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トップ > My ページ > momiji_rentan さんのレビュー一覧
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検索結果:17件中1件から15件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/05/03
こちらのDVDに収録された内容は、「レナード・バーンスタイン/DG&DECCA録音全集」に単純な編集漏れによって収録されなくなってしまったとして世に知られています。 当然、こちらも入手することで全集を補完することができます。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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8人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/17
やっと来た ! ついに来た ! といったところでしょうか。 前世紀にグリュミオー・エディション78枚組で出て廃盤以来、ずっーーと中古プレミア価格がハイパー化していましたが、なるほど今年はちょうど生誕100年だったんですね。 ようやく、というか出るべくして出るといったところでしょうか。 クラシックファンにとって、グリュミオーの奏でるヴァイオリンは、巧拙を論ずる以前に、とにかく聞きやすい、癖がない、万人受けするといった印象があります。 さしずめ、ピアノにおけるケンプのような存在。 70枚を超える膨大なCDの、どれをとっても安心して聴ける愛聴盤になり得る魅力を持っています。 その事だけでも彼のとんでもない才能の高さ、円熟した芸術を感じ取れると思います。 ケンプとグリュミオー、2つの全集が立て続けに出てくれたことに、感謝するばかりです。
8人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2018/05/12
やたら四角張ったタイトルの本ですが、大丈夫、面白おかしく読み通す、、、と言うより、拾い読みしていって十分楽しめる読み物です。 ああそんな言い伝え、噂、怪談ネタあったなぁ・・・なんて思いながらパラパラめくっているだけでなかなか楽しめ本です。 それでいて、「似たような話」の多さに驚いたり、噂話ってこうやって「尾ひれ」が付いたり「変質」していくものなんだなぁなんて感心したり、話によっては、結構昔話、伝承とリンクしているものもあるんだなぁと、楽しみ方がいくつもあって、得した気分になれます ^0^
やっぱりこの二人、いずれ劣らぬクセのある者同士ですね。 過剰なまでの「われこそは」の自信家であると同時に、どこか「世間の常識人とは相容れない思い」からの自嘲や、突然の自信喪失が、現実的な病弱体質と相まって同居している。 そんな似たもの同志の二人が、戦前戦後の激動期に、時には反駁しながらも、不思議とお互いの作家活動を補完するめぐりあわせで刺激しあいながら、その文才を開花、昂進していくさまを目の当たりにするように書かれている。 これは、単なる評伝、報告書ではなく、立派な読み物として楽しめる好著と言える。
荒俣宏氏の天文学的な博覧強記を証する「モノの集大成」の今のところの完結編です。 当然、氏の「どうしたらそんなモノ漁って来れたの!?」のオンパレードである本図鑑シリーズのこと。 ただモノを几帳面に学術一辺倒、科学的に実証された事実のみを羅列した一般的な図鑑からは「あきらかに」逸脱した、項目図鑑でありながら、まるで散文、読み物としての醍醐味も横溢していて、開巻興味の尽きることのない「知的桃源郷」の様相を呈しています。 欲を言えば、この調子で、さらに「変てこな分類項目」の続巻を期待せずにはいられない。
今回、図版、記事ともに大幅に改訂された、斯界を代表するに足る成果の登場です。 既に幾度かの改訂を積み上げてきた上での最新リニューアルであるため、茶道に携わる者にとって、苟もその机上の第一座に置くべき労作でしょう。 同じ淡交社の「茶室露地大事典」と併せ披見すれば、茶の世界をひとわたり俯瞰するのに、まず不足はないでしょう。
とうとう完結ですね。 個人の全集といった企画は、作者の力量が当然ながらその成否を左右する要因ではありますが、なんといっても見過ごしがちなのが発行母体、特に編集委員の能力、作者への思い入れ、情熱の大きさが、なによりもその成功のカギとなるものです。 その点、京極夏彦さん、もう脱帽ものですね ^0^ 編集姿勢、作品蒐集、原型復元への、もはや病的なまでの力の入れようは、まさに「オタク」パワーの発揮された最大級の成功例、その頂点に位置する一大傑作群です。 これも水木大先生の遺徳のしからしむるトコロではないでしょうか。 同じ昭和を代表する漫画界の双璧、手塚治虫氏の全集が、いくら時勢の制約とはいえ、その代表的傑作「ブラックジャック」がいまだに歯抜けの見るも無残な状態で放置されていたり、大衆漫画黎明期の空気をなによりも感じ取れるカラーページや表紙の忠実な取り込みが完全にスルーされている現状と比べ、なんとシアワセなことでしょうか。 大先生も、隔り世で、この偉大なる成果をこころより喜ばれていることでしょう。 「ポークショ!!」
5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2015/02/03
ドビュッシーのベルガマスク組曲。絶品でした。 彼の弾く滑らかな、しかし力強くめりはりのある演奏は、その後10人を超える奏者の演奏を聴いた後も、常に私にとっては不動のベストチョイスです。 第3曲目の有名な「月の光」よりも、私には第1、2曲の「前奏曲」「メヌエット」の方がお好み。 私はこの2曲を聴くと、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』で、銀河の渚を疾走するSLの姿が目の当たりに浮かぶんですよね。 聴くものに鮮明な幻想の流動を現出する力を備えたドビュッシーの楽曲の力を、最大限に発揮するチッコリーニに巡り合えた事、クラシック音楽の森を逍遥する者にとって、これに勝る幸福はありませんでした。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/12/14
徹底した自虐ネタの振りとその間の取り方が絶妙。 この一点しか商品がないのがもったいない。 映像作品も是非欲しいところ。なにせこの格好ですから。 お茶の間テレビ寄席で最初に見た時からハマっていた。 実はホロッとする人情話も上手い噺家さんです。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/07/07
待ってました! ミーハーといわれようが、カラヤンとバーンスタイン。 この「私のクラシック青春時代」の双璧を、いつか体系的に集大成したい。 そんな思いを、着々と現実のものにしてくれたお宝BOXの数々。 カラヤンはDECCAレコーディングBOXに日本編集DGコンプBOX、EMIのコンプBOXの管弦楽編とオペラ編でほぼ満たされ、レニーもSONY交響曲BOXにDGのコンプBOXの1と2とくれば、あと残るはSONY管弦楽BOXとEMIのコンプBOXでほぼ目的は達成と思っていましたが、やはり出してくれるんですね、SONY様様といったところ。 いずれも思い入れ深い演奏ばかり。 演奏前にわざわざ「この人とは演奏解釈が会わない」と前口上を入れたグールドとのブラP協も懐かしいが、なんといってもホルスト「惑星」とストラヴィンスキー「火の鳥」。 LPからカセットに入れ、CDでも買い直し、一体何回聴きまくったことか。 もう私のクラシックホリックの原点、このころのレニー&NYフィルは無敵ですね ^0^ どれも最新リマスター&新たにリマスターするとか、より高音質での感動の追体験、今から期待大です。 あとは残すところ、レニーのEMIのみ。 カラヤンのリマスターを続々と出し始めた今、是非お願いしますよEMIさん。 っと、今はワーナーさんだったっけ。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/04/24
大手レーベルの隙間を埋める名手の貴重な音源、それもすべて熱気あふれるライブ録音ばかりをまとめたオルフェオの面目躍如ともいえる好企画BOX。 周到に用意し、洗練された、それでもどこか「既製品」的なスタジオ録音を聞き続けた合間にこれらを聞くと、指揮者やオケの生々しい息遣い、観客の熱気に、なんとも引き込まれます。 出来れば、30枚といわず、50枚ぐらいにして、たとえばクライバーであれば、中身に多少の瑕疵があっても同じ82年の演奏会のベートーベンの7番や83年の6番も入れて欲しかった。 そうしてこそ、このBOXのモニュメンタルな遺産的価値がさらに高まったと思います。 続集の発売に期待して星5つ。
16人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/03/14
やはり出ましたか・・・ 最初に出たBOXを、全く予備知識のないまま、6、7倍の値段で購入したのは相当昔のこと。 やけにちゃちなイラストの描かれたプラケースに入ったCD、標題音楽でもなく、なんとも単純極まりない555曲もの無味乾燥なタイトルの羅列。 こりゃあハズレを引いたかなと思って聴きはじめたところ、これがなんと!素人でもそれとわかるほど一点一画も忽せにしない、硬質であるがゆえに、直接魂に訴えかけてくるような響きの洪水。 飽き性の私が、チェンバロなどという、音色の単調極まりないはず(おっと失礼)の楽器のCDを、34枚も立て続けに飽くことなく聴き通したなどという経験は、後にも先にもこの時だけでした。 これほど魅了された理由、曲ゆえなのか、奏者ゆえなのか、最近までわかりませんでしたが、最近ベルダーの全集を入手して1、2枚聴いた時点ではっきりその答えが得られました。 夭折の天才が、命と引き換えにその生きた証を34枚のCDに焼き付けた、まさに“神技”に等しい至宝だったということを。 みなさんのおっしゃるとおり、バッハの全集があればなぁ・・・
16人の方が、このレビューに「共感」しています。
16人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/06/19
これが画期的にすばらしいセットであることはわかるんです。わかるんですが、これが出るなら、当然同じようにMARCO POLOで既に完成しているStrauss,Josefの26枚、STRAUSS I,Johannの19枚、Waldteufelの11枚も、引き続きそれぞれBOX化してくれるんでしょうね。・・・と期待してしまうわけでして・・・。してくれなけりゃこのBOXを出した意義が半減してしまう。古き良きウィンナワルツ集大成の完成のため、ここは是非ヨロシク ^0^
5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/28
本BOXを補完するべき未収録のDECCA録音は、商品説明だけでは探し難いと思いますので、本サイトでの商品名を記載しておきます。検索窓にコピペで一発です。→ ハイフェッツ/米デッカ録音集成
8人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/08/21
これこそ待ちに待った一大集成。交響曲をひと通り聴くならカラヤンとバーンスタインをまず聴き比べ、その後に古くはフルベンやトスカニーニ、新しくはブーレーズから最新のティーレマンへと進む、その、まずは押さえるべき「出発点」としての位置づけは多くの方の賛同を得られる考え方だと思いますが、カラヤンが時期ごとに録音の中心を移してもDECCA、EMI→DGのほぼ全ての録音が完全版BOXで相次いで発売されているのに比べ、未だバーンスタインのものはDGのシューマンとブラームス、DGとSONYのマーラーが全集で出ているくらいのもの。 さらに言えば、カラヤンはその力点を交響曲に負けないくらいオペラにも置いていた一方、バーンスタインは、交響曲を“振る”ことに、より高い比率で情熱と才能のありったけを傾注していたと思います(自作の二大ミュージカル、ウエストサイドとキャンディードは例外として)。 その意味で、この60枚BOXは、バーンスタインが最も心血を注いだ音楽芸術分野の成果を俯瞰するには持って来いと言えるでしょう。 しかも、その対象がSONY系列の録音というのがミソです。 カラヤンも、例えばベートーベンの最優秀と目される全集は後年のDGよりも若き日の何度目かのEMIのものだとよく言われるのと同様に、バーンスタインも例えば最も力を注いだマーラーなど、後年のDGのものよりもSONY時代のものがより多くの人に好まれています。何といっても、若さ溢れる時期の最もエネルギッシュなバーンスタインと全盛期のニューヨークフィルのタッグがその中心なのですから! ただ、1点惜しむらくは、イスラエルフィルとの72年のマーラー「大地の歌」が外されている点、全く理解に苦しむ。独唱も絶頂期のルートヴィヒとコロだというのに!? もしかして、全く同じ組み合わせの録音を同じ時期にDGにも録音していたから敬遠したとか・・・まさかねぇ。
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