【発売】レイチェル・ポッジャー/ヴィヴァルディ:協奏曲ボックス(7CD)
2023年04月23日 (日) 08:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
21世紀のヴィヴァルディ録音史に燦然と輝く金字塔的録音群、一挙ボックス化
20世紀末における古楽器演奏の活況を早くからリードしてきた英国で、さまざまなアンサンブルの一員として活躍した後、ソリストとして世界をまたにかける存在となったバロック・ヴァイオリン奏者レイチェル・ポッジャー。今やベートーヴェンやモーツァルトなど古典派以降のソナタでも古楽器による魅力的な演奏を聴かせていますが、当初その本領を存分に発揮してシーンの注目を集め躍進のきっかけとなったのは、当時まだ今ほど知られていなかったポーランドの実力派古楽器団体「アルテ・デイ・スオナトーリ」と録音したヴィヴァルディ『ラ・ストラヴァガンツァ』の全曲盤(2002)でした。隅々まで高度な音楽性に貫かれた演奏解釈は「CHANNEL CLASSICS」レーベルならではの感触確かなエンジニアリングで克明に伝えられ、知られざるアンサンブルの卓越した演奏技量とともにバロック・ファンに留まらない人気を集めたものですが、その後も同レーベルでポッジャーはオランダ・バロックやブレコン・バロックなどの気鋭団体とヴィヴァルディの傑作を相次いで録音。いずれ劣らぬ仕上がりは世界各地で高い評価を博しています。
出版譜で必要とされている最少人数に近い編成で録音された『調和の霊感』、ヴィヴァルディの作風の充実が見られる隠れた傑作『ラ・チェトラ』、そして鮮烈な作品の魅力を十全に引き出した『四季』・・・。お手頃価格のボックスでその秀逸な成果をじっくり聴き、確かめられる嬉しいリリース、ここに登場です。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1-2
ヴィヴァルディ:
● 協奏曲集 Op.4『ラ・ストラヴァガンツァ』(全12曲)
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)
アルテ・デイ・スオナトーリ(古楽器使用)
録音時期:2002年9月
録音場所:ポーランド、ゴシツィコヴォ=パラディシ・カトリック教会大学
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
Disc3-4
● 協奏曲集 Op.9『ラ・チェトラ』(全12曲)
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)
ユディト・ステーンブリンク(第2ソロ・ヴァイオリン:RV530)
オランダ・バロック(古楽器使用)
録音時期:2011年9月、2012年1月
録音場所:アムステルダム、ワロン教会(Waalse Kerk)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
Disc5-6
● 協奏曲集 Op.3『調和の霊感』(全12曲)
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)
ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン)
ブレコン・バロック(古楽器使用)
録音時期:2014年2月、9月
録音場所:ロンドン、アッパー・ノーウッド、セント・ジョン・エヴァンジェリスト教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
Disc7
● 協奏曲集『四季』〜『和声と創意への試み』 Op.8より
ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.269 Op.8-1『春』
ヴァイオリン協奏曲ト短調 RV.315 Op.8-2『夏』
ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 RV.293 Op.8-3『秋』
ヴァイオリン協奏曲ヘ短調 RV.297 Op.8-4『冬』
● ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.270『聖夜の休息』
● ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.271『恋人』
● ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.208『ムガール大帝』
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)
ブレコン・バロック(古楽器使用)
録音時期:2017年10月
録音場所:ロンドン、セント・ジュード教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
総収録時間: 392分(6時間32分)
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