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TOCHIPAPA さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/21

    ずいぶん昔に聴いていたテープも処分して久しく、新しい録音でと思ったムーティの新旧盤は(いずれも本当に素晴らしいものでしたが)何か物足りない感じがしていて、ここ数年、古いものに回帰する傾向が強まる自分にもどかしさを感じながらも、このCDを購入しました。他愛ない筋書きのオペラなのに、天上的な美しさを感じさせる演奏の素晴らしさについては吉田秀和氏の評にまさる言葉を思いつきませんが、音質が良いのにおどろきました。アンダンテだけでなく他の曲もウィーンフィルならではの味があって宝石箱のようなCDです。こういうCDを廃番にせずにいるDGやEMIもそれなりに評価されていいな、と思いました。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/01

    昔々聴きなじんだモノラル盤に比べるといくつかの曲で若干の指の綻びも感じますが、なんというか・・・・「子を知るに親に如かず」とでも申しましょうか・・・・稀代の大作曲家となり永く親元に寄り付かなかった息子に先立たれた大ピアニストの老父が、万感の思いとともにその遺作を、弾いて孫に聴かせている・・・・そんなシーンが思い浮かんで思わず熱いものがこみ上げてきました。そして、幾星霜を経て久しぶりに懐かしい「祖父」の演奏に接したような、言い様のない感動を覚えました。
    アラウやゼルキン、指揮者ではベームで感じていた不思議な感動は、このケンプを聴いて、ベートーベンへのそういう厳父の慈愛と自信のようなものが感じられたからではないかと思い当たり、無性にそういう音楽家たちが懐かしくなりました。
    それにしても、’60〜’70年代は本当に良い演奏の良い録音が残されているものですね。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/20

    若い頃はテンポが遅すぎるような気がしてアナログのBPO盤を愛聴していました。新しいものが欲しくなりレバインとWPO盤を聴いたとたんにこのCDが恋しくてしかたなくなってしまいました。80年来日のフィガロの美しさも忘れられませんが、本当に々々美しい音楽です。最晩年のカラヤンもそうですが、この人たちが晩年に到達した境地というものは、どういうものだったのでしょうか。直接には一音も発していないのに!

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/19

    ティーレマンが好きなので迷わず購入しました。ここ数年、他のプログラムに比べてティーレマンの指輪だけは出色の出来栄えだった様ですが、演奏や解釈を云々するのは遠慮しまして、CDとしてのコメント。
    初めて聞くレーベルのバイロイトライブなので不安でしたが、かなり上質の出来と思いました。ただ、一部にレンジアウトしているのでしょうか。ところどころ高音部が歪むのがわずかに残念です。それほどチープな再生装置でもないつもりなのですが、他の方々はいかがでしょうか?

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/29

    時間のたつのも忘れて全編一気に聴きとおしてしまいました。
    登場人物の性格が目に浮かぶような歌唱と、一種、狂気の世界にどっぷりと浸かってしまうような一気呵成な演奏・・・・バイロイトの魔力とでもいうものがあるとすれば、それがこの録音を成さしめたのでありましょう。あのベームがどんな指揮ぶりだったのか、とても興味深いです。
    71年の録音としては少し厚みが不足する感じですが、最近ありがちなデッドなライブ録音などとは比べ物にならないくらいブリリアントで迫力十分すぎるサウンドです。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/29

    Rudolfnumのゴージャスなサウンドとライブの熱気をそのまま包み込んできたような一枚。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/29

    LP時代から何度も聴く機会がありましたが、高ぶりと落ち着きを感じます。60〜70年代のBPOは多くの名盤を残していますが、カラヤンとベームでは同じイエス・キリスト教会でもサウンドが異なるのも興味深いです。そして、どちらもほんとうに美しく、素晴らしい。録音作品としてのモーツアルトとシューベルトのシリーズはベームを超えるものは将来にわたっても出てこないのではないかとさえ思えるほど好きになれる名録音にめぐり会えたよろこびと、新しいものに熱くなれないもどかしさと、複雑な心境です。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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