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検索結果:33件中16件から30件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/23
パガニーニと言えば超絶技巧、というイメージがあるが、最後のタランテラはともかく、他の曲は(弾いてどれだけ難しいのかはわからないが)それほど技巧を全面に押し出した曲には感じない。主題はいずれも明るく親しみやすく、メロディ・メーカーとしてのパガニーニの顔が前面に出ている。ギターとヴァイオリンがこれほど相性良く共演できるとはね、驚きました。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/17
ブルックナー初期の交響曲の魅力をわかりやすく伝えてくれる。後期交響曲群のような複雑な深遠さはないが、主題が親しみやすく、明快な構成であることを、この演奏は奇を衒うことなくストレートに示してくれる。51分と結構長大な曲だが、長さを感じさせない。60年代中頃の録音だが、木管が若干遠いものの低域も薄くなく、金管の強奏も歪むことなく、古さを感じさせない。ノイマンの貴重な遺産のひとつだ。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/06/22
一瞬クライスラーの自作自演CDを聴いているような錯覚に捕らわれた。現代の若手演奏家による2004年のデジタル録音にもかかわらず、このノスタルジックな雰囲気はなんだろう。シベリウスの自宅で録音されたそうだが、まったく残響がなく木目のひとつひとつが見えるかのように捉えられたヴァイオリン、セピア色のピアノの音色。シベリウス存命中の時代にタイムスリップしてホームコンサートの現場に置かれたかのようだ。大ホールでの大きな音量を求められての演奏とは対極の世界がここにある。SHM-CDだったらもっと雰囲気が出るのではないか?発売を望みたい。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/05
00番もよいが、弦楽五重奏アダージョの弦楽合奏版が素晴らしい!個人的にはコントラバスの加わらない弦の室内楽はちょっと苦手(低音がチェロのみではどうしても軽く聞えてしまうので・・・)なのだが、この弦楽合奏では上手くコントラバスが加えられていて、適度な音の厚みが得られている。全曲弦楽合奏で作曲されていたら、チャイコフスキーの弦楽セレナーデと並ぶ弦楽合奏曲の傑作になったのでは?
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/01
美しく、瑞々しい演奏だ。これは理屈抜きに楽しめた。録音も良い。他の曲でもそうだが、なぜブルックナーは改訂後もオリジナルの楽譜を破棄しなかったのだろうか?第5のように、作曲者がオリジナルを残さなかった場合は、他者の評価とは関係なく、全く「自発的に」改訂したのだろうが。作曲家としての評価と名誉を確立したかったブルックナーが、改訂を行ったことは理解できるが、なぜオリジナルを破棄せず、複雑な版問題を引き起こしたのか?後世がオリジナルを評価してくれることを期待したのではないだろうか。ヤングのようにオリジナル版を積極的に取り上げる指揮者が増え、ブルックナー作品本来の姿が評価される時代がようやく訪れたのだと思う。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/04/03
これは素晴らしい!各々の主題が生き生きと描き分けられ、繰り返し聴いて飽きない。第3楽章スケルツォでは、ティンパニのロールの使い方がうまく、うねるようなエネルギー感を表現している。金管は非常にパワフルだが、押さえるべきところは押さえ、コントロールがしっかりされている。弦や木管も美しい。ライブとは思えない完成度の高い演奏だ。ブルックナーといえば重苦しい長大な音楽というイメージがどうしてもつきまとうが、なんのことはない、音楽が重苦しいというよりは、演奏が重苦しかったのだ。このコンビのフィナーレ付きの9番とともに、このCDは小生の愛聴盤のひとつとなった。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/03/04
中学くらいのときだったと思うが、LPで繰り返し聴いたアルバム。といっても「231」と「夏の牧歌」しか聴かなかったのだが。この2曲はとにかくわかりやすい。CDではジャン・フルネ&オランダ放送フィルの演奏をしばらく聴いたが、「231」は後半盛り上がるとほとんど金管の音しか聞えない(迫力は十分)のと、終盤ブレーキのかけ方がやや乱暴(蒸気機関車がこんなに急に止まれるか?)なのが不満だったが、このマルティノン&フランス国立放送管の演奏は各パートのバランスもよく、フルネ盤と対照的にクールな演奏だ。ブレーキも慎重に踏んでいる(^ ^)v。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/02/16
明快で見通しのよい演奏だと思う。ただ、録音の問題か、このような演奏なのか、トランペットばかりがやたら目立つ箇所が少なからずあり、これが気になって音楽に浸りきれないところがあるのが残念。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/02/13
このCDで初めてブル9を体験した。他のCDと演奏時間を比べると、特に第3楽章などは際だって速いことになるが、そのおかげか構えずに聴くことができた。補筆されたフィナーレもあまり違和感を感じなかった。ちょっと先を急ぎすぎでは?というところもなくはないが、4楽章通してCD1枚に収まることを意図したのだろうか?Dレンジの極めて広い録音で、冒頭の弦のトレモロなど最初は省略しているのかと思った。スケルツォでのティンパニのpppもリズムがわかりにくいが、全体としては会場の残響を生かした、オルガン的ないかにもブルックナーという音響に仕上がっていると思う。大時代的な重々しさはないが、比較的ブル9に入って行きやすい演奏ではないだろうか。未完のフィナーレの完成は、ブルックナー本人以外には不可能、無意味な試みだと思っていたが、この演奏を聴くとまんざら無茶ではないとも思えてくる。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/02
このCDで初めて7番を聴いた時の印象は、なんて地味な曲だろうと。繰り返し聴くうちに最も好きな曲のひとつになっていた。極めてオーソドックスな演奏なのだろう、それが嚊めば嚊むほど味が出る、この曲の魅力を教えくれた。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/01
ライナーノートを読んで、チェコとドイツの過去の因縁が、この指揮者とオケの関係に大きな影を落としたことを、初めて知った。これは、ブルックナーというドイツ音楽を代表する作曲家のひとりの作品を、ドイツ人指揮者の棒でチェコのオケが演奏するという、歴史的和解ともいえる演奏の記録である。しかし、そうした背景をまったく考えずとも、素晴らしい演奏に出会ったと思えるCDである。派手な音響効果を求めることをせず、徒に感傷的になることもなく、ある意味淡々と演奏は進むが、聞き終わった後は実に爽やかだ。地味な存在といわれる第6だが、名曲であることを実感させてくれる。録音も良好だが、強いていえばやや低音が薄いかな?ということで星4つとしたが、演奏の素晴らしさを損なうものではない。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/11/07
チャイコフスキーはオリジナル版での演奏ということだが、この曲を聴くのが久しぶりだったので、アウアー版との違いは正直あまり良くわからなかった。この演奏では、ソロと木管の絡みが大変美しく、ソロヴァイオリンと木管の室内アンサンブルのようにさえ感じる。木管の音色もたいへん美しい。協奏曲にしてはオケの木管が明瞭に録音されているのは、演奏の意図を反映してのことだろうか。ソロがひたすら目立つのではなく、ソロとオケが有機的に結びついて音楽を作り上げていく。もちろん、ひとつの音もゆるがせにしないハーンの名人芸も十分堪能できる。CDではしばしばヴァイオリンの高音が金属的になりがちだが、このCDでは結構自然な音質で聴ける。ブラインドでこれはSACDだと言って聴かされたら、きっと小生は信じるな。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/11/02
第1稿によるブル8を初めて聴く機会を得た。確かに第2稿に比べると、違いは少なくなく、最初は違和感を禁じえなかった。ライナーノートに述べられているように、冗長と思われる部分も結構ある。しかし、例えば、第2楽章スケルツォ主部は第1稿ではしつこいほど粘るが、これを何度か聴くと、今度は第2稿が洗練されすぎむしろ単調に感じられてくる。既に作曲家として名声と地位を確立していたブルックナーが満を持して発表しようとした第1稿が受け入れられず、演奏の期会を失ってしまった。ブルックナーはどんな気持ちで改訂の筆を進めたのだろうか?本来ブルックナーが表現したかった内容は第1稿に最もよく表現されているのだ。改訂は必ずしもブルックナーの本意ではなかった。インバルが第1稿にこだわるのは、そのような考えもあるからだろうか?SACDで聴いたが、演奏、録音とも極上と思う。小生は地方に住んでいて実演を聴く機会は残念ながら多くないので、このような国内オケの優れた演奏・録音のSACDが今後も多く発売されることを望みたい。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/06/27
カリンニコフに初めて出会ったのは、クチャル盤の第1番。春をイメージさせる、これはこれでわかりやすく美しい演奏で、カリンニコフ初体験をさせてくれた私にとって貴重なCD。このヤルヴィ盤は、あまり期待もせずたまたま購入したが、これほど表情豊かで生き生きした演奏で聴くと、曲に対する印象ががらっと変わってしまった。クチャル盤の第1番が、のどかな春だとすれば、ヤルヴィ盤の終楽章は、大河の分厚い氷がバリバリと音を立てて割れ、轟音とともに押し流されて、空には春の太陽が燦燦と輝いているような、豪快な春の訪れに感じられる。演奏は緻密かつ大胆で少しも乱暴ではないが。陽光の中で転寝を誘うような第2楽章も、ヤルヴィ版で聴くと少しも眠くならず、その美しさに耳を奪われる。すばらしい名盤に出会うことができた。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/01/13
全体に淡々とした、抑制された演奏。力みや誇張は一切ない。第4楽章冒頭などは、もっと劇的な表現が可能であろうが、あえて抑え、ひとつひとつの音を丁寧に鳴らしている。録音も非常によく、ヴァイオリンの高音も決して刺激的にならず、つややかで美しい。繰り返し聴きたくなる演奏だ。
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