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SEAMO 『Stock Delivery』 インタビュー 第3回

Wednesday, June 25th 2008

 
SEAMO インタビュー
interviewer : 保坂壮彦(HMV)


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何をやっても名古屋の奴らは味方だと思っているし、
名古屋の奴らも僕が味方をしてくれると思っているし。
真っ先に何か新しいものをやるには
名古屋ではじめたいとも思っているし。



--- それでは今後の活動についてお聞きしたいのですが。とにかく様々なフェスに出演なさるということで。SEAMOさんは結構、ロック系のフェスにも出演なされますよね? 例えば「ROCK IN JAPAN FES」とかもそうだと思うんですけど。そのような、ヒップホップの磁場があまり無い場所でライブをやることにあたってはどのようなモチベーションで挑んでいるんでしょうか?

SEAMO 楽しいですよ。ロック色が強いフェスだと圧倒的にチャレンジャーな感覚で挑めるんで。ヒップホップやR&B系のイベントやフェスになると、どうしても僕がトリ近くで出演することが多くなってきているんですよ。トリ近くでの出演も緊張するし、“このイベントを俺が最後にまとめ上げてやるぜ!”みたいな、そういう楽しみ方もあるんですが、ロックフェスとかになると、大きなものの中の一部分でしかないんですよ。そういう場では、僕の音楽の浸透力というところも含めて、前座的な場に出されるんですよ。それがすごくわくわくするというか。そういう位置にいながらもホームランを打ってやるぜ! というような気持ちになれるし。いい意味で期待を裏切ることもできるし。
  昔、インディーズで活動していた頃の気持ちに戻れる部分もあって。でっかい花火を打ち上げてやろうか! みたいな気持ちになれるんで。大きいフェスだと、そのあたりの気持ちが沸々と湧き出てきますね。

--- それでは、逆に、SEAMOさんのホーム。名古屋。地元で行われる、「TOKAI SUMMIT ‘08」について、イベントの成り立ちなど詳細を教えて頂きたいのですが。

SEAMO きっかけは、名古屋に大々的なフェスがなかったというのが大きいですね。最近は地方でも色んなフェスが沢山あるのに、なんで名古屋ってこれだけの大都市なのにフェスが無いんだろう? 名古屋にも自分の街から発信できる地方性の、全国に誇れる野外フェスがあってもいいんじゃねぇかなって思って。無いなら自分たちでフェスを作れればいいかなって思いまして。それではじめたのが「TOKAI SUMMIT」です。
  昔からの名古屋の仲間と「男尻(だんじり)祭」というイベントをやっていて。それのでっかいヴァージョンを! より大きなフィールドでやりましょうよ、という感じですね。

--- ぶっちゃけ、SEAMOさんにとっての名古屋ってどういう存在なんでしょうか?

SEAMO ヒップホップ的なシーンの言い方で言うと、アメリカで言うところのアトランタ的なところなのかなぁって思ってて。LAでもなければ、ニューヨークでもなく。東京でもなく大阪でもない感じがね。それでいて独自の文化が根付いているところでもあるわけで、そういう場所からへんちくりんな奴や突拍子も無い奴が出てきた街というような感覚なんですよね…
  。個人的には、家は名古屋にまだあるんですけど、今振り返って、4−5月に名古屋にどれだけ滞在していたんだろうか? って考えたら、ほんと数日で、昔に比べると、地元の若い連中と接する機会が減ってきているんですよ。だからちょっと寂しさを感じてしまっています。でも、僕はローカルのお山の大将じゃなくて、名古屋っていう看板を掲げて、名古屋っていう名札をつけて全国でライブやったり、NHK紅白歌合戦に出たりして活躍することが、逆に地元への還元であると思っているので、そう考えると、自分の魂を置いてある場所が名古屋だということになりますね。
  何をやっても名古屋の奴らは味方だと思っているし、名古屋の奴らも僕が味方をしてくれると思っているし。真っ先に何か新しいものをやるには名古屋ではじめたいとも思っているし。

--- なるほど。では、ちょっと趣向を変えた質問を。最近はまっている趣味などがあったら教えてもらえませんか?

SEAMO ゲームなんですけど、「モンスターハンター」にはまっちゃってますね。PSPの。ミュージシャン仲間でも「モンスターハンター」をやっている人が多いんですよ。ミュージシャンって口下手な人が多いんですけど、「モンスターハンター」をきっかけにして話せるようになった奴がたくさんいますからね。一緒に「モンスターハンター」をやることになってから仲良くなったりとか(笑)。そういう意味では、ゲームですが、コミュニケーション・ツールとして役にたってくれてますよね。

--- スポーツ観戦は最近どうですか? 野球と言えば、中日ドラゴンズ。サッカーと言えば、名古屋グランパスエイト。2チームとも今季調子がいいですよね?

SEAMO そうですね。ドラゴンズといえば、僕は始球式もやらせていただいたこともあるくらいですからずっと観てますよ。グランパスも見てますけど、なんかね、ずっとね、外様なイメージがあったんですよ。野球で言うところのジャイアンツみたいに、強い選手を大金でばんばん入団させていた時期があったんでね。でも、監督がピクシーに変わってからだいぶ選手の意識が変わりましたよね。ピクシーは名古屋の英雄なんでね。それもあってサッカーも俄然見続けてますね。注目してます。

--- ドラゴンズはどうですか?

SEAMO ドラゴンズはつまらない試合ばかりしやがるんですけど(笑)、強いからしょうがないというか…。僕は熱狂的なファンであるからこそなんですが、落合監督のやり方って、優勝に向けてシーズンをどのように勝ち越していくか? ということを考えてやる人なんですよ。優勝請負人なんで。まあ、優勝こそがファンの望むところなんでいいんですけど、僕は、仮に優勝できなくても、ゲームでドラマを魅せてくれるほうが嬉しいほうなんですよ。
  なので、去年、日本シリーズで優勝を決めた試合で、ドラゴンズの先発ピッチャーの山井が8回まで完全試合達成のペースで来てて・・・・優勝を決める試合で、完全試合達成なんてとんでもなくドラマチックであるのに、落合監督は敢えて、抑えの切り札の岩瀬を9回に投入したというのがあったじゃないですか? 色んなところで物議を醸し出しましたよね? あれは個人的にどうなのかな? ってやっぱ正直思ってしまったんですよね。僕、実際にあの試合、球場まで行って観てたんですよ(笑)。だからなおさら、ね。山井完全試合で優勝! という最高に感動するであろうドラマに水を注された気分になってしまって(笑)。
  でもこの発言は、ドラゴンズが好きが故になんですよ。今年はオリンピックがあるんで、その時期にかなり有力選手を抜かれてしまうと思うんで、そのタイミングで若い選手を試すいい機会になると思うんです。ドラゴンズはそういう選手が多いですからね。くすぶっている若手がたくさんいますから。

--- さすがドラゴンズファンな発言ですね(笑)。全くの手前味噌ながら、僕はタイガースファンなので。ドラゴンズは手ごわい相手ですよ(笑)。

SEAMO ゲームなんですけど、「モンスターハンター」にはまっちゃってますね。PSPの。ミュージシャン仲間でも「モンスターハンター」をやっている人が多いんですよ。ミュージシャンって口下手な人が多いんですけど、「モンスターハンター」をきっかけにして話せるようになった奴がたくさんいますからね。一緒に「モンスターハンター」をやることになってから仲良くなったりとか(笑)。そういう意味では、ゲームですが、コミュニケーション・ツールとして役にたってくれてますよね。

--- なるほど。では、ちょっと趣向を変えた質問を。最近はまっている趣味などがあったら教えてもらえませんか?

SEAMO まあ、ドラゴンズファンである前に、僕はプロ野球ファンなんで。横浜ベイスターズの三浦投手と仲良くさせていただいていますし。一緒にご飯食べに連れて行ってもらったりして。やっぱ、プロの選手というのはすごいと思いますね。一筋の道を突き進むところとかね。

--- わかりました!本日はインタビューありがとうございました! それでは最後に締めの言葉として、HMV ONLINEのみなさまに一言お願いいたします!

SEAMO 『Stock Delivery』は、僕に対する最近のイメージとして、ラブソングとか歌モノのイメージがあるかと思うんですが、“SEAMOってこんなにラップやるんだ?”とか、“そんな思いを抱いていたんだ!”とか、そういう発見をしてもらえる作品になっているので、興味のある方は、是非聴いてもらいたいですね。ライブに関しては、フェスやイベントが数々あるので、ちょっとした全国ツアーみたいなノリになりますんで、皆さん楽しみにしていてください!


終わり…

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 CD  
STOCK DERIVERY


1 天狗 〜祭りのテーマ〜
2 Honey Honey feat. AYUSE KOZUE
3 Love ミサイル
4 カラテキッド
5 好奇心
6 Brotherhood
7 Break My Heart
8 We Fight!
9 無想転生
10 Rising Dragon feat. 2BACKKA
11 Runnin'
12 Brotherhood(another Version) Bonus Track

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※このシンプル盤にはブックレットは付属していません。


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SEAMO 『Honey Honey: Feat.Ayuse Kozue』

 CDM  
Honey Honey: Feat.Ayuse Kozue


1 Honey Honey feat.AYUSE KOZUE
2 Honey Honey feat.AYUSE KOZUE(instrumental) 3.Honey Honey (live Ver.)