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検索結果:139件中76件から90件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/11
LPがリリースされた当初、レコ芸で絶賛されたのを読んで興味を持っていたが、入手困難な時期が長く、ようやく購入できた。序曲の初めの1秒から、素晴らしい緊張感に満ちており、通俗的なイメージとは遠い、感動的な響きだ。最後まで、全てが完璧に近い。問題は、時間が長いだけ。シャイーのデビュー盤として印象深いのはVPOを振ったチャイコフスキーの交響曲第5番だが、そちらの録音は1980年となっており、このロッシーニはさらにさかのぼることになる。若き日のシャイーが、輝かしい才能に恵まれていたことに驚く。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/11
いわゆる爆演型の強烈な個性や、奇人変人的なエピソードがなかったため、昔は影が薄かったモントゥーだが、近年見直され、こうした立派なボックスが出されるのは、うれしい限りだ。定評があるコンセルトヘボウとの「英雄」やロンドン響とのブラームス2番はもちろん、ベートーヴェンとブラームスは全て味わい深い名演。ハイドンやモーツァルトの愉悦感も一級品だし、ストラヴィンスキーも、古さを感じず、普通に楽しめる。お勧めです。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/06
偉大なるクラウスのバルトーク作品集。バルトークはクラウスの母国を代表する作曲家であるだけでなく、クラウスは直接の指導も受けている。演奏はクラウスらしい軽快さと豊かなメリハリと共に、知性と気品を感じさせるもの。これだけの質の演奏がステレオで残されたのは貴重だ。
「クープランの墓」をフランソワやワイセンベルクら他盤と聴き比べ、アースが最高と思いました。技巧や音色の透明感は他盤も立派なのですが、アースの音色と音の運びには、程よい落ち着きがあるのが心地良く、気品や知性を感じます。個性を強調した表現はありませんが、何度聴いても飽きません。
どの曲もアルゲリッチの個性にぴったりはまることもあり、文句無しの名演ぞろいです!リストのロ短調は特に見事で、力強さや推進力はもちろん、ppの緊迫感が最高で、何度聴いてもワクワクする。曲自体の構造もしっかりと把握されており、起承転結の語り口まで申し分ありません。アルゲリッチ恐るべし。
個性的な演奏というのは年月を経ると時代遅れになってしまう危険性もあるのですが、このアルバムに聴くアルゲリッチは、今も新鮮です。曲の個性と演奏者よ個性がぴったりマッチしているのでしょう。情熱に任せて一気に弾いたように聴こえますが、実は緻密な計算があったのかも。とにかく永遠の名盤です!
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/04
私がクラシックを聴き始めた約40年前、コンヴィチュニーと言えば、多くの評論家は決まって「重厚」の一言で片付けていた。このボックスが登場したおかげで彼の音源を数多く接することができたが、少なくとも重苦しく感じるものは1つもない。むしろベートーヴェンなど速めのテンポで程よい軽快ささえあり、生き生きとしている。ゲヴァントハウス管は各団員が自発的に弾いてもピタリと合うほど基本解釈を共有してるせいだろう。もちろんコンヴィチュニーの手綱さばきも素晴らしい。当時のコンマスだったゲルハルト・ボッセさんのソロが聴けるのも魅力だ。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/02
生でも聴きました。外連味なく力強い正統派の名演です。4曲ともムラなく、録音も優秀。湯浅さんの実力をしっかり伝えています
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/01
響きがごちゃごちゃにならず、全ての音符に意味を与えて弾けてる点で、バックハウスやグルダの名全集を上回る。神秘性を排した明晰でフレッシュなベートーヴェンです。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
名盤目白押しの名曲群ですが、これさえあれば十分なほど、素晴らしいボックスです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/01
若き日々はセルとの共演で、数多くの名盤を残したフライシャー。奇跡の復活だけでも感動ものですが、熟成された音楽の味わいは驚異そのものです。
ベートーヴェンの古典美を追究した全集としては、これが最高でしょうね。最晩年、EMIに移籍してからのセルが再録音していたら、違う魅力の全集が聴けたでしょうが、完成度はこれで十分です。
ブラームスの名旋律を官能的なまでに歌いまくる!ウィーンフィルも、ベームの時とは別団体のように生き生きと響く。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/28
全部聴き通すのは大変ですが、この値段なら迷わず買うべきです。個人的には「ジークフリート」でリタ・シュトライヒが歌う森の小鳥が目当てで買いましたが、期待通りの名唱。カイルベルトの指揮も最高でした。聴きやすいショルティの指輪も結構ですが、燃え上がるライブをこれだけ聴けるのは貴重。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/28
偉大なるクラウスの遺産をまとめて聴ける貴重なボックス。どの曲も速めのテンポで引き締まった表現ですが、陰影に富んだ音色でニュアンスは豊か。ベートーヴェンのソナタが全く汗臭くなく、高貴な雰囲気さえ感じられるのは、クラウスならでは。定評あるモーツァルトやシューベルトはもちろん、ブラームスなども絶品です。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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