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juntaro さんのレビュー一覧 

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/13

    聴いていて非常に安心感のあるマスターのCD です。かつて「ハッキリしない演奏 」という評の1951年のブルックナー五番、素晴らしい録音と演奏です。戦中の比較演奏もあり、なかなか心憎い配列。。このほか、トリスタン前奏曲と「愛の死」、晩年の名演を上手くカップリング。正規版ではなかなか出来ない配慮と心遣いが楽しい「レガシー 」です。また高音の伸びと、中低音域の深みがなかなか良いです。すでに単品でコレクションした方にも、是非おすすめします。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/10

    ワルターとウィーンフィルとの「ザルツブルクの第九」はベートーベンもありますが、このブルックナーは、のちのシューリヒトの名演の本ともいうべき、内的な炎がしばしば外に溢れ出す、ワルターのタクトが縦横無尽な演奏です。録音もザルツブルク実況の中では演奏が十分堪能できます。ニューヨークフィルにはない伝統を感じさせます。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/09

    すばらしいセットです。バッハもモーツァルトも正統派の、かつ熱い(録音時の年齢からしても素晴らしい!)演奏です。ワーグナーとブラームスは、その経験の厚みと誠実な演奏に涙が出ます。後のテンシュテットが出会うロンドンフィルの素地はボールトの功績が大でしょう。BBC常任時代の演奏も期待大です。録音も演奏も申し分なし。十歳上のビーチャムよりも熱く、十歳下のバルビローリより端正で、近年再評価の高いクレンペラーも超える演奏です。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/09/18

    低音が効いていて、バスにうるさかったワルターのヴァイオリンの旋律線とバスリズムのバランスがNYPOやCSOとも過去盤より豊かなのが嬉しい。特にアイネクライネはこのセットで聴くべきです。 モーツァルトVn協奏曲もゼルキンとのベートーヴェンの皇帝もゴキゲンなセットです。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2012/08/20

    バッハ無伴奏でチェロという楽器の素晴らしい飛翔を聞かせてくれたリプキンにる、幸せな一枚。月並みなショーピースではありません!繊細かと思えば大胆、ピアノに乗っかっているだけの伴奏付きチェロではない、カザルスもうなるであろう一品です。夜に聞くとまた秀逸!

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/07/15

    若きクレンペラーを追想できるセットです。ヴァントが影響を受けたというのも理解できる演奏です。ブルックナーやブラームスが特にオススメ。フルトヴェングラーがワルターやクレンペラーのドイツ追放に異論を唱えたのも判る、「晩年様式 」ではない、動き回る、でもやはり彼でしかなしえないクレンペラーの貴重なドキュメントです。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/14

    聴いて楽しく、持って価値ある一枚です。出身地グルジアの「ポートレート」は多様性が意外な合奏、これがカンマーフィルのベートーベンと好一対。合奏の呼吸も、いい意味で新鮮、聴いていて安心かつ飽きません。これはソニーの大ヒット盤でしょう。彼女の録音の中でも一番おすすめしたい一枚です。

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     2012/01/06

    ミンコフスキにはずれなし!ハイドンやバロックも素晴らしいですが、この幻想はワルター、ミュンシュ、チョン・ミュンフンらに比べても素晴らしい幻想です。オケのコラボレーションも芸達者でさわやかです。まとめ買いでも一点買いでもうれしい一枚です。もちろんミンコフスキらしいお楽しみも随所にありますよ!

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     2011/04/10

    九番もものすごい演奏ですが、この七番もインバル以来の読み込みと前任者ウルフのピリオド奏法の上に、ヤルウィのメロディが響きます。ハイブリッド盤の豊かな音響に包まれた、深い演奏です。演奏の性格は違いますが、九番と合わせておすすめします。解説書掲載の本人インタビューも演奏論的に意義深い内容ですよ。

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     2011/03/02

    この演奏はもともとパリでの1930年代後半のSP全曲録音にもかかわらず、イギリス盤・アメリカ盤・日本盤の各復刻を比較するとかなり響きが異なります。1920年代の第3番の録音以来、カザルスの全曲初録音の意気込みを感じさせる、またスペイン内戦を経験した後の不穏なヨーロッパ情勢の中で、その魂の記録として、この録音は重要です。日本盤は楽器に隣接したダイナミックレンジが割れるような音で、イギリス盤は、カザルスの繊細な旋律線の表現の深みを豊かに再現しています。アメリカ盤はその中間、そして戦前のSP原盤はどれよりもさらに豊かな音響を有していることです。このopus盤はそうした差異を含めた研究盤と言えるでしょう。ヨーヨーマ、マイスキー、ビルスマ、ケラスといった古今の名手を知った後でも、カザルスの弓は不思議な力を感じさせます。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/06

    1960年代前半に録音された、フルートの名手・ランパルの神業がフランス古楽から現代まで、素晴らしい録音で堪能できます。1枚目のバッハ管弦楽組曲第2番のミュンヒンガーとの相性もさることながら、3枚目のラモーはランパル以外では聴けないフレージングですし、4枚目から5枚目にかけてのアンティクワ・ムジカとのフランス・ドイツバロック音楽集のエスプリは今聴いても絶品です。6枚目以降の小品集も、やさしく深く心に響きます。このアルバムだけでもランパルの芸術に触れるには十分な内容です。フルートファン必携のアルバムです。日本での記念録音盤も含まれています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/30

    LP全集時代からの名盤揃いですがライブ盤及びレッグ監修の曲がより細部がクリアに聴こえます。残響も適度にあり、高音の限界を補完して聴くことができます。バイロイトの第9は管楽器がクリアで、奥の深いマスタリングです。何より熱狂から少し離れて落ち着いたスタンスでじっくり鑑賞できる、記念盤らしいボックスです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/12/11

    ワルターのニューヨークモノラル録音と並ぶ、意外にも若々しくかつ細部まで聴き逃せないフレージングがすばらしい。表紙も意味深長でよい絵柄。バッハ管弦楽組曲とブランデンブルグ協奏曲とあわせ、貴重なドキュメントです。録音もいい残響と奥行きがあり、おすすめです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/11/28

    鑑賞に値する以上に、クナファンのみならず一九五十年前半のベルリンフィル研究家必携の第一級ドキュメントです。CD一枚目ブルックナー第九とシューベルト未完成の音響はライヴ前前日のより陰影深いアゴーギクが迫力です。レーウェ初演版の意味を再評価させうるほどの抑揚の臨場感が、リヒターやシャルクらの古き伝統を想い起こさせます。四枚目の「くるみわり人形」「こうもり」「ピチカートポルカ」は意外な絶品ですし、「バーデン娘」はよくぞベルリンでと思うぐらい自然体でかつ幸せな小品です。先のフルトウェングラー版以上の大ホームラン復刻です。買って絶対損はありません!

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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