HEMO+MOOFIRE インタビュー

Tuesday, August 26th 2008

 

HEMO+MOOFIRE インタビュー

text : HOSAKA & HORITA(HMV)

※インタビューを最後まで読んでくれた方に、素敵なプレゼントがあります! 必読!


“色々あるけれど、やっぱりレゲエはジャマイカじゃん!”
っていう場所に今戻って来つつある感じですね、
私たちは。
今私たちの中のキーワードのうちの一つなんですよ。



--- レーベルを発足する前にはジャマイカに何度か足を運んでいたんですか?

HEMO そうですね。遊びでね。年に1回とかね。

MOOFIRE レーベル発足してからはね、毎月のように行っているよね。まるでジャマイカの住人のようになってるもんね(笑)。

--- そのように何度もジャマイカに行っていると、現地のレゲエシーンと、日本のレゲエシーンとの差異をすごく肌身に感じるかと思うのですが…。まあ、全く同じにはならないにしろ、その温度差というのはどのように感じていらっしゃいますか?

MOOFIRE ジャンルが違いますよね。同じレゲエでも。

--- 日本は、いわゆる、ジャパニーズ・レゲエですかね?

MOOFIRE うんまあ、でも、私たちと同世代の人達はまた別なんですよね。今の若い人のジャパレゲの人達とはちょっと違うんですという意味で。“色々あるけれど、やっぱりレゲエはジャマイカじゃん!”っていう場所に今戻って来つつある感じですね、私たちは。今私たちの中のキーワードのうちの一つなんですよ。
  でもまあ、私たちが高校生の時ってバンドブームで。その頃バンドをやっていたバンドの人達ってアメリカとかイギリスの外国のバンドの真似をして音楽をはじめていたと思うんですよ。でも今の高校生はその真似をした日本人の真似をしてバンドをはじめているから、どうしても歌謡曲のような日本固有のものになってしまうのはしょうがないし。それって、レゲエにも言えることで。
  私たちの世代よりも若い人達は、ジャマイカのレゲエを知っている日本人のレゲエの人達のコピーみたいなところがあるんですよね。しょうがないことなんですけど。そうやって、オリジナルなレゲエの要素が消えていって日本固有のものになって行くのは自然なことなのかもしれないけれど。

HEMO そうそう。だからあとは好みだよね。リスナーのみんながどのようなレゲエを好きになっていくかっていうのは私たちには選べないからね。いわゆるジャパレゲと言われている今のレゲエをやろうとは思わないのもそういうことなんですよ。

--- なるほど。“レゲエはジャマイカじゃん!”というのは揺ぎ無いところなんですね。

HEMO うん。ジャマイカに行ってなかったらレゲエやってなかったし、レーベルだって作っていたなかったからね。

MOOFIRE 私もそう思う。

--- ジャマイカに行ったのはいつなんですか?

HEMO 93年くらいかなぁ…。

--- ちょうどその頃は、欧米でのレゲエのブームがすごかった時期ですよね。シャギーとかシャバランクスとかが海外でブレイクして。それが日本にも入ってきて。

MOOFIRE そうそう。あの時代にジャマイカに実際行っている人が多分35歳以上だと思うんですよね。若くても32くらい?

HEMO そうだね。第一次レゲエ大戦と私たちは呼んでいるんですけどね(笑)。ていうか、なんかこのインタビュー、本気でR35的な感じになってきちゃってない?(笑)

--- いえいいえ(笑)。歴史を語っていただけるのはすごく嬉しいことですよ。ていうか、第一次レゲエ大戦という言葉を聞いてしまうと、じゃあ、第二次レゲエ大戦はいつなのか?って知りたくなってしまうんですけど…。

MOOFIRE 第二次レゲエ大戦は、2002年以降ですね。エレファントマンがアメリカのメジャーレーベルに行ったのが第二次のきっかけですよね。90年代のシャバランクス以来の出来事って言われてましたからね。あと、ショーン・ポールもそうですよね。

HEMO あと第一次を経験した日本人の人達。30過ぎの人達が経験を積んで来た時期っていうのもありますね。FIRE BALLとかMOOMINとかPUSHIMとかね。
  他の人達も小さなところからはじめて、「横浜レゲエ祭」みたいなでっかいイベントを創り上げることに成功しているからね。だから、みんな昔からちょっとずつやってきた努力が実り始めたのがその頃なんですよね。大阪でも名古屋でも勃発してね。

MOOFIRE そういえば、ちょうど2年前くらいに精神的にまいった時期ありましたね。変な電話ばかりかかってきて。レーベルに。今までレゲエシーンにいなかった人とかなんやからいっぱい…。

HEMO “いくらお金払ったらトラックを作ってくれるんですか?”とか。ね。“着うたの契約をしたいんですけど契約を結ばせてもらえませんか?”とかとか。

MOOFIRE “あの、売れる企画があるんですけどやりませんか?”とか。もう、“は?”みたいな。金が先で音楽やった事無かったし。だって、“PVでTバックでお尻を振れるバックダンサー知ってる?”とか言われるんですよ(笑)。そんなの知らないですよ(笑)。そういうわけのわからない波に飲まれてちょっとやばい時期がありましたね。ビジネスマンの餌食になりかけて(笑)。

--- でもそこでそのような誘いは受けても、魂は売らなかったということですよね?

MOOFIRE そうですね。まあ、同世代のアーティストでもその波に乗っかっていった人もいますけどね。でもそういう人は逆に頭が柔らかいんだと思いますね。私の場合、魂がパンクですから(笑)。インディーズ魂っすよ(笑)。

--- すごいですよ。あの、メジャーで活躍することだって大変だと思うんですけど、逆に、自分達でレーベルやってしかもお店を開いて経営している。そこで好きなことをやれているというのはすごいと思いますよ。

MOOFIRE いやいや。レーベルはあれですけど、箱はやっぱり大変ですよね。全てのイベントに私たちがいればいいんですけどそういうわけにもいかないですからね。昔に比べて小箱ってすごく少ないですからね。

HEMO でもね。私たちがレゲエを知ったのもこういうクラブという現場でレゲエを聞いてからですからね。インターネットで家で聴いても全然だめですから。そういう意味では結構厳しいけど、場の提供ということではやっぱり大切にしてかなければいけないかなって思いますね。

--- なるほど。では、今後のレゲエシーンはどうなっていくと思われますか?

HEMO そうだな…。現場に戻ってくると思うんですよね。ライブとかね。クラブとか。著作権で稼ぐようなシステムじゃなく、ライブを演ってそこで収益を得るような形に。そうなればいいなと思っているんですよね。

MOOFIRE 結局、作品が良くてもライブが悪かったらアウトだからね。

HEMO だからそれこそ路上で演奏して、空き缶にお金を入れてもらうような。そういうスタイルも含めて現場での生のライブがもっと増えていくんじゃないんですか? CD売れないんだから、そっちでお金稼ぐしかないから。ジャンルに限らずね…。

--- 今、ジャンルに限らずとおっしゃってましたけど、レゲエ以外のアーティストで好きな人っているんですか?

HEMO いますよ。えっと…、マイケル・ジャクソン…、カルチャー・クラブ…。

MOOFIRE マドンナとか? ていうか、ミーハーすぎる!(笑)。ていうか今回のマドンナのニューアルバムは最高ですよ。

HEMO でもまあ、ブラックミュージックが中心になってしまいますよね。やっぱり。

--- じゃあ、“レゲエを聴くならこれを聴け!”というような、入門編というような作品を紹介してもらえますか?

HEMO “ジャマイカに行け!”ですかね。

MOOFIRE それしかないよね、やっぱり。

--- では、みなさん、レゲエを知るなら、お金をためて、ジャマイカに行きましょう!

--- 全員(笑)。

--- では、最後に今回のニューアルバムを紹介して締めてもらいますか?

HEMO 全部最高です(笑)。

--- 全員(笑)。


終わり

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