対談:アチコ×木下理樹(ART-SCHOOL)
Monday, October 20th 2008
そんな2人がそれぞれの新作を聞きながら語り合う今回の対談。KAREN の事はもちろん、お互いの表現者としての視点や感覚の違い、バンド観などを語って頂いています。アチコさんの脳内世界が溢れ出すトークに「なんか頭がぼんやりとしてきた」という木下氏の名言も飛び出しつつ、お菓子をつまみながらの六本木の夜は静かに更けていくのでした...
※10月17日から全6回に渡って更新予定(18日、19日は更新お休み)
聞き手&写真:小森/堀田(HMV ONLINE)
「大人の卑猥さっていうか、説得力のある卑猥さっていうか」
アチコ:(しみじみと)でもほんとに、ART-SCHOOLのライブを観に行くとほんとに「懐かしいまっくら」がまってるんですよねぇ。
木下:(ちょっと恥ずかしそうに)え、ははは。
アチコ:絶望的なものとかじゃないんですよね全然。昨日も考えてたんですけど、なんか霧の中にいるような気持ちってあるじゃないですか...?
一同:・・・(沈黙)
木下:えっ…それは、、、モヤっとしたって気持ちのこと?
アチコ:そうそうそう(笑)!でもね、それが霧じゃなかったんだなって考えて。ART-SCHOOLを聴きながら。霧じゃなくって閃光の連続ですごく目がくらんでる感じっていうか。そういう「まっくら」を感じる。それは心でも視覚でもそうだし。彼等が映し出すその閃光と閃光の間の風景はお客さんも見てるんじゃないかなって。今回のCDもそうですけど、そういう閃光の粒子と風景が、すごく鋭いけれど奥行きのある優しさがあったりとか、聴いてる人と共に在る感覚を感じた。音楽性もがらっと変わったよね?
木下そうっすねぇ...(といいながら遠い目をしてしまう木下氏)
アチコ:うふふふ(笑)
木下:いやぁ、何かぼんやりとしてしまいました(笑)
アチコ:(笑)
木下:前もなんかね、こういうこと言われた事があったんだけど、、、そのときも結構ボンヤリとしてた記憶が(笑)
アチコ:あはは(笑)
木下:でも、そう思ってくれるのはありがたいと思います。すごく。
アチコ:あのね、わたし今日ね、書いてきたんだ。
木下:え?何なに?メモ?
アチコ:うん。わたしあの「エミール」のギターが好きなんだよね。あと「ILLMATIC BABY」のギターとかは凄くいいなって。「エミール」の狂った、不穏な感じっていうか、不思議な感じが好きな私としては。
木下:うんうん、なるほど。
アチコ:あと「ILLMATIC BABY」は大人の卑猥さっていうか、説得力のある卑猥さっていうか。
木下:説得力のある卑猥さ(笑)。
アチコ:戸高くんのギターの音もグラマーになったなって。
木下:あぁ、そうっすねぇ。うーん。グラマー(笑)…
アチコ:あれ(笑)、ちょっと間違ったかな。
木下:いやいやいや、でも確かにそういう色気っていうかそういうのはあるかも知れない。
アチコ:私はこれを聴きながらクネクネ踊ってますけどね。
木下:(笑)
アチコ:朝から、、、夜まで。ふふふ(笑)。でも朝歩いてる時に一番すきなのは「君はいま光の中に」っていう曲。
木下:あぁ、僕も個人的にすごい好きですよ。
アチコ:あ、ほんと!?
木下:うん、あの曲を本当はメイントラックにしようかと思ってたんだけど、(長さが)5分以上あってちょっとね。
アチコ:木下君も好きなんだ。嬉しいなあ。
木下:枯れてるんですよね。この曲は。そういうのが好きなんですね。
アチコ:うん、そういう枯れてる中に、木下君の祈りとか、リスナーの人に向けた気持ちを一番感じる。そういう優しい曲だと思う。私も朝に聴いて「今日一日頑張ろうかな」って気持ちになってるよ。
木下うん、いいっすね。うん。
アチコ:そう、それってなんか素敵だなって思う。
木下:僕もそんな風に感じてもらえていいなって思いますよ(照れ笑い)。
HMV:こういう風に近い人に言われるのってどうですか?
木下:いや、嬉しいですよ。やっぱアチコさんはアーティストなんで。嬉しいですよ。
アチコ:(チョコを食べながら)どう?困る?この私の…
木下:いや、なんかねぇ、話をずっと聞いてるとね、ボンヤリしてくる(笑)。
一同:あははは!
木下:いい意味でね。
アチコ:いい意味でね。私もいつも話しながらぼんやりしてる(笑)
>>>次回につ・づ・く!
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