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よっちゃん さんのレビュー一覧 

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/10/13

    何年か前にアルカントカルテットがハルモニア・ムンディーから出した同じくブラームスの弦楽四重奏曲の第一番に匹敵するかそれを凌駕する素晴らしい演奏です。音楽の魅力って食材と一緒だと思います。食べ物は食材自体の美味さとその鮮度と調理の上手さの3つで決まってくると思います。音楽も同じで、作曲された作品自体の良さ、音の鮮度、演奏者の能力で音楽の魅力が決まってきます。その点このブラームスの弦楽四重奏曲集も3つとも高次元でバランスが良いので最高のパフォーマンスになっていると思います。特にALPHAクラシックさんの録音の質の良さは特筆もので、演奏者の良さを最大限に引き出していますね。若々しく、鮮度抜群でしかもハイクオリティーなんですから買って損はなしの太鼓判です。
     もちろんピアノ五重奏曲の方も素晴らしいの一言です。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/09/25

    これ素晴らしいです。ALPHAクラシックスはどれも音が素晴らしいです。SACDではないのでおそらく24bit96KH録音を採用しているのでしょう。音のバランスが下手なSACDより格段に良く、その生々しい音は間近で聴いているかのようです。音について書きましたが、演奏も感動的で素晴らしいの一言です。今まで聴いた中でもベスト・ワンです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/04/10

    ハーゼルベック&ウィーンアカデミーのベートーヴェン第7番ですが、ピリオドオケの最大の長所でもある音のセパレーションが気持ち良いくらい際立っており、、録音技術も大変優れており、モダンオケにも負けないくらいの音量があると思わせる迫力満点の演奏は前作「第一番・二番」同様絶対に買いですね!
     若々しさと大迫力が同居した演奏と例えたらいいのでしょうか、とにかく一度聴いてみてください。
     個人的にはブリュッヘンのベートーヴェン全集を超える可能性大だと思っています。今後のシリーズの発売に大いに期待したいと思います。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/01/14

    全巻セットで買っても分売で買っても絶対損はしません。下手な外タレのものを買うならこちらにすべきです。演奏はもちろん素晴らしいの一言なんですが、若林工房さんの録音が本当に良いです。ゼンハイザーのマイクを使ったDSD録音の効果なのかはわかりませんが、直接音しか聞こえない録音が多い中、ちゃんと間接音成分が聞こえるのが感動につながります。惜しむべきはシューベルトの21番の第一楽章でのリピートが完全ではないこと。ピアノの音が空気を伝わってこちらに届く感じが自然で素晴らしいです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/04/19

    シューベルトについてだけ書きます。1992年のヘルシンキフェスティバルにおけるライブ録音にも関わらず、その音質は最新の24bit96khz録音と全く遜色ありません。驚嘆の録音技術です。これがあつてこそソコロフの芸術の全てが余すことなくリスナーに伝わるのだと思います。
    18番“幻想”についても、21番D960についても10年位上後に若林工房が録音したイリーナ・メジューエワのアプローチと全く同じで、音の強弱・緩急を自在に操り、音楽に息吹を与える手法が共通しています。しかしソコロフはさらに自由に飛翔していて凄いのです。スタッカートやレガートの使い方も効果的で、さらりとしたエル・バシャや今川映美子さんなんかもいいんですが、格の違いがありすぎます。特にD960の第二楽章なんて凄すぎます。ソコロフという人は聴衆に媚びないそうですが、ぜひベートーヴェンの全集を録音して欲しいです。
    とにかくシューベルトのためだけにこのボックスセットと買っても損はないくらいにいいですよ。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/12/14

    第27番ではピリオドオケのストリングスの音が静寂の中にスーッと消え入る様が絶品です。フォルテピアノもお琴のような響きですが、どこか哀愁を帯びた繊細な響きで美しく、SACD録音の効果と相まってこの上ないパフォーマンスを発揮しています。モダン楽器とモダンオケによる演奏を否定するものではありませんが、このような美しい演奏を聴くと、やはり作曲者が作曲した当時の楽器で演奏しないとと思ってしまいます。再生装置の問題もありますがこれは買いです。第20番も第二楽章のピアノが実にいい!フォルテピアノの哀愁を帯びた音は短調の曲に特にマッチしますね。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/12/10

    フォルテピアノによる演奏は最初聴くとお琴のような響きで違和感を覚えるであろうが、SACD録音ということもあり、音場が自然で聞き慣れるに連れてこれこそがスタンダードだと思えるようになる。テンポが速すぎてせかせかしすぎという指摘もあるが、フォルテピアノでの演奏を考慮するとむしろこちらのほうが自然なんではと思う。ソフロニツキーのBOXセットが評価が高いが、ハイビット・ハイサンプリングの例に漏れず、音がブーストされすぎてうるさく聞こえてしまう。その点SACD録音は耳に自然で良い。ブラウティハムによるこのシリーズは総じて録音・演奏ともかなりのレベルである。24番・25番も良かったが、この18番・22番も買って損なしです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2014/10/18

    今川さんが「Bee」を録音したのが2004年。イリーナ・メジューエワがベートーヴェンのピアノソナタの全集を録音し始めたのが2007年。この2人の接点はいったいどこにあるのだろうと考え込んでしまうほどの酷似した演奏スタイル。しかし良いものは良い。魂を揺さぶられるような素晴らしい演奏。今川さんにもメジューエワ同様、ベートーヴェンのピアノソナタ全集をぜひ録音していただきたい。今まで聞いたどのピアノソナタより素晴らしいです。 

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2014/09/26

    聴いてみてうーんと唸ってしまいました。演奏スタイルがイリーナ・メジューエワと酷似しているのです。といってもどちらも甲乙つけがたいほど素晴らしい演奏です。第一作の「Bee」も女性とは思えないほどの強靭な打鍵と弱音との対比が素晴らしいのですが、このシューベルトの18番でもそれは健在です。強弱と緩急の幅の大きさが音楽自体を生き生きとさせています。力強さと優しさが同居した演奏とでも言ったらよいでしょうか。メジューエワはベートーベンのピアノソナタ全曲録音しています。今川さんにもぜひチャレンジしてほしいと思います。またシューベルトも18番・20番のみならず、ぜひ19番・21番も録音してほしいと思います。
    蛇足ですが、ベルウッドもコジマも素晴らしい録音てす。

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     2014/09/25

    先日タワーレコードでのミニ演奏会を拝聴させていただきました。そのダイナミックな表現力に関心を持ち、CDを購入しました。プロフィールを読んでいたら、セルゲイ・エーデルマン氏にも師事していたとのこと。音の強弱・緩急のつけかたがなるほどと思ったのは私だけでしょうか。このピアノソナタ第20番などはメジューエワにも通じるものがあります。録音はメジューエワより2年早いので影響を受けたのはメジューエワの方なのかもしれません。音はもちろん、音楽もダイナミクスが大きく、リリカルな表現力も素晴らしいものです。同時に特筆すべきが録音の質の高さです。何も表示されてはいませんが、最低でもDSD録音以上の質ですね。日本人離れという表現が適切とは思いませんが、下手な有名外タレより数段上の内容に買って損はないことを保障します。ソナタ20番だけでなく、楽興の時も素晴らしい出来ですね。

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     2014/06/07

    ショパンのワルツは作品34-2、64-2、69-2、70-2といった短調の曲だけが素晴らしいと思い込んでいたが、作品64-3、69-1、70-3などの長調の曲も同様に素晴らしいことがシェバノワのこの作品で初めて分かった。シェバノワは1849年製エラールを使ってゆっくり目のテンポでワルツ集を弾いているがこれが素晴らしいの一言!哀愁を帯びた少し金っぽい響きが、ホールトーンを効かせた録音と共にショパンの望郷の念を私たちに伝えてくれる。子犬のワルツとして有名な作品64-1すら哀愁を帯びて聴こえる。スタインウェイやヤマハといった現代楽器では決して聴くことのできないショパンの心を聴いているかのようで実に心地よい。

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     2014/06/02

    第一作に続き、ブラームスの後期のピアノ作品集116から119を中心に選曲されたシリーズの第二作であるが、バリーダグラスはどの曲もこれ以上はないくらいに美しく、優しく、力強く弾いて聴かせてくれる。この素晴らしい芸術を余すところなく記録しているのがシャンドスの24bit96khz録音。これによって音の情報量が格段に向上し、ピアノの音にコクと潤いが加わった。欲を言えばDSD録音かSACD録音にしてもらいたい。いったいどれだけ美しくなるのか!

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     2014/06/01

    メジューエワのシューベルトシリーズの第一弾。特筆すべきは第19番D958。運命の提示のごとき第一楽章ののっけから引き込まれてしまう。いつもながら、強弱・緩急のつけ方が天才的で、音楽をドラマチックに仕上げる技は超一級。第二楽章の和音の美しさも天国的で素晴らしい。一気に最後まで聴ける。
     第18番D894の第一楽章は脱力し過ぎで違和感がないわけではないが、第二楽章の美しさは廃墟に差し込む朝日と例えたら良いのか絶品である。欲を言えば音がブリリアントに響くDSD録音で聞きたかった。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/05/29

    メジューエワの凄さは曲に合わせて音の強弱・緩急を入念に選択し自在に表現しきっているところ。このドラマチックな表現と表現者としての能力はプロのピアニストの中でも非凡である。
    ベートーヴェンの三大ソナタはたいていのピアニストは技術だけでさらっと弾いてしまうが、メジューエワにかかると三つの大きなドラマになってしまう。この素晴らしい演奏を余すところなく記録しているのが若林工房の優秀録音であることも決して忘れてはならない。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/05/29

    メジューエワのシューベルトのシリーズを愛聴しているが、18番と21番の第一楽章については脱力し過ぎの感があり、今一つ満足できないでいた。そんな中、バリーダグラスの21番が発売され、シャンドスの24bit96khz録音にも注目しつつ聴いてみるとこれが素晴らしいではないか!メジューエワ同様音のダイナミックレンジが広く、ドラマチックな演出も抜群!しかも音場が極めて自然な感じで素晴らしい。若林工房の録音も素晴らしいが、ブースト感があるのが欠点。これが無い上に音楽の流れが自然で美しく、これは買って損なし。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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