HMVインタビュー:Foesum
Tuesday, July 15th 2008
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「俺達はEazy-Eが契約した最後のアーティストになるところだったんだが、残念ながら実現しなかった。 」
Q. まずFoesumの名前の由来を教えてください。 A. 実は元々の結成メンバーには、今のT-Dubb・MNMsta・DJ Glazeの他にもう1人TwinzのWayniacがいたんだ。それで4人組という意味のFour Someをもじって付けたんだけど、その後WayniacがデビューするWarren Gに付いていってメンバーから外れたんだ。最終的にメンバーが3人になったからグループ名を変えようか迷ったけど、元々マネージャーをしていたが病気で亡くなってしまったT-Dubbの兄Trevvy Travが天から見守っている4人目ということで、名前を変えずに活動していくことを決めたんだ。 Q. グループ結成のいきさつを教えてください。 A. MNMstaとDJ GlazeがパーティーとかでDJを始めて、そこでラップしたりしていた。Perfectionって名前のクルーでやってたんだけど、そこにDominoや後にTwinzとしてデビューしたWayniacとTripp Locなんかも参加してきて・・・。その後いろいろあってDominoやTwinzがグループから去っていったんで、新しいメンバーにTrevvy Travの弟のT-Dubbが参加することになったんだ。グループとして本格的に活動を始めたのはこの頃からだね。 Q. デビューまでの経緯を教えてください。 A. 音楽の傍らにフツーの仕事をやったりしていた頃、DJ GlazeがLil’Jというアーティストと仕事をしていて、その彼がNYで繋がりのあるマネージメントに俺達の楽曲を聞かせたんだ。そうしたらその担当がその曲のトラックを気に入って「誰が作ってるんだ?」という話になって・・・。そこから契約の話が進んでデビューに至ったんだ。
Q. あなた達のバイオを見るとEazy-Eに見初められたことでレーベル契約に繋がったと書いてあるのですが、実際に彼からはどのような評価を受けたのでしょう?特別な賞賛のコメント等ありました?
A. 友人であるJulio GがEazy-E(R.I.P.)のラジオショー「Ruthless Radio Show」のDJをしていた時に、彼が番組の中で俺達の曲をかけたんだ。それをEazy-Eが聞いていて「これは誰だ?連絡を取れ!」ってことになって後日Tony Gのスタジオで会うことになった。行ってみると、なんとEazyはすでに契約書を用意していたんだ。だがそれからまもなくしてEazyは発病して亡くなってしまった。俺達はEazyが契約した最後のアーティストになるところだったんだが、残念ながら実現しなかった。
Q. いまだにスヌープやウォーレン・Gとは親しくしているのですか?彼らとの出会いを教えてください!
A. 彼らとはロングビーチの仲間で、それぞれが自分のビジネスをしていて、それをお互いがリスペクトしているんだ。彼らとの出会いは、高校時代にオレの(T-Dubb)の従兄弟のTwinzの家で会ったのが最初だ。Twinzの家にいつも来ていて、みんなでマイクリレーのようにラップをしたりしていた。
Q. DS455のDJ PMXやKayzabroと親交が深いようですが、どのようなきっかけで彼らと付き合いだしたのですか?
A. 俺達の友人のTakashiがLAのスタジオにKayzabroを連れてきたのが最初だ。そこで一曲を一緒にやってみようという事になって、空いていたトラックでラップセッションしていたらイイ感じのものが出来上がってきて。それが『World Wide』だ。俺達も気に入ってFoesumのアルバムに入れたほど(DS455のアルバムにも『World Wide 2』として収録されている)。その後、日本へ行って彼らのイベントにゲスト出演した時にこの曲をライブで演ったのはホントCOOLだったな。
Q. DS455以外にも日本のラッパー達と交流をしているようですが、他にどのような人達がいますか?また日本人のウェッサイ・ヒップホップラッパー達をどう思いますか?
A. TWO-Jとの共演曲『TN The City』も俺達のお気に入りの曲のひとつなんだ。日本のツアーを一緒に回った時にこの曲も披露したんだけど、その時の客の反応は凄かったよ。Phobia Of Thugとは始めて日本へ行った頃に出会っていたし、Big Ron、Ghetto Inc達とも知り合えたし、日本人のウェッサイ・ヒップホップ・ラッパー達との出会いにすごく感謝しているんだ。また彼らのつくるトラックやファッションなど、ウエストコーストに対するLoveには感心している。地元LAを離れ、世界の反対側の日本へ行ってもホームに戻ってきた感じがするんだ。
Q. やはりローライダーに興味がありますか?
A. モチロン! ローライダーは俺達のカルチャーの一部だ。キャデラック‘62、’64、みんな好きだよ。
Q. どんな車を乗っているのでしょう?
A. MNMsta:LAC(キャデラック)。
Q. また将来欲しい車はなんですか?
A. MNMsta:とにかくLAC(キャデラック)!ボロくて押さなきゃならなくてもキャデラック(笑)!
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