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森純太×ヌマクラタカシ対談インタビュー!

Wednesday, January 30th 2008

森純太×ヌマクラタカシ対談インタビュー
     
森純太×ヌマクラタカシ対談 インタビュー
 
最新のインタビュー

 

 森純太(BARBIE ATTACK DOLL(S)JUN SKY WALKER(S))と、ヌマクラタカシ(tae)の対談インタビューが実現!互いの信頼関係から生まれ出る言葉の数々に是非目を通して下さい!

 

 

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第2回
「何故ジュンスカ再結成に至ったのか?」
 
 
--- なぜここまでお2人は仲良くなられたのでしょうか?何か重要なきっかけがあったんですか?

  僕がDJをやりながらのライブイベントをやっていて。そのライブに彼のバンドに出てもらって。その後も知り合ってから、何回か会いながら。色々と出会いが重なって色々と具体化していったという感じですね。

沼倉  あと音楽がかかる飲み屋とかで飲む機会が多かったので、そこで、お互い好きな音楽をお店でかけてもらいながら話をする機会が多かったので、ただ話をしているだけじゃなくて、音楽込みで話が出来たということがあったからというのもありますね。
  もともと、昔にバンド演り始めのころに、ジュンスカの記事を読んで、森さんがお勧めしていたエルビス・コステロとかラモーンズを聴き始めたので。AC/DCとかそういう音楽を教えてもらったのも森さんからですから。その人と直接音楽の話が出来るようになってからさらに距離が近くなったというか。

--- 改めて、森さんが一番影響を受けた音楽、ミューシャンを教えてもらえますか?

  まあ色々あるけど、やっぱソングライターとして、バンドを続けていく上で、作曲とか含めて音楽をやって行く上で一番影響を受けたのがラモーンズとユーミン(松任谷由美)だね。僕の中でのジュンスカから今に至るまでのコンセプトは、ユーミンのメロディーをラモーンズみたいなバンドでやるっていうのですからね。

--- なるほど。では、森さんから見て、昔の沼倉さんと今の沼倉さんってどうですかね?大人になっていたりします?

 
 
 
   

  ま、こういう関係ではあるけど、ちゃんと本気でバンドを組んでいたわけでもないから、まだまだお互い良いところしか見せていないと思うのでね。たまに酒飲んでぶっ壊れるときもあるけどね(笑)。
  むしろ、沼倉に出会った頃の僕ってジュンスカ解散した直後だったから孤独だったし、新しい仲間が欲しかったしね。そのタイミングでShortcut Miffy!時代の沼倉と出会って、で、彼も解散を経験して、taeを結成して。その頃に僕もギター&ボーカルのBARBIE ATTACK DOLL(S)を結成して。そうなると、ある意味、彼が師匠になるわけですよ。僕は今までギターしかやっていなかったから。でも彼は何年もギター&ボーカルをやっていたわけだからね。
  だから、声の出し方とか、日本語詞の書き方とか、見習いましたよ。それにもう、友人ですからね。だから、大人になったとかそういう感じではなく、時々によってお互いの立場が上になったり同じになったりという感じの付き合い方ですね。

沼倉  いやもう、今こういうお話しを聞かせて頂き純粋に嬉しいです。はい。それと、やはり、今、また、ジュンスカが始まったということがね。僕としては奇跡ですから。解散後の森さんの話しとかを聞いていたので。絶対無いと思っていましたから。再結成は。だから凄い嬉しかったです。もう理由はどうあれ、もう一回観たかったんですから、みんな。

  そうなんだよな。みんなそう言うんだよな、酒の席とかでな。いっつもさ、酔っ払ってみんなが盛り上がってくると、“再結成しないんですか?”って言い出す奴がいてさ。そう言われると俺が怒り出すと(笑)。“だから、やんねぇって言ってんだろう!!”って(笑)。まあその怒るっていうのはまあ冗談だとして。ていうか、ほんと奇跡だよな。去年の同じ頃にまさかこんなことになるなんて思っていなかったからな。

 
   
   
森純太×ヌマクラタカシ対談インタビュー  
   
   
--- 森さん自身さえも想像だにしなかった再結成であったということなんですか?

   そうですね…。うん…。

沼倉  再結成のライブ最高でしたよ。やっぱ。ファンは嬉しいはずですって。ほんと。凄いですって。感動ですよ。

--- 沼倉さんのようなファンの視線は僕としても物凄くわかるのですが、森さんとしては改めて再結成ライブをやってみての感触、感想というものはどのような感じなのでしょうか?

   ある意味新鮮な部分もあるんだけど、不思議なんですよ。なんて言えばいいのかな…。昔やっていることをただやっているわけではないんだけど、でもやはり昔やっていたことをそのままやっているところもあるわけで。それが物凄く受け入れられているというのがね。不思議ですよ。
  それと、メンバー間の関係性は新鮮ですね。ていうか、ボーカルの宮田とドラムの小林は、中学校の頃からの知り合いで、一緒に寮にいて風呂とか入っていたわけですから。もう入学した頃からやつらは生意気だったからな、ってそんな話はいいか(笑)。
  とにかく、そのままずーっと解散するまでいたわけですから。それから10年経ってまた会うと、ま、色々あるわけですよ(笑)。大人になった部分や、全然変わっていないような部分とかを再発見したりね。

沼倉  せっかくの対談なんで敢えて聞いちゃいますけど、ぶっちゃけ、森さんの中でジュンスカの再結成を決めた一番の決め手はなんだったんですか?“やるぞ!”と思ったきっかけというか…。

   ん………。俺が想像していた以上に他のメンバーにやる気があって。単純に“再結成してやるぜ!”というのではなくて。みんな凄いやる気だったんだよね。バンドをやるということ自体に対して。それにまず心を打たれたというのがきっかけだね。うん。それがあったからこそ俺は動いたという感じかな…。

 
   
       
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