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PATD スペシャル・インタビュー

Tuesday, July 8th 2008

 

PATD インタビュー
     




6月14日、ホンダシビックツアー最終日のLA公演を終えたPanic At The Discoにスペシャル・インタビュー!
最新アルバムのことや、来るべき夏のサマーソニックへの来日公演の意気込みなどを聞いてみました!




---素晴らしい新作がですね。今のお気持ちはいかがですか?



ブレンドン ニュー・アルバムは、すごく嬉しい出来になったんだ。



スペンサーうん、皆すごく満足してる。だからライヴをやるのがすごく楽しみだよ!



---前作とは全く違う作品になりましたが、違うものを作ろうと意識したのですか?



ブレンドン ああ、今作では違うことをやりたかった。前作を作った後、3年間曲作りはしてなかったけど、その間にミュージシャンとしても、バンドとしても成長したからさ。それが作品に出ていると思う。いや、出ているのが分かってもらえたらいいなって思うよ。まだまだ努力中だけどね。



--- 過去3年間の間に、新しい音楽を聞くようになっていたら、どんな新しい音楽を聞くようになりましたか?



ブレンドン 体みんな聞いている音楽が似てるんだけど、でもそれぞれ違うものも聞くよな。何聞いてる?



ジョン 僕達が好きなのは、オリジナルの音楽を創造しようとしてて、時には枠の外に出るような音楽をやってるバンドなんだ。その意味でビートルズには僕達皆影響を受けてるよ。彼らの創造スタイルにね。ビートルズは皆聞いて育ってると思うし。だけど今僕達は20、21、22歳でさ、音楽を演奏もしてるし、昔とは違う音楽の聞き方をしてる。だから数年前のバンドがいきなりカムバックして僕達を怖がらせる、なんてことがあるわけで。



スペンサー いい意味で。



ブレンドン いい意味でだよ。ゴーストみたいに。



--- 今作には特にビートルズの『マジカル・ミステリー・ツアー』からの影響を感じましたが、どう思われますか?



スペンサー 確かにアルバムにイントロ・ソングがあるとか、それは僕達はファースト・アルバムでもやったんだけど、似てる部分はあるよね。ホーン・セクションとか、同じ楽器も使ってるし。



ライアン でも僕達がやったことっていうのは、それぞれの曲に合ったサウンドを作って行くことだったんだ。だからブラストやストリングが必要な曲には、 それを入れたんだ。



--- こういう音楽をやっているバンドは今のシーンには見られないですよね、他のバンドとは違うんだ、ということを表明したかった?



ジョン 可能な限り、オリジナルになろうっていうのが僕達の目標なんだ。バンドじゃなくて、自分だけで曲を作っているだけだったら、できなかったことかもしれない。でも別にそういうことを考えて作ったわけじゃないんだ、こういうものができたっていうだけで。



--- 今のロック・シーンに対して反抗しようとかいう気持ちがあったわけではないんですね?



ライアン 結果的に反抗する形になっているのかもしれないけど、意識してやってはいないよ。そんなに今のロック・シーンが好きじゃないっていうだけなんだよね。



--- CDのジャケットについて教えてください。



スペンサー ウェルカム・トゥ・ザ・サウンド・オブ・プリティ。オッド。って書いてあって、ファンタスティックな街並と花と鳥が描かれてて、昔話の本みたいに見えるものにしたかったんだ。



ジョン (キレイ。ヘン。という)アルバム・タイトルとはそんなに関係ないけど、クールだからこれにしようってことにしたんだ。面白いジャケットだよ。



--- “ナイン・イン・ジ・アフタヌーン”のミュージック・ヴィデオはどこで撮影したのですか?どのようなことを伝えようとしていますか?



ライアン ロサンゼルスで撮影したよ。



スペンサー ワーナー・ブラザーズかどこかのスタジオのセットで撮影したんだ。そこにすごく大きなサウンド・ステージみたいなものを作って、僕達が映画スタジオのセットでヴィデオを撮影したのは初めてだったから、クールだったよ。僕と、ライアンと、ジョンが演技のパートを持ったのも初めてだったんだ。 今まではパフォーマンスだけだったからね。だからすごく楽しかった。2日間で撮影を終えたんだ。もうオンエアされてるけど、すごくハッピーだよ。



ジョン メッセージはどうかな、ちょっと覚えてないな。



ブレンドン そうだね、また明日。



---  日本のファンはあなたたちの公演を心待ちにしていますが、いつショウを見ることができそうでしょうか?



ジョン 夏だね。 



ブレンドン 夏に行くよ。 



ライアン 待ちきれないね。 



スペンサー 日本にまた行くよー。前回は会いたい人数の半分にも会えなかったからね!だから戻るよ!



ブレンドン 今作のツアーでは1回以上行けたらいいなって願ってるんだ。 



ジョン そうだね。 



ブレンドン 待っててくれよ。 



ライアン(?小さい声で)日本で会おう。 



--- 日本のファンにメッセージをお願いします。



スペンサー 日本の皆、君達は本当にラッキーで羨ましい。おいしいコアラがあって。



ブレンドン そうだな。



スペンサー 選り取りみどりのすごく美味しいお菓子がある。でも、そんな日本の皆が好きなんだ。



ブレンドン 僕達にフィットする服もあるしね。



ライアン だからまた日本に行って、もっとお菓子を食べるよ。



ブレンドン ハグももっとね。



スペンサー それと僕達は別に曲の間で面白いMCとか言わないから、騒ぎたかったら騒いでいいよ。



ジョン すごい嬉しいね! そういってもらえると。



スペンサー そうそう、怒らないから心配しなくていいよ。






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パニック流ミュージカル・アルバム!

Panic At The Disco『Pretty.Odd.』

 CD  
Pretty.Odd.


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2 Nine In The Afternoon
3 She's A Handsome Woman
4 Do You Know What I'm Seeing?
5 That Green Gentlemen
6 I Have Friends In Holy Spaces
7 Northern Downpour
8 When The Day Met The Night
9 Pas De Cheval
10 Piano Knows Something I Don't Know
11 Behind The Sea
12 Folkin' Around
13 She Had The World
14 From A Mountain In The Middle Of The Cabins
15 Mad As Rabbits
16 Do You Knoe What I'm Seeing(Alternate Version)



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