村上春樹 レビュー一覧 10ページ目
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投稿日:2012/10/05
エッセイを書くに際しての原則・方針が書かれていた。「人の悪口を具体的に書かない」、「言いわけや自慢をなるべく書かない」、「時事的な話題は避ける」、の三つで、これらの方針に沿おうとするとかなりストイックにならざるを得ないが、陳腐化を防ぐためには欠かすことのできないポイントだ。お気に入りは、”エッセイはむずかしい”, ”究極のジョギング・コース”, ”本が好きだった”。
build2destroy さん
投稿日:2012/10/05
時事ネタ中心ではないため賞味期限を気にせず、末永く楽しめそうなエッセイ集。各話をざっと数えると1,600文字以内に収まっており、これが読みやすさのひとつの理由ではないかと思う。A4用紙1枚というヴォリュームは、気軽に読むのにちょうどいい(書くとなるとたいへんだけれど)。お気に入りは、”スーパーサラダが食べたい”, ”ブルー・リボン・ビールのある光景”, ”さぁ。旅に出かけよう” で、「猫」の代わりに「ビール」という感じ。
build2destroy さん
投稿日:2012/09/25
村上ラジオ・シリーズ第三弾。 今回も雑誌掲載のショートでランダムな呟きをホチキスしたエッセイ集ですが、起源となった『カンガルー日和』やスクラップ・ブックのエッセンスがそのまま引き継がれていて、ちょっとした隙間時間に読めてしまう、カジュアルな1冊です。 ストライクな話題に共感したり、トリビアな裏話にほくそえんだり、時にハッとさせられるような一文に目から鱗だったり…、とにかくリラックスして楽しめる雑文集です。 相変わらず、大橋さんの心和む挿絵と、時刻表の綴じ込みに掲載されていたような春樹氏のアンニュイなひと言コラムが楽しめます。
ねずみ さん
投稿日:2012/01/15
朝日堂やラジオ同様、リラックスしながらどこからでも読めるスクラップ集です。 ちょっとした時間にパラパラとページをめくっていると、村上さんの自由な感性で綴られた世界で一休みできるのです。 前作に続いて、大橋 歩さんの優しいタッチのエッチングが、ハードなカヴァー同様、しっかりとした重みを与えています。 一話一話の最後に似顔絵アイコン付きで添えられた、村上さんの一行の”つぶやき”が、いいスパイスになっています。
ねずみ さん
投稿日:2010/01/08
映画化が決定したけど、20代に読んだ大好きな作品なのでイメージ崩れなきゃいいけど。。。どんな感情でもいい、何かを感じる作品です。まだ読んでない人はどうぞ。
kay さん
投稿日:2009/12/27
『象の消滅』に続く、ハルキ・ムラカミの翻訳小説風短篇集です。 村上さんの短編の中でも評価の高い「めくらやなぎと眠る女」をインターナショナルに刈り込んだリメイク版をタイトルに、あらゆる時代からバランスよく選出された、オムニバス作品集、といった感じがします。 軽いタッチで描かれたデッサン風の作品から、ズッシリとした読み応えを感じさせる重めのストーリーまで、途中に初期のエッセイ風の小品もアクセントに挟みながら、上手く編集された1冊だと思います。 それにしても、「貧乏な叔母さんの話」の冒頭で綴られる”7月の日曜日の午後”の描写を読んでいると、Bee Geesの「失われた愛の世界」よりも、Chicagoの「Saturday In The Park」が頭の中で流れてくるのですが…。
ねずみ さん
投稿日:2009/12/07
村上作品の単行本で2番目に買ったのが、この秀作揃いの短編集でした。 水丸さんの洋ナシのイラストもさることながら、「ニューヨーク炭鉱の悲劇」という、思わずニンマリさせられるようなタイトルに惹かれて買ったのですが、予想以上に読み応えがあって、ある意味、嬉しい誤算でした。 個人的なお気に入りは、雨の匂いのする「土の中の彼女の小さな犬」と、乾いた夏の日の風景を切り取った「午後の最後の芝生」です。この2作品を含めて、どのページから読み始めても、すっーと物語の世界へ入り込めてしまう…、そんな不思議な魅力とパワーを持った短編集です。
ねずみ さん
投稿日:2009/12/07
すてきなイラスト、ユニークな装丁…。村上作品で初めて買ったのが、ショート・エッセイ風の短編を集めた単行本でした。 一番の購入のきっかけは、「1963/1982年のイパネマ娘」、「バート・バカラックはお好き?」、「32歳のデイトリッパー」など、思わず頬が緩んでしまう、そのタイトル群でした。 特にツボだったのが、「サウスベイ・ストラット―ドゥービー・ブラザーズ「サウスベイ・ストラット」のためのBGM」。これはもう、買うしかないでしょう。 もちろん、日曜日の何気ない風景をスケッチしたタイトル作品や、思わず頷いてしまった「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」など、思いついたときにさり気に読み返したくなる、シングル・レコード盤のB面のような作品がいっぱい詰まっています。
ねずみ さん
投稿日:2009/11/26
「セ・イ・シュ・ン」。 こんな一言では説明出来ない。こんな一言だけで片づけられたくない。 もう、過ぎ去ってしまったあの頃。確かにそこには何かがあった。 ひどく儚い「何か」が。 それは風に吹かれ、いつかは消えてしまうのか。 いや、耳をすませば聞こえてくる。あの頃の、忘れかけてたメロディーが。微かに聞こえる。 村上春樹、デビュー作。 新作も、もちろん良いけれど、まずはこれ。『風の歌を聴け』。
羊女 さん
投稿日:2009/11/25
一篇ずつ ゆっくりと読めるのは贅沢な至福の時間。 いつも なんとも言えない気持ちにさせられてしまう。 些細なのに奇妙な5つの作品たちです。 2000年の短編集『神の子どもたちはみな踊る』に収められていた『蜂蜜パイ』の主人公淳平が、こちらの短編集にも登場しています。
ましゅ さん |30代
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ありがとうございました
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