フォーレ (1845-1924)
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フォーレ (1845-1924) レビュー一覧 7ページ目

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商品ユーザーレビュー

376件
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  • 室内楽のほとんどが、だいぶん前に東芝EMIの国内盤で...

    投稿日:2019/03/15

    室内楽のほとんどが、だいぶん前に東芝EMIの国内盤で出た5枚組とダブッてしまったが、コラールによるピアノ 曲集4CDやプラッソン指揮の合唱曲はまだ持っていない演奏だったので、よしとしよう。ディスクの入っている 紙スリーヴはオリジナルのLPのデザインを使っているようで、ちょっとうれしかった。また、HMVの輸入元 情報で「ブックレットはついていない」とあるが、ちゃんとついています!曲目だけでなく。英・仏・独語に よる短い解説付き。これもうれしい。フォーレの肖像をデザインした外箱のデザインもよく、文句のつけようがない。 これが2000円と少しで手に入ったのだから大満足。

    とねりこ さん |50代

    3
  • 人生の春秋にあたる肖像を見る思いだ イ長調は気恥ず...

    投稿日:2018/02/03

    人生の春秋にあたる肖像を見る思いだ イ長調は気恥ずかしくなるほど憧れに満ちて外に向かって呼びかけ歌う ホ短調はひたすら内に向かっていく 思いに寄り添えば晦渋の路を共に歩くことになる だがそこはフォーレの世界だ 無軌道を疾ったり霧中を彷徨ったりはしない 足取りは慥かだし地を踏みしめている実感を失うことはない フランス音楽をアンニュイと取り違えた時何も聞こえなくなる フォーレは地味な佇まいだが人肌の温もりを伝えてくる フランス人しか歌えない歌はフランス人で有り得ない者には解らない極めてローカルな音楽だ 若きアモイヤルとケフェレックはいとも易々と歌い下していく それは自己の衷心にふつふつと沸き立つものと同じ源泉から湧き出た泉だからだ 分かるか 分からないか ただそれだけだ フォーレの味わいを知った者にだけ対話が可能になる あなたも如何

    風信子 さん

    3
  • この演奏で良い、素晴らしい音楽である! 文句なし!...

    投稿日:2017/08/22

    この演奏で良い、素晴らしい音楽である! 文句なし! これほどの演奏はもう今後出ないであろう。 合唱にケチをつける方が多いようだが、これが録音されたのが1962年であり、リヒターの「マタイ受難曲」が1958年に初めてステレオ録音されたことを思えば、合唱(オケ)の録音が「かなりオン・マイク」であり「ワンポイント」的であることは聴けば誰でもわかることじゃないのか。だから合唱の粗さなどが目立つのはしょうがいないこと。コルボ盤、その他も所有しているが、1970年以降の録音では、マイクの本数も多いし、マイクと合唱団の距離も十分取ってあるから「広がり感(ステレオ感)」がそれ以前以上に生じるわけだ。だから合唱は当然奇麗に聴こえる 。 しかしこの演奏では「音楽の感動」をきちんと聴きとることができる。これが大きい!感動の無い音楽なんか必要ない! うまい演奏なんか私は求めていない! 録音どうのこうのなんかどうでも良い! 良い音楽は、どんな聴き方をしても永遠に素晴らしいものなのだ。 コルボ盤は確かに素晴らしい演奏である。しかし、この盤ほどの感動は無い! コルボ盤は合唱がオフマイクで立体感のある録音になっている。CDの音質うんぬんにこだわる方が多いのはわからないでもないが、本当に良い音楽というものは、SACDだろうが、普通のCDだろうが同じ感動を感じ取れるということを忘れてはならない。

    nk さん |50代

    3
  • ガーディナーは歌う 音楽の根を声楽のフィールドに張...

    投稿日:2017/06/26

    ガーディナーは歌う 音楽の根を声楽のフィールドに張って立つ フォーレの”レクイエム”のオリジナル演奏を実現するためのディスク制作 その余白の埋め草に何を演奏するか 多く試みられて来た形はフォーレの他の教会音楽の併録だろう ガーディナーはフランス印象派の系譜を描くサン=サーンス フォーレ ドビュッシー ラヴェルの合唱曲 それもほぼ無伴奏ものを組み込んだ これによりフォーレが主張していた”違うもの”である”レクイエム”の歴史的位置を明確にした わたしはよくこの合唱曲たちだけを聴く この静謐な時空間を愛している 殊更に鎮魂を歌う必要はない 日々感受し語りかける人と風景の中に神も人の思いも祈りとなって歌われている モンテヴェルディ合唱団の精緻で暖かい歌唱は稀有なるものだと痛感する 後先になったが ”レクイエム”第二版の演奏をオリジナル版として支持する ガーディナーは少年合唱も起用して完璧なピリオド演奏を実現した 本当に美しい ただ玉に瑕はある ピエ・イエズのソプラノ・ソロは何度聞いても得心がいかない なぜヴィブラートを利かせたのか バーバラ・ボニーだったらと思わずにいられない   

    風信子 さん

    3
  • 私がクラシック音楽を聴き始めた30年前において、フォ...

    投稿日:2015/10/25

    私がクラシック音楽を聴き始めた30年前において、フォーレのレクイエムの名盤と言えばクリュイタンス盤とコルボ旧盤が双璧だった。あんなに感動して聴いていたクリュイタンス盤。今となってはロマンティックで濃厚な演奏は古臭いスタイルに感じられるのも事実。エキルベイが指揮するこの盤は正にイマドキな演奏。最近優秀な合唱団のCDが増えたが、accentusもまた実力者揃いの集団で、ピッチのバラつきがなく、極めて精度の高いアンサンブルを展開する。指揮者のセンスが光り、音楽の流れが滞ることなく自然。小編成の1893年版を採用しているのも吉と出て、ヴァイオリンソロが効果的だ。ソリストも良い。特にソプラノのピオーはボーイソプラノを思わせる透明感ある歌唱で理想的。合唱団のカラーとマッチしている。ラシーヌも素晴らしい。テンポはやや早めながらレクイエム同様、音楽の流れが自然なのでせかせかした印象はない。こちらはオケの音色が良いのも聴きもの。同曲の愛聴盤が増えたことを素直に喜んでいる。

    かんたあびれ さん |40代

    3
  • いいですよ。 フォーレってこんな感じなのね、ってざ...

    投稿日:2015/09/02

    いいですよ。 フォーレってこんな感じなのね、ってざっくり分かります。 聞いたことがあるフレーズがあったりすると、[これ知ってる!]と思う感じ。 個性的じゃない感じだし、技術力あります!的なアピールをしないから、評価されにくいかも知れませんが。 もっと平坦でつまらないものを想像していたもので、びっくりしました。この演奏好き!! ただし、他のものと比較検討できるほど知識もないため、星4で。私は好きでした。

    みすず、つれづれクラシック好き。 さん

    3
  •  廉価盤の簡素なジャケットで出ていたCDだが、中身は...

    投稿日:2015/06/28

     廉価盤の簡素なジャケットで出ていたCDだが、中身は素晴らしい。清明さと心地よさを併せ持つ貴重な演奏で、エスプリを前面に出しすぎない、力みの少ない軽妙さも感じる。  (ちなみに1966年とあるが、ピアノ四重奏曲は1966年だが、ピアノ五重奏曲は1970年録音である。)  かのティッサン=ヴァランタンの盤を最高に薦める評者だが、この盤は全くひけをとらない、ある意味好きな人は最高と感じるだろうというぐらいのCDである。まだ聴く機会を得ていない人は是非聴いてみてください。  ただ一つだけ欠点がある。ピアノ五重奏曲第1番の第二楽章87小節め、楽譜でいうL番の6音めの臨時記号♯をヴァイオリンが見落としている。時間でいうと第二楽章の7:19のところである。ここ一点だけまことに惜しい。  なぜこんなことを書くのか?これがあっても聴かなければもったいないほどいい演奏だからだ。ピアノはうまい、アンサンブルもいい。他の盤に比べると少しほのぼのしている。だが演奏は正確で几帳面だ。これを聴かない手はない。  フォーレの室内楽は何枚も持っているという御仁にはこの盤はマストである。 

    コアラの森 さん

    3
  • 美しい演奏で録音も良いのだが、どこか醒めたように感...

    投稿日:2014/10/11

    美しい演奏で録音も良いのだが、どこか醒めたように感じる。曲のせいもあるのだろうろうと思うが。同じチェロソナタでも、並行して聞いているトゥルトゥリエの演奏と比べるとあまり面白くない。トゥルトゥリエのようなやんちゃな演奏でなくともその美しさだけでも感動するような演奏もあると思うので、結局この演奏者自身があまり共感して演奏していないのではないかという気がする。

    Dinkelbrot さん

    3
  • フォーレの偉大なる通俗性。もとよりサロンに根ざした...

    投稿日:2013/03/14

    フォーレの偉大なる通俗性。もとよりサロンに根ざしたもので、決して崇高なる精神性などは御免被りたい…しかしきわめて上質な、品格を重んじた芸術で、カプソン兄弟は、ともに蠱惑的な弦の音質を最大限に活かしてフォーレのすばらしさを伝えてくれる。ピアノも激しても決して荒々しくることなく、大きな呼吸感をもって演奏していて、悪くないと思う。録音もそれぞれの楽器の大きさがはっきり伝わり、実に綺麗な残響とともに、素晴らしいホールの中での生演奏のようなライブ感があり最高

    蓮華人 さん

    3
  • ハイドシェックは、とある有名な影響力の大きい音楽評...

    投稿日:2012/06/02

    ハイドシェックは、とある有名な影響力の大きい音楽評論家が高く評価していることもあって、我が国でも根強いファンがいる存在であるが、近年でもライヴ録音の新譜などが時折発売されており、それを耳にしたファンも多いのではないだろうか。年齢的にも、おはや巨匠とも言うべき存在であると言えるが、そのようなハイドシェックが若き日にスタジオ録音を行った偉大なる遺産と言えば、私は躊躇することなく、本盤におさめられたフォーレの夜想曲全集を掲げたい。そもそも、フォーレの夜想曲全集の録音というものが、ショパンの夜想曲全集などと比べるとあまりにも稀少であり、その意味でも、本盤の演奏は極めて貴重なものと言っても過言ではあるまい。それにしても演奏は素晴らしい。おそらくは、これ以上の演奏は求め得ないほどであり、私は、フォーレの夜想曲全集の他のピアニストの演奏との聴き比べをしたことはないが、おそらくは同曲の最高の演奏と言ってもいいのではないだろうか。どの曲の演奏も、フランス人ピアニストならではのフランス風のエスプリに満ち溢れたセンス満点の情感が満ち溢れており、フランス風の抒情ここに極まれりとさえ言えるのではないかと考えられる。しかも、ハイドシェックは、単にスコアを音化するのにとどまらず、効果的なテンポの振幅や強弱の変化を随所に施しており、自らの個性を全面に打ち出しているとも言える。にもかかわらず、あざとさなどはいささかも感じさせることなく、格調の高さを損なっておらず、加えて、前述のように、どのような個性的なピアニズムを展開しても、フランス風のエスプリ漂う瀟洒な味わいを失わないのは殆ど驚異的な至芸であると言えるところであり、正にハイドシェックの偉大な才能を感じさせるに十分であると言える。併録の主題と変奏も、夜想曲全集に勝るとも劣らない名演であると言えるところであり、いずれにしても、本盤におさめられた演奏は、若きハイドシェックによる素晴らしい超名演であり、フォーレによる夜想曲全集、主題と変奏の演奏の理想像の具現化と言っても過言ではあるまい。音質は、1960年、1962年のスタジオ録音であり、従来CD盤では今一つ冴えない音質であったが、数年前に発売されたリマスタリング盤は、若干ではあるが音質が鮮明になるとともに、音場が幅広くなったところである。しかしながら、今般、ついに待望のSACD化が行われることによって、見違えるような鮮明な音質に生まれ変わったところだ。音質の鮮明さ、音場の幅広さ、そして音圧のいずれをとっても一級品の仕上がりであり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第である。とりわけ、ハイドシェックの繊細にしてセンス満点のピアノタッチが鮮明に聴こえるのは殆ど驚異的ですらある。いずれにしても、ハイドシェックによる素晴らしい超名演を、SACDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

    つよしくん さん |40代

    3

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ありがとうございました

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