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夏のひかり さんのレビュー一覧 

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/03/25

    ベーム盛期の選集!
    紙ジャケットはオリジナルではありません。晩年の1970年代の五種類の肖像写真を16枚(ハイドンの「四季」は見開き2枚を一組)に分散した、やや安易な仕上げ。したがって演奏時期と合致するジャケット写真ではありません。多少とも一致するのは縦型菓子箱仕様のボックスとブックレット表紙に採用された写真だけとなります。問題は、重なる部分もあるVENIAS レーベルからの選集との音質の違い!それぞれリマスターしているようですが、やはり本家のGrammphon のほうがクリアでダイナミックレンジも広いようには(←ブラインドテストは試しておりませんが)思います。もっともmenbran のライセンス?盤よりはVENIAS のライセンス盤のほうが、よほどマシです。おなじ本家Grammphon でも、初期のCDの音質からは向上していますから、音質にこだわりのあるひとは購入してもよろしいでしょう!
     なおブックレットにはヘルゲ・グリューネヴァルトさんによる書き下ろし解説が独語、英語訳に加えて日本語訳も、声楽曲では独英二カ国語(「ミサ・ソレムニス」には加えてラテン語)の歌詞が掲載されていて良心的です。写真が四枚掲載されていますが、ジャケット同様レアではありません。しかし、ベーム・ファンのわたしとしては、まあよろしいのではないでしょうか。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2015/11/26

    二次元ホログラムのピアノ版を、「スイスの時計職人」たるラヴェルが三次元的に管弦楽編曲した『展覧会の絵』の面目躍如たる演奏だ。名指揮者×名管弦楽団の共同作業としては、カラヤン×ベルリン・フィルハーモニカーやチェリビダッケ×ミュンヘン・フィルハーモニカーの演奏が名高いが、このドホナーニ×クリーブランド・オーケストラの演奏は、それらとも一線を画する、凄味さえ感じさせる演奏だ。いわゆるムソルグスキー〜ロシア風ではもちろんないけれど、他のレビューにも納得する演奏だ。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/11/30

    悲しい歌でさえ甘美にひびいてくる。YouTube のプロモーションビデオにもあるように、アンネ=ゾフィー・フォン・オッターはのっている。1枚目の歌曲集の乗っけから、アーンの『このうえない機会〜満ちていくとき』が、フォシュベリの絶妙なピアノの狭間から浮かびあがり、展開する。ジャルスキーも唄い、フィッシャー=ディースカウまでもが場違いな?歌唱を披露しているが、やはりオッターでこそ聴きたい。アーンは、2枚目のシャンソン集のなかにも異和感なく紛れこむ。パルバラの『ゲッティンゲン』も、反戦歌であるはずなのに、甘美にひびいてくる。「乳と蜜の流れるフランス」はローラン、シャルルマーニュの時代からのみならず、遠くそれ以前からガリア〜フランスの本質であり、現代にもたおやかに、彼の地に暮らす人々を支えつづけている。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/10/10

    製作会社の美的感性を疑う。
    ブレンデルやギレリスの場合もそうだったが、往年の演奏をまとめた作品集のBoxデザインに、演奏年代から隔たった後年の老けた本人肖像を用いるのは、まるで興覚め、購買意欲を低下させる。ましてや単売価格と大差ないとなると。・・・・・・・ 
     それにわたしとしては「さすらい人」の日本仕様のジャケットが懐かしい。CDになってからはステレオタイプのインターナショナル仕様に統一されたけれど、広がる前途を見つめ満腔の気概を漂わせる若いポリーニの正面からの写真を用いた国内初出時のレコード・ジャケットに、「ペトルーシュカ」の国内初出ジャケットなどと同様に愛着がある。ポリーニのシューベルトの後期作品演奏は、はじめ戸惑いを覚えた。しかし繰り返し聴くうちに、その空の深さに魅せられていった。リヒテルの最後のソナタにおける深淵を覗きこむような魅力やケンプの含蓄にあふれたシューベルトではないけれど、きわめて完成された、静かな、そして豊かな想いに誘われるシューベルトである。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2013/10/10

    製作会社の美的感性を疑う。
    ブレンデルやギレリスの場合もそうだったが、往年の演奏をまとめた作品集のBoxデザインに、演奏年代から隔たった後年の老けた本人肖像を用いるのは、まるで興覚め、購買意欲を低下させる。ましてや単売価格と大差ないとなると。・・・・・・・ 
     それにわたしとしては「さすらい人」の日本仕様のジャケットが懐かしい。CDになってからはステレオタイプのインターナショナル仕様に統一されたけれど、広がる前途を見つめ満腔の気概を漂わせる若いポリーニの正面からの写真を用いた国内初出時のレコード・ジャケットに、「ペトルーシュカ」の国内初出ジャケットなどと同様に愛着がある。ポリーニのシューベルトの後期作品演奏は、はじめ戸惑いを覚えた。しかし繰り返し聴くうちに、その空の深さに魅せられていった。リヒテルの最後のソナタにおける深淵を覗きこむような魅力やケンプの含蓄にあふれたシューベルトではないけれど、きわめて完成された、静かな、そして豊かな想いに誘われるシューベルトである。

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     2012/12/28

    1988年11月、ベルリンのテルデックスタジオで録音。
    レオンスカヤは、18番、ト長調(D894)を1984年(7&8月)にもウィーンで Amadeo(Polygram Austria?)レーベルに録音しています。

    このほうが音は柔らかく、より夢幻的です。
    再盤されれば、ラザロの復活よろしく大歓迎されるところです。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/24

    夜明けのネコのように、
    しなやかにメタモルフォーシスして、軽やかに飛翔していくシューベルトです。

    ときには思いもかけない深みに突っ込んでいきます。
    そして(名前通り)この世に舞い戻った夜明けのネコは、何事もなかったように、一日に出発していきます。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/29

    ブラームスの交響曲全集が、映像が付いて、
    指揮者の解説があって〜しかも日本語字幕付きで、驚きの価格。

    指揮者のロジャー・ノリントンは、
    手垢にまみれた演奏様式からの洗い直しをはかる旗振りのひとり。
    清新な、もたれることのないブラームスに出会えます。全部で四時間。映像は落ち着いた印象。音声も画面とともに聴くかぎり悪くはありません。じっくり鑑賞したくなったら、これまた驚きの価格のSACDがあり、DVDは手もとに残しておいて無駄ではありません。
     親しみやすく、それでいてヨハネス・ブラームスへの想像力が駆り立てられます。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/07/09

    ドイツ語には “nachsommer” という言葉があります。シュティフターの名作の題名にもなっていますが、「晩夏」という訳名は誤解をまねきます。「インディアン・サマー」という言葉にも違和感があります。ともあれ、ルーピンシュタインの弾くブラームスの晩年の小品には遅れて訪れた夏の光の束の間のきらめき〜こころよいときめきが感じられます。

     輸入Boxset “Arthur Rubinstein plays Brahms(9CD)” にも分散して収録されていますが、こちらもおススメです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2012/03/18

    モーツァルトの 21番は、メロディア?のバルシャイ指揮のモスクワ室内管弦楽団と協演したレコードを好んでいましたが、CD では入手困難なようなので、とりあえず、こちらを取り寄せました。ところが、大指揮者コンヴィチュニーが指揮する伝統あるゲヴァントハウス管弦楽団の競演も素敵なのです。個性ある千両役者が勢揃いして、スリリングな演奏を繰りひろげます。これは独奏者が弾き振りする退屈な演奏では、決して聴けないものです。とりわけ先頭楽章は、素晴らしく、飽きることのない充足の時間をもたらしてくれます。英語解説に添えられた日本語翻訳によると、大批評家ヨアヒム・カイザーが、ギレリスのこの演奏を「制御された奔放さ」と評したそうですが、王女メディアの生まれたコルキスとも海を共有?するオデッサ出身のギレリスは、そうして「心の欲する所に従って、矩(のり)を踰(こ)えず」の境地に向かっていったのでしょう。もっともっと長生きしてほしかった人です。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/02

    ハスキルの弾くピアノの音色は、こころの奥深く、沁み入ってきます。
    没して半世紀を記念(祈念?)したBox で、ユニヴァーサル・ミュージックが所有する音源を網羅しています。
    すべてスタジオ録音で、音質も良好です。

    【収録曲】

    ≪CD01≫
    モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271『ジュノーム』/クララ・ハスキル(ピアノ)+パウル・ザッハー(指揮)ウィーン交響楽団〜録音:1954年10月、monaural*PHILIPS & モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466、ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調 K.386/クララ・ハスキル(ピアノ)+ベルンハルト・パウムガルトナー(指揮)ウィーン交響楽団〜録音:1954年10月、monaural*PHILIPS 

    ≪CD02≫
    モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466、ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491/クララ・ハスキル(ピアノ)+イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)コンセール・ラムルー管弦楽団〜録音:1960年11月、stereo*PHILIPS 

    ≪CD03≫
    モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459/クララ・ハスキル(ピアノ)+フェレンツ・フリッチャイ(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団〜録音:1955年9月、monaural*DG & モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488/クララ・ハスキル(ピアノ)+パウル・ザッハー(指揮)ウィーン交響楽団〜録音:1954年10月、monaural*PHILIPS 

    ≪CD04≫
    モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466/クララ・ハスキル(ピアノ)+フェレンツ・フリッチャイ(指揮)ベルリン放送交響楽団〜録音:1954年1月、monaural*DG&モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595/クララ・ハスキル(ピアノ)+フェレンツ・フリッチャイ(指揮)バイエルン州立管弦楽団〜録音:1957年5月、monaural*DG 

    ≪CD05≫
    モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415/クララ・ハスキル(ピアノ)+ルドルフ・バウムガルトナー(指揮)ルツェルン祝祭弦楽合奏団〜録音:1960年5月、stereo*DG&モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466/クララ・ハスキル(ピアノ)+ルドルフ・バウムガルトナー(指揮)ヴィンタートゥール交響楽団〜録音:1950年9月、monaural*WESTMINSTER&ファリャ:交響的印象『スペインの庭の夜』/クララ・ハスキル(ピアノ)+イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)コンセール・ラムルー管弦楽団〜録音:1960年10月、stereo*PHILIPS 

    ≪CD06≫
    モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37/クララ・ハスキル(ピアノ)+ヘンリー・スヴォボダ(指揮)ヴィンタートゥール交響楽団〜録音:1950年9月、monaural*WESTMINSTER 

    ≪CD07≫
    ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37/クララ・ハスキル(ピアノ)+イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)コンセール・ラムルー管弦楽団〜録音:1959年12月、stereo*PHILIPS&ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調 Op.21/クララ・ハスキル(ピアノ)+イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)コンセール・ラムルー管弦楽団〜録音:1960年10月、stereo*PHILIPS 

    ≪CD08≫
    シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54/クララ・ハスキル(ピアノ)+ウィレム・ファン・オッテルロー(指揮)ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団〜録音:1951年5月、monaural*PHILIPS&シューマン:森の情景Op.82/クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1947年12月、monaural*PHILIPS&ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58/クララ・ハスキル(ピアノ)+カルロ・ゼッキ(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団〜録音:1947年7月、monaural*PHILIPS 

    ≪CD09≫
    D.スカルラッティ:ソナタ変ホ長調 K.193、ソナタロ短調 K.87、ソナタヘ短調 K.386/クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1951年10月、monaural*PHILIPS&モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調 K.573、ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330/クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1954年5月、monaural*PHILIPS&ラヴェル:ソナチネ/クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1951年10月、monaural*PHILIPS&シューマン:色とりどりの小品 Op.99/クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1952年4月、monaural*PHILIPS&シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1/クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1951年10月、monaural*PHILIPS 

    ≪CD10≫
    シューマン:子供の情景 Op.15/クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1955年5月、monaural*PHILIPS&シューマン:森の情景 Op.82/クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1954年5月、monaural*PHILIPS&ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31‐2『テンペスト』、ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31‐3/クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1955年5月、monaural*PHILIPS 

    ≪CD11≫
    シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960/クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1951年6月、monaural*PHILIPS&ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31‐2『テンペスト』、ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31‐3/クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1960年9月、stereo*PHILIPS 

    ≪CD12≫
    D.スカルラッティ:ソナタ 嬰ハ短調 K.247、ソナタ ト長調 K.247、ソナタ ハ長調 K.2、ソナタ ト短調K.35、ソナタ 変ホ長調 K.193、ソナタ ヘ短調 .386、ソナタ ヘ短調 K.519、ソナタ イ長調 K.322、ソナタ ロ短調 K.87、ソナタ ハ長調 K.515、ソナタ ヘ長調 K.437/クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1950年10月、monaural*WESTMINSTER&ソレール:ソナタニ長調、ぺシェッティ:ソナタハ短調、ハイドン:変奏曲へ短調/クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1934年1月、monaural*RADIO FRANCE&モーツァルト:『ああ、お母さん聞いて』による12の変奏曲(きらきら星変奏曲)ハ長調 K.265、ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調 K.280/クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1960年5月、stereo*DG 

    ≪CD13≫
    ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12‐1、第2番イ長調 Op.12‐2、第3番変ホ長調 Op.12‐3、第4番イ短調 Op.23/アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)+クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1956年9月(第2、3)、1957年1月(第1、4)、monaural*PHILIPS 

    ≪CD14≫
    ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.34『春』、第6番イ長調 Op.30‐1、第7番ハ短調 Op.30‐2/アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)+クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1956年12月(第7)、1957年1月(第5)、1957年9月(第6)、monaural*PHILIPS 

    ≪CD15≫
    ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30‐3、第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』、第10番ト長調 Op.96/アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)+クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1956年9月(第8)、1956年12月(第10)、1957年9月(第9)、monaural*PHILIPS 

    ≪CD16≫
    モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第25番 ト長調 K.301、ヴァイオリン・ソナタ第28番 ホ短調 K.304、ヴァイオリン・ソナタ第32番 ヘ長調 K.376、ヴァイオリン・ソナタ 第34番変ロ長調 K.378/アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)+クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1958年10月、stereo*PHILIPS 

    ≪CD17≫
    モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番 変ロ長調 K.454、ヴァイオリン・ソナタ第42番 イ長調 K.526/アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)+クララ・ハスキル(ピアノ)〜録音:1956年1月、stereo*PHILIPS 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/09/17

    聴くこともなく過ぎていった曲目と演奏なのに、聴きいると同時に、HMFに魅せられます。『啓蒙期〜転換期の音楽』を謳いながら、(その果実ですから、採る理由はあるのでしょうが)ベートーヴェンの「第九」まであります。モーツァルトも各ジャンルから素敵な演奏が集められています。クープランからベートーヴェンまで、いろとりどりな演奏で<惹き込まれて、新たな関心を持って>愉しめます。(ベートーヴェンのピアノ協奏曲の)ポール・ルイスなんか、知らなかったし、ルセのクープランはR・シュトラウスも喜ぶだろう? ・・・・・ など想いを巡らしながら、・・・・・ 29枚と多すぎない枚数、総264ページの文字の詰まったブックレット、・・・・・ 古楽に、とくに興味も感じなかったわたしも、満足です。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/09/05

    カラヤンがもっとも充実感を感じていたろう頃の記録です。世間的には多忙を極めていましたが、自身健康で、家族は成長して、慈愛にあふれ、みんなの別荘地サン・モリッツ(ザンクト・モリッツ、現地語でSan Murezzan と綴れば、なんとなくSan Mozart に似てきませんか?)に、ベルリン・フィルを招いて、録音しています。サン・モリッツは、モーツァルトのお母さんの故郷ザンクト・ギルゲンにも似て、Schafberg <羊山>という同じ名の山も遠くない?ところにあって、氷河湖に面した美しい土地です。天上の至福を歌うのではありませんが、カラヤンのこの時期に通底して流麗に、地上の充足を歌い上げます。ライスターとピースクも闊達です。幼子の見え隠れする高原のお花畑に、湖水をかすめた風が優しく、吹き抜けていきます。

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     2011/08/30

    ≪映画『ブラザー・サン、シスター・ムーン』の、もうひとつあった、音楽バージョン≫
    イタリアの国家守護聖人である、アッシジのフランチェスコ、
    この誰からも愛され、親しまれる人物像は、わたしたちの国でいえば弘法大師と良寛さんをいっしょにした印象で、
    ともあれスーパースターの名に恥じないのですが、この東洋の島国まで来ると、クリスチャンを名乗る人たちのなかでさえ知られていない?ことがあるようです。同じように、今では知られていない?のが、このフランチェスコをテーマにした映画の音楽を担ったのが、オルトラーニであったことです。それもそのはずで、わたしたちの国で上映されたのは、英米向けのオリジナルで、その音楽もカントリー風のアレンジでした。オルトラーニの編曲、指揮のパフォーマンスは、イタリア向けでしか聴けなかったのです。オルトラーニは、クラシック音楽の伝統も汲みあげ、繊細、優美な旋律が薫りたちます。しかも、ハスの花のように、泥沼のカオスに、深く根差しています。
     映画『ブラザー・サン、シスター・ムーン』は、その英語題名や、主演クラスのほとんどが英米人であったことと、歪曲された?音楽のために、まったく馴染めませんでしたし、いまさらイタリア向けのオリジナルを見たいとも思いません〜ゼフィレッリとは趣味も異なるパゾリーニとオルトラーニのコンビだったら面白かったろうと夢想しながらも、ともあれ、この素敵なCDは、オルトラーニのオーケストラ指揮だけではなく、ドノヴァンではないイタリア語歌唱やコーラスもあって、( ドミンゴが法王の前で歌った?とか )これだけでじゅうぶんに愉しめますから、多くの人に聴いていただきたいと思います。

    ( 蛇足ですが、リズ・オルトラーニ Riz Ortolaniは、本名を Riziero Ortolaniといい、男性です! )

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     2011/04/11

    カルロス・クライバーの繊細な美しさを味わうならセッション録音のCDでしょうが、彼の音楽は、なんといっても見て味わうものでしょう。アレクサンダー・ヴェルナーの浩瀚な著作は、表記にたとえば「フランクフルト・アルゲマイネ・ツァイトゥング」と「フランクフルト一般新聞」が混在するなど、校正?に瑕疵が見られますが、概ねこなれた翻訳で読むことができます。しかし、なんといっても、このヴィデオで、彼の生涯は、挿入されたリハーサル映像とともに、容易に垣間見ることができます。愛車 Audi A8のV8 を駆って自宅のミュンヒェンから向かった、別荘のあるスロヴェニアのコニシツァは、繊細な美しい(還ることのできる)土地のようです。

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