対談:アチコ×木下理樹(ART-SCHOOL)
Wednesday, October 22nd 2008
そんな2人がそれぞれの新作を聞きながら語り合う今回の対談。KAREN の事はもちろん、お互いの表現者としての視点や感覚の違い、バンド観などを語って頂いています。アチコさんの脳内世界が溢れ出すトークに「なんか頭がぼんやりとしてきた」という木下氏の名言も飛び出しつつ、お菓子をつまみながらの六本木の夜は静かに更けていくのでした...
※10月17日から全6回に渡って更新予定(18日、19日は更新お休み)
聞き手&写真:小森/堀田(HMV ONLINE)
「英子ちゃんの心の中には長い滑り台があって、
それを金太郎みたいな女の子が凄く楽しそうに滑ってる感じ」
(ここでスタッフさんから「アチコさん!木下君にもチョコあげないと!」という声が)
アチコ:はい、血糖値あげてね(とチョコを差し出す)
木下:あ、ありがとう(笑)。
アチコ:(チョコとポテトチップスを目の前にして)私もう本当に、何でも欲張りで…どっちも好きなんですよね(笑)。口の中にどっちも入ってるのが好き。
(一同、妙に納得の表情)
HMV:...さぁ、では次は木下さんに石橋英子×アチコ「サマードレス」を語っていただく番です。
木下:はい。いや、その…えーっと、MUSICAにレビュー書いたので。そこに全部載ってます。
アチコ:わーお!(笑)
木下(笑)。いや、何だろう。もともと僕は、石橋さんって「天才」だと思ってて。で、そこにアチコちゃんが加わると凄い。前のアルバムから好きだったんですけど、今回はもっとよりカラフルな感じがしましたね。でも、芯の部分はずっと変わってない。なんともいえない不思議さがあるよね。
アチコ:うん。
木下:凄く、昔を思い出す。遠い記憶のこととか、無垢な感情みたいなもの。少女っぽさ。そういうものが詰まってる。
アチコ:はじめて(石橋さんと)2人でライブをやろうってことになったときも今も、結局スタジオに長い時間入っても音を合わせるのは1時間とか。あとは全部おしゃべりなんですよ。
木下:あはは。
アチコ:私は英子ちゃんの心の中には長い滑り台があって、それを金太郎みたいな女の子が凄く楽しそうに滑ってる感じがしていて。
木下:えっ!?えっと、滑り台があって、金太郎?(と戸惑う木下さん)...滑ってる?...あはは、わかんねえなぁ(笑)!
アチコ:いや(笑)、えっと、みんな心の中に小さい自分がいませんか?
木下:あー、うん。
アチコ:そういう部分で一緒に音楽をやりたいなって思ってる。もともとon button downで一緒に音を鳴らしてたので、お互いどういう感じかっていうのは分かってるし。(※石橋さんはon button downのサポートをしていた。)
木下:うん。
アチコ:今回は曲を作る前「次(のアルバム)どうしよっか?」って話してる時に、私から英子ちゃんに「次は『サマードレス』っていうタイトルのCDがいい」って言って。それで「英子ちゃんの作ったラブソングが歌いたいなぁ」ってお願いして。両方とも何の根拠もない閃きだったんですけど。
HMV:じゃあそのふた言で制作が始まったと?
アチコ:そうそう。で、そういうお願いは彼女にとってくすぐったい事だと思ったし、イタズラ心みたいなのもありましたね。でも彼女がラブソングを作ってくれれば、絶対ウソの無い作品が出来る目論見はありました。
木下:うん。まさにその通りだよね。そうだ、俺こないだジブリのアニメ見ながら『サマードレス』聴いてたんだけど、何かすごく合ってた。
アチコ「ポニョ」!?
木下:いや、「ナウシカ」(笑)。
アチコ:あー、それは嬉しい。今度やってみる(笑)。
HMV:なんか今回はジャケットも凄くいいですよね。『サマードレス』っていうタイトルと中身とジャケットが何とも絶妙に...
アチコ:そうなんですよ!そうやって全ての事柄が意識せずに合致した感じ、そこに辿り着けたっていうのも嬉しいんです。自分達でも気づいてない強い無意識が噴き出して重なりあってくる感じ、みたいな。
HMV:木下さんは、そういう無意識的な部分が強く作用した音楽の作り方ってどう感じますか?ART-SCHOOLでの曲の組み立て方とはまた違う方法だと思うんですけど。
木下:うーん、やっぱりKARENとかART-SCHOOLとはまた違って、この『サマードレス』は2人の聖域だと思うし、その科学反応っていうのは絶対に真似できるものじゃないですよ。
>>>次回につ・づ・く!
最新インタビュー
|
ジャパニーズポップス ロック&ポップス ダンス&ソウル ジャズ/ワールド/イージーリスニング TV & 映画
|
|
|
|
|
|
|
|
|




