CD

交響曲第4番『ロマンティック』 ラトル&BPO(CD-EXTRA仕様)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE55947
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
CDエクストラ

商品説明

ラトル&BPO/ブルックナー:交響曲第4番

ラトル&ベルリン・フィル期待のブルックナー第4番は、ベルリンのフィルハーモニーでの録音ですが、今回は音質の問題はまったく無く、バランスの良い低音と適度な残響により、現代最高のヴィルトゥオーゾ・オーケストラのみごとなサウンドを楽しむことができます。
 まず気が付くのは、各パートの技術水準の高さと連携の巧みさ、全奏における見通しの良さでしょう。
 おそらく相当に厳しかったと思われる練習の成果を反映してか、完璧に維持されるフレーズの形と、克明をきわめたリズム処理が、作品本来の情報量の多さをきちんと示してくれていて見事というほかない仕上がりです。
 もちろんラトルのことですから、ここでも大見得を切ったり、無用に情緒的な表現に傾斜したりすることはありませんが、古典的スタイルとロマン的スタイルが同居した作品本来の複雑で微妙な味わいへのこだわりにはかなりのものがあります。
 第1楽章展開部のクライマックス[09:41-]では動的でありながらも気高い美しさを感じさせる素晴らしい仕上がりを見せていますし、終楽章のコーダ[20:45]でもすべてがピシリと決まった音響ならではのただならぬ高揚感が実に魅力的です。
 なお、国内盤は、特典として映像トラックが付いたCD−エクストラ仕様となっています。約5分間の映像の内容は、作品についてのラトルのインタヴューと演奏風景で、パソコンで御覧いただくことができます。インタビューには日本語字幕は付きませんが、コメント内容の訳文はブックレットに掲載されています。

・ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』[ノーヴァク版]
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サイモン・ラトル(指揮)

 録音時期:2006年10月19〜21日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 プロデューサー:スティーヴン・ジョンズ
 レコーディング・エンジニア:マイク・クレメンツ
 テクニカル・エンジニア:アンディ・ビーア
 テクニカル・エンジニア:リチャード・ヘイル
 テクニカル・エンジニア:ヨッヘン・ホフマン

内容詳細

なるほど。金管の咆哮も重ったるい進行も抹香臭さもない。響きは良くブレンドされていながら隅々まで透き通り、豊かなニュアンスに色づく細部が良く見える。これがラトルのブルックナー。曲との絶妙な距離感がいい。インタビューと録音風景の映像付き。(教)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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カラヤンでブルックナーは、かなり取り上げ...

投稿日:2021/02/25 (木)

カラヤンでブルックナーは、かなり取り上げられている作曲家で、ヴァントでも録音されている。ベルリン・フィルハーモニーにとっても演奏頻度の高い作品です。よって、演奏慣れしている作品でもある。ただ、カラヤン、ヴァントと名盤の後ではやはり辛いものがある。貫禄と云うか、どっしりと構えた演奏ではなく、どこか軽さを覚えたからである。決して、オケがラトルを軽く見てないのだか、あなたにはブルックナーは似合いませんよと言いたげな演奏に聞こえるからである。ブルックナーは、もう少し修行を積みなさいと教えているようである。上手くまとめてはいるが、物足りなげさの方が聞いた後残った。

k.k さん | 大阪府 | 不明

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これは素晴らしい!聴きたいと思いながら、...

投稿日:2016/08/03 (水)

これは素晴らしい!聴きたいと思いながら、どこかミスマッチ(ラトル&ブルックナー)な感もあったので躊躇していたのだが、バジェットプライスになったので思い切って聴いてみたところ、これは大満足!という結果になった。 ラトルという指揮者は、デビュー当時の頃から、吸い込まれるようなピアニッシモによる表現を得意としていた。それは遥かン十年前、CBSOとの2回目の来日公演で実際に初めて体感したのだが、筆舌に尽くせぬほど幻想的で魅力的な瞬間であった。そのピアニッシモが、またここで聴けるとは!しかもオケはBPO! 解釈としては、チェリビダッケからの影響があるとか、BPOにゲタを預けているだけだとか、いやそもそもこれはブルックナーの音楽ではないとか、等のコメントも想定しうる内容。確かに、今まで聴いた「ロマンティック」とは、どれも似ていない個性的な解釈だが、筆者は十二分に楽しむことができた。そして、これも紛れもなくブルックナーだと感じた。 BPOといえば、この曲をカラヤン、テンシュテット、ムーティ、ヴァントと録音しているが、その全てが全く違うのも面白い。おそらく、その中で最も室内楽的なブルックナーの「4番」と言わざるを得ない(いや、別に言わなくてもちっとも構わないんだが)。 ラトルのBPOの任期もあとわずか。できれば、「8番」をやってくれないものか?このディスクを聴いてそう感じたのは、おそらくわたくしだけではあるまい(いや、わたくしだけでもちっとも構わないんだが。でも賛同者いたら嬉しいですな)

クリングゾール さん | 静岡県 | 不明

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この演奏ははっきり言って良くない。ラトル...

投稿日:2013/03/02 (土)

この演奏ははっきり言って良くない。ラトルは、2008年のマーラーの交響曲第9番の録音あたりから、猛者揃いのベルリン・フィルを漸く掌握して、自らの個性を発揮した素晴らしい名演の数々を成し遂げるようになったが、2002年の芸術監督就任後の数年間は、それこそ鳴かず飛ばずの状態が続いていたと言える。世界最高峰のオーケストラを手中におさめ、それだけに多くのクラシック音楽ファンの視線は厳しいものとならざるを得ないが、そうしたことを過剰に意識したせいか、気負いだけが空回りした凡庸な演奏を繰り返していたと言えるところだ。個性を発揮しようと躍起になるのは結構なことであるが、自らの指揮芸術の軸足がふらついているようでは、それによって醸成される演奏は、聴き手に対して、あざとさ、わざとらしさしか感じさせないということに繋がりかねない。ラトルは、ヴァントが、その最晩年にベルリン・フィルとともに行ったブルックナーの交響曲のコンサートを聴き、実際に楽屋を訪ねたこともあったようである(ヴァントの自伝にその旨が記述されている。)。しかしながら、本演奏を聴くかぎりにおいては、ヴァントから学んだものなど微塵もないと言わざるを得ない。いや、むしろ、ヴァントの神々しいまでの崇高な名演を過剰に意識するあまり、しゃかりきになって、独自のスタイルを打ち出そうともがいているような印象さえ受ける。これは、ブルックナーの交響曲を演奏するに際しては、危険信号であると言えるだろう。ベルリン・フィルも、そうしたラトルの指揮に戸惑いを見せているような雰囲気も感じられるところであり、もちろん重量感溢れる演奏は行っているものの、今一つ音楽に根源的な迫力が感じられない。ラトルも、無用なテンポの振幅は最小限に抑えているようではあるが、独自のスタイルを打ち出そうと言うあせりのせいか、時として無用な表情づけがなされているのが問題だ。ラトルは、昨年、ブルックナーの交響曲第9番(終楽章の補筆版付き)の名演を成し遂げたが、かかる演奏との格差は歴然としており、現代のラトルがブルックナーの交響曲第4番の録音を行えば、より優れた演奏を行うことができたのではないかと容易に想定できるだけに、ラトルは、同曲の録音を行うのがいささか早過ぎたと言えるのかもしれない。音質は、従来CD盤でも十分に良好な音質であったが、今般、ついに待望のSACD化が図られることになった。音質の鮮明さ、音場の拡がりなど、どれをとっても既発の従来CD盤とは比較にならないほどの極上の高音質であり、あらためてSACD盤の潜在能力の高さを思い知った次第である。もっとも、高音質化がなされても本演奏自体のグレードが上がるというものでもなく、ラトルには、今後、ブルックナーの交響曲第4番の再録音を大いに望んでおきたいと考える。演奏内容の評価は★2つであるが、SACDによる高音質化を加味して、★3つの評価とさせていただきたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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