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検索結果:141件中1件から15件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/04/22
マルティヌーかっこよすぎやばいwww このひとこんな激しいの書く人だったっけwww 相変わらず調整的で聴きやすいメロディーとコジャレた不協和音は健在な中、 まれにみぬ華やかで壮麗でゴージャスな曲。 これコンサートでやったら絶対聞きにいくわ。 シュニトケは相変わらず奇想天外で陰鬱な曲調。 ポピュラーなメロディーがぐるぐる書き混ざって不協和音でがしゃーんといつもの感じ。 どちらも、ガチャガチャ系なのに、演奏がスマートで透明感有って雑にならないのが素晴らしい。 ダイナミックではないけど嫌味がなくて個人的に○
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/04/22
これまで違った演奏家のラヴェルを愛聴されていた方はびっくりするかもしれません。 あまりのスピードとかっこ良さと迫力に。 硬質でシャープで冷酷で、それでいて劇的に変化する音色と音量とテンポ。 すさまじい指さばきで全てのつぶを鳴らしきる圧倒的な支配力を持ったピアニストです。 こんなに「かっこよく」に特化したラヴェルが今までありましたでしょうか。 こ洒落てひねくれてシャイでいじわるで、それでいて夢想的でセンチメンタルなラヴェルさん。 でも、やっぱりラヴェルさんは、人前では堂々としてカッコツケたキザな方だったと存じております。 きっと、こういう「カッコイイ」演奏を一番求めていたんじゃないかな。 今ではもう誰もがしってる超名演トッカータはもちろん、 真の恐怖を感じずにいられないスカルボをはじめとして、 まさにシャープで機械的なコラールワールドが前編に散りばめられております。 これを聴けば、今までのラヴェルのイメージが覆されることまちがいなしです。 絶対思いますよ。自分もこんなふうに弾きたい!!!って。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
リストなんて、うるさくて傲慢で暑苦しいだけでしょ! なんて思わずとりあえず1曲目だけでも、だまって聴いてみてくださいな。 おそらく時間を忘れて、むしろ呼吸すら忘れて何度もリピートすることになりますから。 まぁ、リストがいいというより、 ヤンドー先生が神がかりすぎるんですけどね。 緊迫の糸が切れるギリギリを優しく撫でられるような、 不安とか憎しみとか、そういうマイナス方面の感情を全て受け止めてくれるような、 絶妙な人間的利己といったものを逆撫でしない極めて純潔純粋な音楽。 真の美しさとはそういうものなのですよ。 曲にコメられた意味とか、解釈とか、表現とか、 そんな自意識の塊すてて、素直に音だけに浸ればよいのです。 それをできる演奏家、それを完璧に、忠実に、的確に、できる演奏家。 それが、ブタペスト1の演奏家、イェネ・ヤンドー大先生なのです。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/04/22
たけちゃんさんと全く同じ事を言いたいw どうせ食わず嫌いでしょ? 聴いたこと無いくせに避けてるでしょ? じゃあいつ聴くの。今でしょ! ハイドン興味なくても、ヤンドーなら面白いって。 ヤンドー知らなくても、ハイドンなら最高だって。 まさに最強の組み合わせ。 買うしか無いでしょ。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/20
いわゆるドベタなロマン協奏曲のど真ん中。もっと取り上げられてもいいと思うのだが、同時代の大作曲家と並ぶほどの個性が無いのが埋もれた原因だろうか。 ショパンのコンチェルトと同じ年に作られており、厳密にどちらが先に聞く機会がったのかは調べていないが、かなりショパン的なピアノ手法に近いものも感じる。 また、きっとこの作曲家は、ベートーヴェンやシューベルトをかなり崇拝していたであろう。 ベートーヴェンとシューベルトとショパンを足してちょっと多めに4位で割った感じの曲風。かなり聴きやすく、華やかさも力ずよさも備えている。 18歳の時の作品ということで、まだまだ甘いところも多いが、同時代のピアノ協奏曲と並んでもっと聞かれても良い親しみやすい曲である。 演奏は、比較的癖の無いスマートなもの。特別魅力の的でもないが、曲の魅力は十分楽しめる。若干テクニックの甘さや、乱暴な鳴らし方をしているようで気になる部分もあるが、少ない録音の中では完成度の高い部類に感じる。 また、ベートーヴェンの思い出に関しては、現代でも大人気の7番と5番のフレーズが散りばめられており、当時から今と同じようにみなベートーヴェンのこの曲を愛していたのかと、200年以上も変わらぬ人気に、むしろそこに感動する。 この作品は、リスト的な重低和音連続の手法で、音楽的にはあまり好みではない。 が、リストの同曲の編曲にくらべると、幾分個性的であり、そこもまた面白い。 他の小品は、まさにシューベルトの未発表曲といわれても気づかないような曲風だったりと、彼の趣味がよくわかるものだが、やはり個性的な面白さは特にない。 残念ながら、そこが彼が作曲家として大成しなかった原因だろうか。 録音はNAXOSらしい綺麗な音で、不満は残らなかった。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/08
素晴らしい。 浜渦氏の描く音楽は、一つ一つがおとぎ話のようにミステリアスながらも、一つの色彩をふっと浮き上がらせる絵本のように簡潔である。 単純な音構造で、短い小品なのに、何故こんなに個性が際立ち、不思議な響きで世界に引き込む引力が生まれるのか。 まさに音の魔術師。付属の楽譜を見ながら、どうしてこの単純な音の配置からこの音を生み出し、こんなに見事なBGMとして世界を支配しているのかに驚いて欲しい。 長らく待ち望んだ復刻版。 原曲よりも、このピアノソロでこそ、彼のすごさが実感できると思う。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/07
ブロンフマンは、その大きな身体と威厳、選曲と迫力のある演奏から、重戦車のように扱われがちだ。 確かに彼のパワフルで凄まじいテクニックを前にすると、そのような印象で圧倒されてしまうのも違いない。 私も今までそういった目で彼を見ていたが、久々にこちらの盤を聴いて、そういった面よりももっと彼のすごさを思い知ることとなった。 彼の演奏は、細く繊細で、リリカルである。 他の演奏者と比べてみるとその繊細さがはっきりとわかる。 ペトルーシュカなどは、誰しもが口を揃えて「ポリーニにが完璧」と言い切っていた。 しかしながら、彼の演奏と比べると、ポリーニの何と荒く乱暴なことか。 彼の方がよほど重戦車だ。 ブロンフマンは、かの曲を、一部の乱れもなく、整った細い音で、「可憐」に弾きこなしてしまっている。 しかも、ロシアの踊りに関しては、この繊細さでなんとポリーニと同じ速度で弾き切ってしまう。 どちらが好みかはともかく、確実にあのポリーニよりも正確に丁寧に完成させている。 彼のペトルーシュカは、演奏会ピースではなく、まさにバレエ音楽のおとぎ話だ。 プロコに関してもそうだ。こんなガチャガチャ系の曲を、ハメを外すことなく、あくまでも冷静に、まるで本当に古典ソナタを弾くように、いやむしろ平均律でも弾くかのような粒の揃った見事な声部の弾き分けで、完全に無駄を排除した演奏をしているではないか。 そしてこの線の細さからくる、本当に可愛らしい音色と表情は、プロこがまるで現代のモーツァルトになってしまったと言ってもいい愛らしさを持っている。 さて、ここからが一番大事だ。 私は彼を乙女チックで繊細で器用なピアニストだと言いたいのではない。 この繊細さと丁寧さを持ちながら、それでいてなんとも壮大で劇的で、大迫力だからすごいのだ。 こんなに細い音なのになぜこれほど分厚く音がなるのだろうか。こんなに上品なのになぜこんなに力強いのだろうか。こんなにリリカルなのに、なぜこんなに疾走感があるのか! 彼は繊細なコントロールと、重戦車の迫力を同時に持ち合わせた怪人なのだ。 近代ピアノの魅力の大部分であろう、完璧なテクニックと、快活でパワフルなスタイルと、叙情的で色彩豊かな面と、それらを全て完全にみにつけた、まさに「現代ピアノの最高峰」なのである。 だから、ロマン的な面や印象的な透明感などは求めてはいけない。 シャープでキュートな大きなおじさんなのだ。 イスラメイをこんなにお上品に弾いちゃうおじさんなのだ。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/06
マルタンの珍しい調性音楽。 あの複雑怪奇な現代物ばかり書いていたマルタンだからこそ成し得た奇跡の響き。 もうなんと美しいことか。こんなに魂のこもった歌い方なのに、一切のケバさのない透明な歌声が、この現代音楽家の書いた調性的な宗教家と見事にぴったり。 かなり激しく動き回る曲なのに、完全に統一感が保たれ、一糸乱れぬ完成度を誇っている。 この大音量の声量で汚らしさが出ないのは本当にすごいことです。 過度なヴィブラートもなく、この無機質さも同時に感じられるような乱れのなさがやばいです。 まるで暗闇を手探りでまえへ・・・まえへ・・・と進むような狂おしさ。 バイエルンらしい重厚さとは一切かけ離れ、完全に新しい音楽の境地を見つけてしまったようだ。 それでいて、この音の幅の大きさ。つぶやくような消え入る声から、叫ぶような大音響まで、すばらしい緊張感で表現しきっている。 そして、この録音の美しさと残響の素晴らしさといったら・・・もう本当に美しく、ただただため息がでるだけです・・・ もちろんミサブレビスも傑作。 こちらも華やかさとはかけ離れた重苦しい演奏を一貫して演じきり、 少し細めのオルガンがそれを崩すこと無くしっかりと支えている。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/06
曲は小曲ばかりで、魅力はあまりないが、 どの曲もユンディらしさを見事に表現しきっている素晴らしい演奏。 美しく華やかながらみごとな統制力で冷静に、かつ情熱的にじっくり歌い上げている。 ただ、曲が曲だけにそれを堪能するには物足りないところが残念。 おまけに入っているコンクール時の大ポロは素晴らしい。 本番では音をはずしたり忘れたりすることが多いピアニストなので、ここでもちょこちょこミスが見られるが、 そんなことよりもこの空気がすごすぎて。 まさに体全体で曲を歌っている。そして指の一つ一つまで全て「意思」をもたせている。 そんな姿を見ていると、彼の素晴らしさがより改めて実感できます。 顔芸といわれますが、顔で歌えない音楽家に指だけで歌えるわけがないと思います。 完全に音楽に入りきっているからこそのこの表情。 彼ほど、音を聴かずに弾いている姿だけでどんな曲を弾いているのかわかるような身体の使い方をしている人はいないだろう。
いやーもう繊細っすなぁー。 ほんとうに「うっとり」できる演奏です。 そしてこの快活な躍動感と輝きといったら。 絶妙なリズム、ルバート、デュナーミク、まさに優等生アイドルです。 ショパンという作曲家自体、あまり力強さとか説得力といった面は無く、「ブリランテ」で「アマービレ」な面が強い作曲家ですから、 彼のような素直でナチュラルで、若さあふれる演奏が最適なのです。 あまり「色気」とか「はかなさ」や「メカニカル」といった武器が有るわけではないので、 爽やかで快活な曲がとくにぴったり。 逆に、エチュードやノクターンなどはちょっと似合ってないかなとも思いますが、 ソナタの4楽章の躍動感や、大ポロのこの華やかさといったら! とくに大ポロは史上稀に見ない素晴らしい冴え具合。この冗長な曲をなんて華やかに楽しませてくれることか。 ショパコン1位だけでなく、ポロネーズ賞もとっているのはもう当然でしょう。こんなに本当に踊っているようなポロネーズを、それもショパンらしく華麗に繊細に弾きこなせる演奏家がいただろうか。 この一音一音確実に、たしかに、全身全霊で鳴らしきっているコントロールと精神力に圧倒される。 まさにピアノを歌わせているピアノの詩人だ。それもこんなに楽しくね。 若さゆえの大成功の傑作がここにある。
深みはないけれど、若さ故かあふれる高揚感と華やかさは天下一品。 まさに「ブリリアント」という言葉がぴったりの、アイドルピアニストらしい輝いた演奏は、本当に純粋に音楽の楽しさを体感させてくれる。 リゴパラはこれを超える演奏は過去にも、そして今後も現れないのではないだろうか。 そしてブリリアントな面だけでなく、繊細さもすばらしい。 こんなにリストを優しく歌えるピアニストはなかなかいない。 ひとつぶひとつぶを本当に心を込めて弾いてるのがはっきりと感じられる。 さすがはショパコン1位のピアノの詩人。 彼にそもそも重厚さや深みを求めるのが間違いなのでしょうね。 彼は最高の甘く輝かしいアイドルピアニストなのですから。
これはこれで面白い。ピアノの硬質な音が、今までと全く違った新しい音楽を奏でてくれる。 弦の狂おしいようなながい旋律も、伴奏がピアノだとすごくくっきりと線が見えて、なぜか爽やかさを感じる。 …でも、これわざわざ編曲してまでやる意味有ったのだろうか。 これはこれで確かに面白いんだけども、原曲の魅力を超えるものは一切ない。わざわざ好き好んで編曲して、それを好き好んで聴いて喜ぶほどの価値は無いのでは… それよりも、カップリングが素晴らしい。 ババジャニアンの曲はこの盤で初めて聴いたが、 なんと不思議な曲だろうか。 映画音楽のような爽やかな…とおもったらなぜか不協和音に迷い込み、ころっと表情が変わったかと思えばまた湧き出てくるような気がしてどっかへいってしまうメロディー。 盛り上がるのかと思えばそのまま不完全燃焼で流れていくこのイライラ感。若干後期フォーレのような振り回し具合かと思えば、某アメリカンポップスのようなキレの良いノリに変わったりと、曲に翻弄させる。 すごく不安定なのにロマン派のような聴きやすさもあり、なんとも言えない不思議な魅力がある。 大傑作と言えるものではないけれど、たまに聴きたくなるような小粋な佳作。
面白い! 吉松さんの書く曲は、たしかにプログレ的なノリやリズムが普段から盛り込まれており、見事にマッチしている。 クラシックをロックにすることはあっても、ロックをクラシカルに変えてしまうというのはなかなか珍しく、面白い試みだと思う。 華やかな色彩や音使いには吉松氏らしい好奇心にあふれた魅力も感じられる。 ただ、彼の他の作品と比べると、やはり実験的というか、とくに目立った魅力が有るわけでもない。 そもそも原曲自体がかなり面白い曲なわけだから、そこに吉松氏独自の魅力がどのくらい加わっているかと考えると、それほど傑作とも思えない。 サブカルチャー的な面白さからは脱却できていないかな。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/06
さすが70年代のカラヤン。 統制力も表現力も最高。もう完全に曲を物にしちゃっている。彼にかかればどんな曲でも何倍もの響きと輝きを持ってドラマチックな世界へと昇華する。 なんて狂おしく、なんて力強く、それでいてなんと優しくセンチメンタルなのだろうか。 弦楽合奏のはずなのに、フルオケにも負けない凄まじい迫力と多彩な音色に完全に圧倒される。 確かに素晴らしい演奏だ。でも、この曲ってそんな曲なんだろうか。 素直にカラヤン様にひれ伏せばこの音源は最高の宝物になるであろうけれども、ひとつだけどうも納得できない部分がある。 確かにすごくロマンチックな曲風だし、ワーグナーのトリスタンのような一面を感じることも出来る。題材も、狂おしい愛憎から赦怨や生の喜びであったり、そういったドラマチックな内容かもしれないけれど… こんなゴージャスな曲でいいのだろうか? まるでオペラではないか。あまりにも劇的すぎる。 好み、だとか思い込み、だとか言われればそれまでだけれども、 もうちょっと「醜さ」や「儚さ」、「神聖さ(というとちょっと語弊があるかな?)」といった面を重視しても良かったのではないかなー。 素晴らしい音源には違いないけれど、そこの解釈には賛否両論ありそうだ。 まぁでも単純に音楽、演奏という意味では満点。録音も最高。
ゴドをこんなにリリカルに演奏したピアニストが他にいるでしょうか? こういう曲って、ガチャガチャのドハデ演奏だったり、的確に弾きましたっていう機械的な演奏だったり、すごいの弾いてみました!っていう腕自慢演奏になりがちな勝手なイメージが有ったけれど、 この人は、ちゃんと「曲」としてすごくまろやかになめらかに朗々と歌ってくださっている。 ヴィルトゥオーゾ的な箇所はちゃんとキメるのも忘れずに、ごちゃごちゃした部分もしっかり丁寧にかつ自然に流し、 キワモノ超絶技巧こってり大盛りの曲を、そうとは感じさせない見事なスマートな演奏だ。 対旋律が埋もれちゃっても、ちゃんと歌が流れ、表情が見えていれば、それに勝る魅力はないと思う。 芸生に関しては、これに勝る美しい演奏は無い。 確かにところどころ弾きこなせていない部分はある。他のピアニストのほうがテクニックが優れているかも知れない。 それでも、ここまで「歌った」演奏は他に知らない。(快活さではワイルドのほうが好きだが) 大胆なカットを施しているが、それもちゃんと音楽的な流れを自然にするための手段であろう。たしかにくどいしね、最後。
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