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検索結果:34件中1件から15件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/09/18
この盤は生真面目で純粋クラシックとして演奏しているのだろうか。人によって評価はまちまちの盤だろう。アンダーソンの楽曲は上手に作られているので、基本的に上手な楽団ほど楽しめる。これは新しい録音でもあり私はそこそこ楽しめた。 個人的には「サテンの女」が入っていないのが不満。余談だが、「ラッパ吹きの休日」の中間部は通常とは違うのが興味を引く。今まで色々聴いたが、心浮き立つのは自作自演盤。ほのぼのアブラヴァネル盤、意外に良いのがスタインバーグ。録音のせいもあって世評高いフィードラーはもう一つと思う”
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/09/08
ここしばらく『七つの封印を有する書』は聴いていなかったのだが、1977年この曲の日本初演に向けて日々練習していた頃参考にした当時世界で唯一の正規盤だったアマデオ原盤のこのレコードがCD化されたと聞いて早速買ってみた。 1963?録音なので当時としても古臭く感じ、真面目に聴いてはいなかった。なにせ当時若者だった私にしてみればユリウス・パツァークという高名ではあるが化石(失礼)のような歌手がヨハネをやっているのだから無理もない。 ところが、である。改めてじっくり聴いてみると実に立派な出来栄えではないか。私がスタンダードだと思っていたファビオ・ルイージ盤よりよっぽど聴きごたえがある。パツァークのヨハネも歴代の中でもトップクラスと感じた。 私の成熟なのか老化なのか‥いずれにしてもアントン・リッペ以下の演奏者に謝りたい「おみそれいたしやした。私の耳が節穴でした」 ※一つ苦言を呈したい、オリジナルにあった最後の男声アカペラ部分に録音されていた録音会場での物の落下音が見事に消去されている。耳障りなので修正したのだろうがオリジナルを大事にしてもらいたい。
9人の方が、このレビューに「共感」しています。 2023/02/14
1973年だったか…ザンデルリンクの来日が話題になった。その際付き添うように来日したのが副指揮者のブロムシュテットだった。今と同じくサラリーマン然とした容姿で、オザワやらに代表される芸術家然としたもじゃもじゃ頭連中とは一線を画す存在だった。当然?日本での評価は低く、まさか今のような存在になるとは思いもしなかった。当時の長老指揮者で言えばストコフスキーではなくポール・パレイに近いのかもしれないと今思っている。やはり芸術家は長生きするもんだなぁを地で行く存在だ。
9人の方が、このレビューに「共感」しています。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2023/02/13
フランク・マルタンのオラトリオ『ゴルゴタ』は、所属していた山口貴率いる「フィルハーモニー合唱団」が1978.12.1に日本初演【東京厚生年金会館 山口貴 東京交響楽団 芳野靖夫、常森寿子、志村年子、田口興輔、岡村喬生 フィルハーモニー合唱団、石上洋子 (P)、酒井多賀志 (Og) フィルハーモニー合唱団第40回記念定期演奏会】した大作で、練習用に聞いていたのが、ファラー指揮のこの盤だった。その時初めて「合唱指揮者コルボ」の名を知ったのだが、当時は《コルボス》と日本では呼ばれていた。 一般に知られるようになったのは、フォーレの「レクイエム」が発売されてからだろう。その後多くの作品が次々発表され高い評価を得た。「ゆる褌」と批判する人もいたが、エラートの録音傾向と相まって流れるような合唱を主体としたつくりは安心して聴けた。 この全集は『ゴルゴタ』をはじめとして『聖パウロ』『エリヤ』ほか録音数の少ない名曲も含まれており、その意味でも貴重なものだ。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/10/01
アンダーソン愛好歴50年余でようやく実現した全集?です。それが一番の価値。演奏はというと、中庸という言葉が一番しっくりきます。スタンダードではあるが、心沸き立つ演奏ではありません。情熱的なのは録音は古びているものの自作自演盤。安心して聴けるアブラヴァネル盤、掘り出し物のスタインバーグ盤、世評高いフィードラー盤は私にとっては面白くない演奏に聞こえるから不思議。スラットキンの旧盤も録音は良いもののやはり中庸な表現で、残念盤でした。(失礼)演奏はどうあれ、ここまでまとまったものはないので☆四つとします。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/04/05
昔はセミクラシックなどと言って、NHKFMなどでは藤井肇さん等が曲を紹介していたものです。世間ではルロイ・アンダーソンをBGMのごとく扱う輩が多いのですが、私にとってはブラームスなどより価値のある作曲家でありまして、演奏には大いにこだわっています。この演奏は特徴のない演奏でもっと上手にしろよと言いたくなるところが多く、満足できないCDでした。曲目はそろっているので残念です。ところで、一般にはアーサー・フィドラーのが決定盤かのように言われていますが、どうも私の耳では物足りませぬ。自作自演かアブラヴァネルがいいと思うのですがねぇ。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/02/11
亡くなった山路の遺作である。70年代、これだけ清潔で伸びやかな若手テノール歌手はいなかった。そしてこれからさらにキャリアを積むと期待していた段階での死には大変なショックを受けたものだ。山路の急逝で錦織健がクローズアップされたのも懐かしい記憶だが、この「山路レヴェル」の歌手が増えている現在の状況を「あの世」の山路はどう思っているのだろうか。いずれにしても日本の現代的テノールの草分けとしての価値は不滅だ。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2019/06/02
映像を伴う演奏としては高水準だが、残念ながら、旬を過ぎたドミンゴの衰えが惜しい。そしてヌッチの美感を欠く声も惜しい。演奏はいいので文句を言うなと言われそうだが、35年前日本での評価とは裏腹にイタリアでは最高と言われたアルド・プロッティと同じ発声なのが気になる。本場の発声ではあるが、かつてのバスティアニーニとかメリルのような開放感がないので、ドミンゴともども根暗な声なのがイタリアオペラらしくないのが玉に瑕。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2018/12/24
これはいただけない。主役3人のセンスの無さにゲンナリ。更にミカエラ役のマリポンテがホセのおっかさんかと思うほどの歌唱!これはバーンスタインファンのためのみの録音だ。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2018/09/30
35年前に聴いたレコードでは割愛されていた、一般に知られていないミュージカルからの曲がとても気に入りました。わくわくする指揮ぶりで、アメリカが最も輝いていた時代を体現した盤だと思います。死語となった「ゴージャス」という言葉がピッタリ。録音は古びていますが、まるで昔の高級アンサンブルステレオで聴いているようで逆にそれがプラスに働いているように感じます。不朽の名盤でしょう
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2018/08/04
よく流れるいい演奏です。新しい録音が少ない中におけるスタンダード盤の資格はあります。ただ個性的魅力がない‥またバリトン独唱も悪くはないものの魅力的ではないですね。聴いた数少ない録音の中で、ツィピーヌ盤は別格として、総合順位をつけるとすれば@マルティノンAアンセルメB当盤CコルボDペシェクですかね。バリトンソロで言えば、@モレAモラーヌBモルトマンCカシュマーユDズィーテクと思います。一般的にはモラーヌを一番に推す人が多いのでしょうし、私自身もモラーヌは好きですが、この曲とマルタンのオラトリオ「ゴルゴタ」のバリトンソロに関してはモレを第一に推します。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/09/03
45年前にアルフレッド・デラーの歌う「アニー・ローリー」「グリーン・スリーヴス」を聴いて以来虜になり、私が所属するヴォーカルアンサンブルでは裏声でアルト音域を歌っていますが、80年代のコヴァルスキーの出現は衝撃でした。彼が歌うドイツリートは無理がなく、女性歌手がうらやましがるような歌いぶりでした。評論家諸氏がキワモノ扱いしたがどうか記憶にないのですが、自ら歌うことのできないジャーナリストや文学者あがりの評論家が多い音楽評論界では理解できないものかもしれませんねぇ。このショルは、異端児ドミニク・ヴィスを経て、さらに洗練された正統派のカウンターテノールとして出現したと言えます。私はカウンターテノールを格別特殊なものと思っていませんので、一般的な古楽の曲よりも、ドイツ歌曲やフランス歌曲を歌ったものの方が好きで、これは待望の一枚です。皆さんも聞いてください!
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2016/10/05
昔からデル・モナコについてレガートで歌えないとか音程がでたらめなどと言われていたが、三歳のころに父の買ってきたLPレコード「黄金のテナー。マリオ・デル・モナコ」で育った者としては、はたしてそうなのかと常々疑問に思っていた。それはさておき、パヴァロッティやドミンゴの真似は出来てもこの男の真似はできない。又そもそもこの男の歌を演劇論だのオペラ論などの物差しで測ることはできるのか?人の批評を超えたところにデル・モナコの歌唱はあるような気がしてならない。この作品の愛の二重唱がデル・モナコの弱点だと言われる、つま楊枝の先でつつく評論ではそうだろうが、高校生時代の私はうっとりして聴いていた。やっぱりこの人は二度と現れぬ不思議な存在だ。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2016/10/02
パタネの指揮は結構なもので、全体としてはいい演奏です。問題は歌手にありましょう。一般的には「なんだこれは」ということになると思います。しかし、これぞ本来のイタリアローカル歌唱他ではないかと思い直しました。世界中どこでも同じというインターナショナルな歌ばかりでは面白くないことに、この演奏は気づかせてくれます。”
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2016/08/24
1977年12月6日東京文化会館でのフィルハーモニー合唱団10周年記念演奏会で、初演のステージに立った者として、この曲にはとても思い入れがあり、その後1979年の再演を含め、十を超える実演あるいは録音を聴いてきた。録音においては正規盤としては1961年?のリッペ指揮ミュンヘンフィルが最古だと思う。その後海賊盤としてミトロプーロス指揮ウィーンフィル盤などもあった。また、プライザーレーベルからでたホッフシュトラッサー指揮ウィーントーンキュンストラー盤などはSQ4チャンネルという変わり種だった!このように、古今のオラトリオの中で屈指の難曲こともあって、かつては数えるほどしかなかった録音が、1980年代以降はそこそこの頻度で新録音が発売されるようになったのは、とても嬉しい。ところで、LP/CDの殆どを聴いてきたが、古い録音には歴史的価値はあっても、現在の私たちの耳で満足できる盤はあまりなかったように思う。ツァグロセク盤でようやく満足(シュライヤー(T)が実にうまい)、ヴェルザー・メスト以降はほとんどが水準以上の出来栄えとなっている。 さて、このアーノンクール盤だが、改めて聴きなおした時、現在でも最高峰の演奏だと改めて思った。歌も器楽も流すようなところは一つもなく、特に男声合唱が素晴らしい。買い直して新品を神棚にお供えしたい。
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