トップ > My ページ > 猫荷古盤 さんのレビュー一覧

猫荷古盤 さんのレビュー一覧 

検索結果:47件中31件から45件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/07/05

    沼尻さんのベートーヴェン交響曲全曲シリーズ第5弾です。これまでピリオド派の影響を受けた演奏は早いテンポに自分の体内時計を合わせることができず好きになれなかったのですが、これはなかなか聴きやすくて良かったです。残念なのは全集まであと一歩の第4番がいつまでたっても出てこないこと。ライブで録音済みとの情報は得たのですが、他に次々に完成する全集を聴いていると一体何故と気になります。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/29

    フェルステルの曲を聴くのは初めてです。大好きなポスター、ミュシャの黄道十二宮にひかれてこの盤を含め5曲の交響曲を買ってしまいました。財布は益々軽くなりましたが、後悔するどころか感謝しています。交響曲第1番と第2番を聴いて感じるのは、実に素直に大きく歌うような曲ということです。マーラーよりはドヴォルザークに近い世界が広がりました。もちろん世代の違いというものはあります。第2番の第4楽章でグランカッサというより大太鼓と呼びたい一撃に続く室内楽風のところが特に気に入りました。独奏楽器の木霊(エコー)がすぐに大きくなるところ、芸が無さすぎるのではなく、素朴で美しいですね。フェルステルにはヴァイオリン協奏曲もあるそうで、これも聴いてみたくなりました。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/18

    ネシュリングとサン・パウロ響のベートーヴェンも4枚目にして、交響曲第1、2、4、5、6、7、8番を聴くことができました。サンバのリズムが聞こえるようなという推薦文句にひかれて方々手をつくしましたが、HMVさんから届いた6番が一番優れた演奏のようです。充実した響、終楽章がさりげなく始まり、万物の創造主を讃える美しい感謝の歌を聴く限り、ブラジルは西洋音楽の辺境の地だとか発展途上国とは言えない豊かな国だと思います。ゼッフェッレリ監督の映画に描かれたトスカニーニの指揮者デビューもブラジルの歌劇場でしたね。この6番はサンバのリズムは聴こえてきませんが、聴けば元気のでる立派なベートーヴェンです。他は生産中止だったりしますが、この盤のみまだ入手可能かもしれません。既出の第9の指揮がネシュリングではなくミンチュクで、エロイカがどうなるのか気になりますが、サン・パウロ響で残り2曲聴けることが楽しみです。ネシュリングもエロイカと第9を何時か録音して欲しい。必ず聴きますよ。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/15

    アクロス福岡でティーレマンの指揮するミュンヘン・フィルのブルックナー8番の実演を聴けて幸せでした。別のタイプではあるけれど、チェリビダッケ、ヴァント、朝比奈が亡くなってしまい、高齢のスクロヴァチェフスキーを除けば、ブルックナーを得意とするのは未だ若い人ばかり。50、60は洟垂れ小僧というのは、ブルックナーに限ればもしかしたら本当なのかもしれない。そのなかでこの映像を含む音の記録は素晴らしい。かけがえのないものに思われます。ティーレマンには、彼の今のブルックナー、ブルックナーの現在をレコードで機会がある度に記録し続けて欲しいと思います。とても充実した盤ですので広く視聴されますように。オケとの関係がどうなろうと構いません。名演の後続を期待します。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/15

    今回は第4集に続くピアノ曲集です。第4集の二つの版の「悲しきワルツ」みたいな凄い曲は少ないのですが、皆初めて聴くものばかり。可憐な曲、美しい曲に混じって様々な曲想が現れては消える楽しさ。中には悪夢のようなデモーニッシュな曲もあって驚きました。良かったですよ。ピアノが弾けたらもっと楽しめるのではないでしょうか。シベリウスのピアノ曲は、グリーグの曲集ほど親しめるものは少ないと思っていたのですが、ピアノ好きならそんなことないでしょう。今回も美しい連続写真ですが、予定の全13集揃うときっと並べてみたくなるのでしょうね。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/10

    30年前、クラシックしか聴かず、美しい現代曲が生まれにくい時代だと嘆いていたころ、マイルスの音楽に出会えて本当に良かった。晩年カムバックしたマイルスは、まるでベートーヴェンやストラヴィンスキーのように変化し続けて亡くなってしまった。大作曲家たちに匹敵する立派な顔をした人だったと思う。ジャズは未だに判らないが、マイルスの音楽は聴けば解かる。新しく美しい音楽は必ずあるのだと救われた。ジャズミュージシャンの多くはマイルスのように変化しようとせず、先祖帰りしてしまった。その後、クラシックの新譜LPを買えばとてもジャズにお金が回せない悔しい日々が続く。時を超えてレコードの枚数は万を遥かに超えたが、マイルスのアルバムはついに揃わなかった。根性も金もない私には、今後も未発表音源が出続ける限り、ライブ盤を含めマイルスをすべて聴くことなど不可能だろう。最近になって、Complete Columbia Album Collectionが出て、Prestigeのこれが出た。手持ちのLPとCDにダブりは多々あるがこの2点は限定ボックス。見つけたら今しかない。Warner Brs.も是非出して欲しい。クラシックが前世紀の現代音楽となり果て失われていった美と輝きと変化をお捜しの方にお勧めします。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/10

    2曲とも素晴らしい演奏録音です。2番の第3楽章の爆発力と6番の後半3楽章の古典的な美しさは特に素晴らしい。できれば後続の録音を期待しますが、リヨンではなにやらキナ臭い問題が起きていると伝え聞きます。たとえ事実でもこだわることはありません。良いオーケストラは世界中にたくさんあります。全集に限らずライブ等含め全9曲録音のある指揮者はおよそ百人いますが、メルクルさんのベートーヴェンをもっと聴きたい。何時の日か必ず全9曲録音してください。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/10

    某レコード誌の評価がいま一つだったのが信じられません。若いコンクールの覇者は多くとも、これほど恰幅の良い演奏はできないと思います。ミルシュティン、リッチ、ギトリスに学んだ日本屈指の名手が弾く2大名曲。メンデルスゾーンのカデンツァは通常のもの。ブラームスのカデンツァはミルシティン版。山田さん指揮のオーケストラも響きが厚くて良いです。4大ヴァイオリン協奏曲の録音も残るはベートーヴェンのみ。できるだけ早く是非二つのロマンスと組み合わせて録音してください。収録時間に余裕があれば、リッチのビダルフ盤みたいにあらゆるカデンツァを詰め込んで。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/10

    3番はややおとなしい印象ですが、4番がフレッシュで非常に良く、この評価になりました。このシリーズに限っては、私もStereo再生の音の品位よりも、5.1 Surroundの方に魅力を感じます。TANNOY SYSTEM8 NFM2 という古い安物5本とDENON のSWという安易な聴き方なので、再生方法次第でもっと良くなることでしょう。残すところ第9のみとなりましたが、楽しみに待っています。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/07

    第6回大阪国際室内楽コンクール&フェスタ(第2部門)ピアノ三重奏での第1位ということで実演を聴きこの盤を入手しました。ピアノ三重奏曲がとくに素晴らしく、第2楽章パントゥムは震えるように美しい。女性二人のソナタも輝いています。スペインのフレッシュなトリオでチェロが男性。これから長く活躍してボザールトリオを超えて欲しいです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/07

    暇なので数えてみたのですが、ベートーヴェンの交響曲全9曲を録音した指揮者は、ワインガルトナーからヤルヴィ、ヴァンスカ、ヘレヴェッヘまで84人、音源は100種を超えます(寄せ集めまで含めて良いものかどうか)。全曲録音を予告しながら途中挫折した例は数多く、吹けば飛ぶような風船が九つという写真を見ると若干不安になります。ピリオド楽器使用とのことで早すぎるテンポを予想したのですが、心配無用。ヘレヴェッヘ盤ほど早くありません。現代の名盤とまで手放しで称賛する訳ではありませんが、演奏も録音も独墺以外のベートーヴェンですがなかなか良いです。第9から始めたのが吉と出るか、どうか。とにかく何年かかってもあと8曲聴いてみたいものです。人柱として以上の責任は負いませんが騙されたと思って聴いてみてください。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/02

    半年かけて第1集から9集まで聴きました。それまでシベリウスは限られた曲しか聴かなかったのですが、20世紀を代表する一人の作曲家の作品にまとめて接することができたのはこの企画のおかげです。室内楽といってもこれらの曲はビーダーマイアーの楽しさというより現代曲に通じるあたりが気に入りました。第10集も予約して最後までシベリウスの心の旅路に冒険してみようと思います。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/02

    評判の全11集12枚と実演では14番を聴き、技巧表現共に素晴らしい演奏で感激しました。ベートーヴェンの曲の素晴らしさを正しく伝えることは当たり前のようでとても難しいこと。仲道さんはそれができる優れたピアニストです。弾き終ると椅子の上で後ろに倒れそうになるところだけが心配です。椅子に角度を付けて防ぐにしてももう少し安全な方法を工夫してください。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/29

    ショパンの全集と並行して聴きましたが、このベートーヴェンのソナタも素晴らしいです。ハイドシェック、ポミエ、チッコリーニを上回る技巧と、気迫に満ちた演奏と聴こえました。大したことのない再生装置なので偉そうなことは言えませんが、録音の雰囲気が独往系のピアニストのそれと違っていることも魅力です。ここで経営再建後のFORLANEさんに、かつての旧譜を買い損ねた者としてお願いがあります。LOMBARDのベートーヴェン交響曲全集とリグットのショパンを復刻してください。前者はiTunesで聴けますが、やはりCDで聴きたいと願っている方は私以外にも多いのでは?

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/29

    アシュケナージの初出LP盤のように、年代順のプログラムになっていることが、素晴らしいです。演奏自体はアシュケナージよりも力感あり、カッチリした印象ですが、この演奏プログラム風の流れと、独特の雰囲気ある録音により、ショパンの旅路をとても楽しく聴くことができました。ショパン弾きと呼ばれる名人は大勢いて名盤も数多いのですが、ここに現代の優れた名手の録音がまとめて聴けるのは嬉しいことです。一生の宝物になりました。とくにピアノが弾ける方は是非聴いてみてください。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:47件中31件から45件まで表示