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TOCHIPAPA さんのレビュー一覧 

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     2019/12/03

    モーツァルトですっかり気に入ったターリヒ四重奏団。代替わりしてるのでどうかな?と思いながらポチりましたが、伝統が引き継がれているようで嬉しくなりました。 

    ブラームスとしては、ど根性演歌みたいな演奏を好んでいた若い頃だったら物足りなく感じたにちがいありませんが、50代も半ばを過ぎた今はとても心地よく聴けます。あっさりというわけではないんですが、飽きの来ない演奏というべきでしょうか。これは年をとらないと分からない感覚かもしれません。 

    ただ、録音は上出来と思いますが、装丁がいただけませんでした。紙ポケットから出しにくくて手間取ってる間に破けてしまい、一音も聴く前のトラブルでテンション下がってしまいました(それも加味したら★4個)。 

    曲そのものは、私には四重奏よりも聞きやすくてこっちの方が好ましくも思えますが、この時期にブラームスが交響曲を発表していたら、音楽史の版図は少しちがったものになったのかもという気もします。はたしていかがなものでしょうか。

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     2019/10/13

    アナログ時代の若い頃からブラームスはカラヤンの方にのめり込んでて、ベームはCDで持ってなかったので、ポチってみました。そのときは、やはりBPOの方がいいかなという感想でした。 

    ヤンソンスの録音を聴いてからはあちらの方が音質もいいし、しばらくプレーヤーに載せることもないままでしたが、久しぶりにヤンソンスをかけてみて、どこか物足らないところがあって、このCDを取り出して聴いてみたんですが、不思議なことに、圧倒的にこのベームの版の方が身体になじんだ気がしました。 なぜ今まで分からなかったんだろうというほど、ベームのディナーミクの絶妙さ、気がつかないくらいのテンポの揺れのようなものを感じて、どハマリしています。

    それでまたヤンソンスを聴いてみると、そっちもすばらしく良いんですが、ベームというかウィーン・フィルの音だからか、安心して聴いていられるんですよね。言ってみれば「おふくろの味」みたいなもんでしょうか。ラックに一枚だけ残せといわれたらカラヤンですが、もう一枚ならベームになりそうです。

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     2019/10/12

    7番はさして期待もせず買って大感激してしまいましたが、8番はヴァントのBPO版でえらく退屈したので、カラヤンでも同じだろうと思ってずっと買わずにいました。 

    最近、ヤングの録音でブルックナーの苦手意識が少しやわらいできたので買ってみましたが、金管とティンパニーがうるさくて、一度聴いたきり棚の肥やしになっていました。 

    ところが、いつも大編成のオケで使ってるプレーヤーから室内楽やピアノに使ってるものに替えて聴いてみたら、すばらしくバランスよく美しい音が響いて、ティンパニーのバチが当たる瞬間、金管の奏者のほっぺたが膨らむ様子が感じられるくらいニュアンスのあるものになりました。

    7番はプレーヤの違いはあまり感じませんでしたが、8番はオーディオ機器でだいぶ印象が違うのかもしれません。

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     2019/10/11

    ブルックナーはどうにも苦手でして、カラヤン最後の7番だけは大感激して何度も繰り返し聴いていますが、4番、5番、8番と有名どころもまともに通して聴いたことがありませんでした。

    デビューした頃にN響でモーツアルトを女流が振ってるのを見て物珍しさで覚えていたヤングの新録音、SACDということでダメ元で一枚買ってみました。

    演奏のよしあしなど分からないながら、音質がよいせいか、最後まで聴き通すことができました。 ブルックナーというのは、響きが大切なのかな、と思ったりしました。 演奏のよしあしは分かりませんが、その響きをうまく活かしたテンポ感が良かったんでしょうか。

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     2019/10/02

    四重奏曲集がたいへん気に入ったので、こちらも買ってみました。大満足です。 まさに、「音を楽しむ」音楽ですね。 

    若い人にはどこか物足らなさを感じるかもしれません。 あるいは、若い時にこの演奏に満足してしまって、年を取ってから何かに目覚めて憑かれたように力のこもったいろんな演奏を聴きあさるようになるとかえって厄介かもしれません(笑)。 

    でも、決して「枯れた演奏」という意味ではありません。 おそらくメンバーは大ベテランだったと思いますが、モーツアルトの音楽、仲間とのアンサンブルを楽しむ、という気持ちがこの演奏になってるように思います。 

    もしかしたら、ビジネスだと思って割り切った演奏してたのかもしれませんが(笑)。だとしても、本当に満足です。 

    四重奏は録音にじゃっかんの不満を感じるディスクもありましたが、こちらは曲数が少ないのも手伝ってか、音質も統一感があって違和感も感じませんでした。 
    ベートーベンもポチっちゃおうかな・・・・

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     2019/10/02

    ティーレマン贔屓なので甘めですが、音楽は最高です。 
    演出も、いろんなものに興味をもって楽しむことのできる知的好奇心のある方には十分楽しめる作品だと思います。 

    私には、ドイツ人というのはナチス風にして何を語りたいのかわかりませんが、そういうのにもだいぶ慣れましたのと、前半から終盤の入りにかけてはさほどナチスだドイツだという押し付けもなく抵抗なく音楽を楽しめていました。 

    狼谷の描写や小道具も愉快ではないが、ツェッペンフェルトの存在感で相殺された感じがしました。 

    ただ、オットカールが登場してから、その性格つけがどうしてもこのオペラに合わないという違和感がぬぐえず、隠者の風貌の必然性もわからず、それでも音楽のよさに酔いしれてクライマックスの大団円、あーあ、やっちゃった・・・・って感じ。 

    ナチスっぽくしただけじゃもの足らず何か意味ありげに見せたかったんでしょうかね・・・

    私自身の許容範囲が狭いので、気に入ってる方には申し訳ありません・・・・

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     2019/10/01

    オケと歌手だけなら文句ナシで★5個なんですけど、演出は、私が保守的というか通俗的に傾きすぎてるせいもありますが、「よけいなことしなくていいから・・」という感じ。
    それでも、これまでに映像で見たティーレマンのオペラとしては一番マシ以上の好印象でした(ウィーン国立歌劇場のものを見てないので)。 

    ハルテロスのドイツ物を見たのは初めてでしたが、かなり良いと思いました。イゾルデやブリュンヒルデの方向ではなさそうですが、フリッカをやってみてもらいたい気がします。
    コワリョフのヴォータン、ミラノでもそうでしたが、出ずっぱりのヴォータンは終盤はつらそうですね。リアリティがあって却って好ましく思いました。 

    そして、なんといってもツェッペンフェルト!! 舞台が引き締まります。
    歌手の良し悪しは分かりませんが、有名どころを集めて豪華で楽しめる舞台だと思います。

    なんだかんだで繰り返鑑賞しています。

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     2018/02/17

    序曲がいいので気になりつつ、有名じゃないし歌詞も分からないしなぁ・・・・と数年、欲しいものリストに入れっぱなしでした。 
    音が素晴らしく良かったです。立体感や奥行きも感じられ、楽器や歌手の立ち位置まで見えるような感じでした。AADと書いてあったからレコード用の編集のままCDにしたということでしょう。よほど出来の良い録音だったんだと思います。

    マズアって軽く見られてる気がしますが、私はナマで「運命」「田園」を聴いたこともあって、質実剛健なドイツ的な音楽作りながらもメロディーも美しく歌わせるいい指揮者だと思ってまして、この盤でも期待を裏切られずすばらしい演奏でした。 マズアの存命中に買えば良かったとなんとなく後悔です。

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     2018/02/11

    ウィーン・フィル来日公演の颯爽とした指揮ぶりで、当時あまり好きではなかった「英雄」に感激した記憶も新しく好きな指揮者ですが、シューベルト?という若干の不安も覚えながらもこのレーベルの音の良さに期待して買ってみました。 

    音も演奏もとてもよかったと思います。マゼールには音楽を気持ちよく聴かせるテクニックがあるんだなあ、と感動しました。やはり20世紀の巨匠の一人であったんでしょうね。

    拍手でライブであることを思い出しますが、オケの乱れもなく音質も極上です。

    ただ、時代の流れとはいえ「未完成」を7番・・・・としてあるのは残念でした。 

    解説も簡潔で、中身は丸々輸入品ですし、ベームを筆頭として、ブロムシュテットやスイトナーに優る最高の全集とまでは申しませんが、分売で手持ちの名盤とカブらずに全集を一つ持ちたいとなればかなりお勧めできると思います。 

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     2018/02/07

    おそらくは聴いたことのないシューマンの弦楽四重奏を物色していて、耳慣れないグループの新しい録音に行き当たったので思い切ってポチってみました。 
    一番はシューマン独特のゴツゴツ?した感じはあんまり強くなくて、二番、三番と進むにつれて音楽も演奏もシューマンらしくなってくるのが興味深かったです。 

    カルテットを批評するほどの鑑賞歴はありませんが、若手のグループにしてはオーソドックスな安心して聴ける演奏かと思います。とりわけ、ヴィオラとチェロの音が極上でした。 
    録音も抜群に良く、素晴らしく響きの良い小ホールの最前列で聴いているようです。

    このグループがベートーベンの全集を出したらぜひ聴いてみたいです。

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     2018/02/04

    名人が到達した境地というか自然体の演奏で佳品だと思います。 
    探求的に聴く向きにはもの足りないかもしれませんが、200年前の貴族のサロンの音楽を一級の演奏で味わうような楽しみがあります。 

    ただ、曲によって心地よく響くものもあれば、残響が少なく音像の狭いものもあって、それが残念でした。
    (小型のステレオでは気分良く聴けるので、オーディオ環境によっては満足度が高いかもしれません)

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     2018/02/04

    それと知って聴いたことはなかったメンデルスゾーンの弦楽四重奏。なんとなく見つけたので買ってみました。 
    これはいいですね!とても心地よくて、segoviaさんのおっしゃるとおりだと思いました。

    そして、演奏がまたドイツ的というか、聴いていて気持ちよいアンサンブルです。 このゲバントハウス四重奏団のベートーベンの全集がたいそう好評のようですが、むべなるかな、です。

    録音も、極上、といっていいかと思います。

    暮れから正月にかけてメンデルスゾーンに浸って、この四重奏曲集も大満足でした。

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     2018/01/04

    3番/4番が良かったのでこちらも買ってみました。 演奏を批評するほどに曲のことは分りませんが、こちらも期待どおりに良好な音質で、ややもすれば冗長な感じのするスクリャービンの音楽を通して楽しむことができました。 
    ゲルギエフという人もこれまでほとんど聴く機会がなかったんですが、すっきりと見通しのいい音楽をつくる人なのでしょうか。 アバド以後は印象の薄れていたロンドン響(ハイティンクのシリーズは秀逸でしたが)の切れ味のいいアンサンブルを聴けたのが嬉しかったです。

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     2018/01/02

    これは見っけもんでした!!定価でも買う価値あると思います。 
    ジャケットだけでなくディスクにもシルマーの顔写真! このB級感がなんとも言えず嬉しいです。なんとなくテレビを観ていて無名のB級映画に思わず没入してしまったときの気持ちといえばいいでしょうか、FMのエアチェックでもしなきゃ手に入らない選曲も嬉しいんですが、気持ちよい音楽を気持ちよく演奏して気持ちよく聴かせてくれる、素晴らしい一枚に巡り会いました。 
    ガーディナーで「真夏の夜の夢」を聴いた後だからよけいにそう感じたのかも知れませんけど、「豪快」というと語弊がありますが、日本人だと小川典子のようなイメージでしょうか。難曲ではないにしてもテクニックは完璧だし、オーケストラも文句の付け所はありません。音質も上々。 
    ウェーバーの全集もだして欲しいですね。ぜひこのシルマーで聴いてみたいです。
    いやぁ、とにかくサイコーでした。

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     2018/01/02

    ピリオド奏法は好きではないのですが、十数年前に「オベロン」を聴いて、「こういうのも悪くないな」という印象だったのと、同じテーマの二つの曲を同じガーディナーで聞いてみたくて買いました。 序曲一発ならティーレマンWPOで決まりですが全曲版としてはかなりいいと思います。 

    オベロンの時と同じモンテヴェルディ合唱団、オペラとはひと味ことなるとてもいい響きですね。 ロンドン響も良い音をだしてますが、やはりモダンオケにはピリオドは合わないのか?と思われる部分もあったような気がします。だいぶ以前にN響がノリントンでモーツアルトをやっていた様子・・・団員は「いい勉強、新鮮な響き」と言ってるんですがどっかよそ行きのような?・・・を思い出しました。 

    「ドイツ音楽であるメンデルスゾーン」と思って聴くと肩すかしを食ったような気になりますが、「シェークスピアの劇音楽」と思うととても新鮮な、品の良いお芝居を観ているような印象です。やはりイギリス人だからでしょうか。 
    なお、ブルーレイの方は未聴ですがCDの方はすばらしく良い音質でした。

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