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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/25
カラヤンでブルックナーは、かなり取り上げられている作曲家で、ヴァントでも録音されている。ベルリン・フィルハーモニーにとっても演奏頻度の高い作品です。よって、演奏慣れしている作品でもある。ただ、カラヤン、ヴァントと名盤の後ではやはり辛いものがある。貫禄と云うか、どっしりと構えた演奏ではなく、どこか軽さを覚えたからである。決して、オケがラトルを軽く見てないのだか、あなたにはブルックナーは似合いませんよと言いたげな演奏に聞こえるからである。ブルックナーは、もう少し修行を積みなさいと教えているようである。上手くまとめてはいるが、物足りなげさの方が聞いた後残った。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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パリ音楽院とスイス・ロマンド、どちらのシェエラザードを取るかは好みの問題。オケの力量ではパリに軍配が上がるが、やはりマイオーケストラであるスイス・ロマンドの方がアンセルメ自身伸び伸びと指揮している印象。私は、カラヤン、ロストロと並んでアンセルメベストチョイスだと思います。
私は、イギリス音楽が好きで、エルガー、ディーリアス、ブリトゥン、ホルスト、ヴォーン・ウィリアムス、そして以前マルコ・ポーロレーベルから発売されていたブリティッシュ・ライト・ミュージックのアルバムを聞いていました。ヴォーン・ウィリアムスの交響曲は、標題付きの作品は幾つか知っていましたがこの交響曲第4番は今回初めて聞きました。冒頭から始まる強烈な不協和音、激しい曲調に度肝を抜かれました。ネットで作曲された背景がわかり納得しました。これが、揚げひばりと同じ作曲家の作品とは思えませんでした。また、ボールトは初演指揮者だったのですね。これを機会にボールトの指揮で交響曲作品を揃えたいと思います。カップリングのノーフォーク狂詩曲第1番は、ナクソスからも同じカップリングでCDが発売されています。こちらの作品も初めて聞きましたが、交響曲のインパクトが強烈だったため、あまり印象に残りませんでした。(笑)
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/23
ペールギュントの抜粋盤は、ビーチャム盤を所有していましたが、曲数では、こちらのアルバムの方が多いです。組曲盤に慣れているせいか、朝から始まらないペールギュントはどこか違和感がありますね。組曲盤では、ソルベーグの歌は、声楽入りのアルバムもありますが、ほとんどがオケのみ。やはり、この曲は、子守唄と共に声楽が入るといいですね。ボニーはしっとりと歌い上げています。ボニーはメンデルスゾーンの歌曲集で知りました。清楚な感じが好きな歌手です。
久しぶりに皇帝を購入しました。録音は古いですがバックハウスを越える演奏はなかなか出ませんね。 ライブ盤なので、熱気の感じる演奏を期待しましたが、出だしのビアノソロから躍動感が感じられない。全般的に丁寧に演奏はしているが、どうも消化不良気味に終わった印象です。ポリーニは、私の中では、協奏曲のソリストより、器楽作品のソリストの方が評価が高いかもしれない。それと、今となっては、皇帝のみの収録で38分では割高感がある。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/20
島健さんは、ハートカクテルのVol.4で知りました。屈指の名作カモメが連れてきたカノジョの音楽が、場面にピッタリで、他にアルバムがあればと思っていました。しかし、このアルバムはジャズだったのでいささか肩透かしでした。ジャズは、本格的なジャズよりもフュージョンぽい方が好きなので、評価はしにくいですが、3点とします。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/19
カヴァティナさえあれば満点でした。(笑) 日本人のギターリストのCDは、荘村清志さんに次いで2人目になります。以前から、福田さんは大阪出身で私も大阪なので親近感はありました。演奏は、とてもソフトで丁寧な印象でした。ヒーリング・ミュージックを聞いているような感覚でした。おそらく、録音や使用ギターによるものでしょうか?イエベスの同様なアルバムは、とても渇いた硬質な音色であまり好きではありませんでした。愛聴盤になりそうです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/17
八代秋雄のピアノ協奏曲を目当てに購入しました。しかも、初演者中村紘子の演奏となれば尚更です。 NHKの何の番組か忘れましたが、中村紘子のピアノで初めて聞いた時の衝撃は忘れられません。冒頭から何か不気味なメロディーで始まり、有名な1音の連続主題など度肝を抜かれました。これが日本人作曲家の作品とは!。中村紘子の熱演でした。録音が古いのは仕方がないですが、その時の模様が伝わるCDです。
ホームミュージック、クラシック名曲アルバムに収録される標準的は選曲ですが、このアルバムのタイトル曲の愛の挨拶は、私がクラシックを聞き始めた昭和40年半ば頃は決してメジャーな曲ではなかったです。同じような曲に、ピアノ曲ですが、サティのジムノペディもそうでした。ジムノペディはBS&Tのセカンドアルバムに収録されていましたので、ロックファンでも知っている人はあったかもしれませんが、愛の挨拶は隠れた名曲でした。エルガーは、威風堂々かエニグマ変奏曲、チェロ協奏曲が有名でした。何がきっかけで愛の挨拶がメジャーになったかはわかりませんが、当時愛の挨拶のオケ盤は、カーメン・ドラゴンしかなかったと思います。マドンナの宝石も有名な割に録音が少なかったと思います。カラヤンに録音はありますが、この作品ではありません。たしか、TVドラマ傷だらけの天使で、子供が絵を盗む回で流れていたと思います。
クレバノフストリングは、ビクターから発売されたラテン音楽のコンピレーションCDに幾つか収録されていました。あまり知らなかったバンドリーダーでした。今回のお目当てはそよ風と私で、このクレバノフストリングの演奏は、爽やかなアレンジとストリングス、ゆったりとしたテンポが好きでした。マントヴァーニーや、パーシーフェイスでも録音はありますが、テンボが早めでしっくりこなかったです。 全般的に、名前の通りストリングス中心のアレンジで聞きやすいですが、ややレトロな感じのサウンドですので好き嫌いは出るかと思います。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/14
CSチャンネルで、新・御宿かわせみ(沢口靖子、村上弘明)が放送されていて、そのテーマ曲が音楽畑からでした。 服部克久さんの音楽畑は、ゴージャスなアレンジ、美しいメロディーで、紀行番組、グルメ番組などのBGMによく使われてました。もう、今から30年以上前のシリーズなので中古も含めほとんどCDは残っていません。廃盤なので仕方ないですが、今回中古でこのベスト盤が購入できました。聞いたことのある曲も幾つかありました。音楽畑は、バブル期と発売が重なるので、音作りが贅沢で華やかです。レコード会社にもそれだけ余裕があった時代で今では制作は難しいでしょう。同時期に、ハートカクテルも粋な番組で、音楽も素晴らしいかった。古き良き時代の和製イージーリスニングです。
カヴァティナは、このテイクが本家本元。ジョン・ウィリアムスは、複数のテイクを残していますが、やはりこれでしょう。ただ、このアルバムは、ディアハンターのサントラですので、カヴァティナ以外の曲は、映画に興味がない人にはつまらないでしょう。 体裁もサントラなのに何も説明が掲載されていませんし、収録分数も30分と少し。今回は、中古CDでしたので安く購入できましたが、販売価格では割高感がありますね。ジョン・ウィリアムスのカヴァティナはCBSに音源が幾つかありますから、そちらでも購入できます。
フュージョン全盛期、ギターリストで牽引的なアーティストでした。リトナー、カールトンは東西の横綱でした。リトナーのこのアルバムは、アコースティックギターをメインに弾いているので、曲によっては、アール・クルーの演奏かと錯覚してしまいそうです。
甘い独特の音色で一世を風靡したケニー・G。ブレスレスは今でも色褪せてません。フュージョンが下火になりかけた1992年のアルバムでした。 今回、ベスト盤がセール品になっていて懐かしさも手伝って購入しました。ただ、CDの体裁は、歌詞カード、ライナーノートも付いていません。曲を聞くだけならこれで十分です。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/13
発売時は、ユニークなジャケットだと思っていた。アンダーソンの作品は、フィードラーが定番だったが、収録曲目が少なくまた録音も古いので新録音が待ち遠しかった。フィードラー盤のあと、アブラバネル盤もあったが、表現が硬く、ユーモアも感じられない退屈な演奏だった。このスラットキン盤は、収録曲目もフィードラーより多く、気にいっていた。かつてアンダーソンは、作品は有名なのに、曲目と作曲家名とが一致しない作曲家と新聞で紹介されたことがあった。 その典型的な曲がそりすべりだと思う。クリスマスシーズンは、山下達郎、ワムなどの定番クリスマスナンバーに負けないくらいに流れているのに、さて曲名は?と聞かれてもすぐには出てこない。他に運動会BGMトランペット吹きの休日、ユーモア満載のタイプライター、踊る子猫、テレビドラマのテーマ曲だったシンコベーディッド・クロックなど挙げたらきりがありません。アンダーソンの作品は、2〜4分までの演奏時間ですから聞きやすいです。ユーモアもたっぶりですので、もっと知ってほしい作曲家だと思います。
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