いていない。

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