「ジプシー・キャラバン」ジャスミン・デラル監督インタビュー
Thursday, January 24th 2008
「ジプシー・キャラバン」
ジャスミン・デラル監督 インタビュー |
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「ジプシー・キャラバン」
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| 第3回
「映画に恋におちる」 |
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--- アンフェアなことに対して、「その人の本質を見て欲しい」ということが、映画作りの原動力なのですか?
ジャスミン まず、この映画は実は、偶然から始まったの。ジプシーのコンサートにたまたま行って、「フィルムを撮らないか」と言われた時に、ジプシー映画はもう撮っていたから、2本目を撮ることは、全然考えていなかったのね。
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--- どういう時に監督は、映画を撮りたいという気持ちになりますか?
ジャスミン 私がその場にいて、偶然でもいいけれど、見たり聞いたり、私が何かを特権的に見ること、感じることが出来た瞬間に、多くの人と分かち合いたいと思って、映画にしたくなっちゃうの。それから、自分の目を開かせてくれるような事象を分かち合うって、すごくエネルギーのいること。特に私の場合は、全身全霊をかけてやってしまうから(笑)、110%のエネルギーが出せる状況じゃないと、映画は作れないわ。 |
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--- 監督の見たものを多くの人と分かち合う場合に、例えば、映画以外にも文章で伝えたり、ジャーナリズムであったりと、いろいろな表現があったと思うのですが、たくさんの選択肢の中で、どうして映画を選ばれたのですか?
ジャスミン 来世では、音楽家になるつもりよ?(笑)。でも今は、楽器が演奏できないから、映画を撮ってるの(笑)。私は仕事を選択するうえで、はっきり言って、理想主義者なの(笑)。
--- では、:影響を受けた映画監督など、いらっしゃいましたら教えて下さい。
ジャスミン うーん、たくさんいるわ。でも、ケン・ローチかしら。彼の映画はとても、ドキュメンタリー的な精神があるから好きなの。彼は、全てを完璧にコントロールしていると思うわ。他には、ラウ・ペックも好き。ルワンダやアフリカでドキュメンタリーを撮っている人よ。あとは、タルコフスキーの「サクリファイス」も好きね。この作品を観た時に、映画の持つパワーというものを知ったの。週末、「ちょっと、たのしんで観てくるわ」っていうものだけが映画じゃないんだなっていうことを、初めて教えてくれた映画だったの。
--- 「ドキュメンタリーは、フィクションではない」と言われますが、監督の視点や編集で、いろんな真実の見え方があると思うのですが、そこで判断する時に、何が一番の、ドキュメンタリーの核になりますか?
ジャスミン 私自身、最初のジプシー映画(「AMERICAN GYPSY」)を撮る時に、「私の権限は、一体どこまであるのか」ってことで、すごく悩んだの。「ジプシーでない私が、ジプシーの映画を作っていいものなのか」って。
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