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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/08/22
40,41番の録音より優れた演奏だと思う。テイトも商業主義にのらなかった指揮者の一人であろう。どこかのオケの常任でもなかったのではないか。36番リンツ(30年前ぐらいに訪れた)の終楽章の快いテンポと響き、カザルスほどの深みは聴かれないが、ワルター以上に音楽が快活に進んでいく、聴いていて楽しい限りだ。38番も第一楽章の堂々とした表現力豊かな響き、中間楽章の弱音の微妙なニュアンスの変化、終楽章のよどみなく進む張りがある響き、どこをとっても素晴らしいと思う。シューリヒトの速く小気味よい終楽章、クレンペラーの遅いテンポの終楽章も好きだが。録音も優秀である。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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私のはラヂオフランス発売のフランスCDでオケはウィーンシンフォニカと記されているから同じ録音であろう。本場物にマルティノンがあるが、マルティノンより透明ですっきりして淡いロマンがある。本場物に弱いのは我が国の一般音楽愛好家と昔の評論家の常である。
艶やかな音色で美しいバッハである。今の若い人の音とは一線を画した次元の高さを感じさせる一流の響きで素晴らしい。渋くはなく、渋さを超えたものがあるような気がする。グリュミオならではの響きで質の高さを感じさせ、シェリングのバッハと並ぶ高次元の演奏で、並みの演奏ではない。
千住の性格が出た演奏のような感じである。歌いすぎずほど良いテンポでこの曲を味わえる。個性的なところはなくオーソドックスであるが、諏訪内の演奏より成功していると思う。欲を言えばイマイチの深い音が欲しい気がする。伝統的な演奏で抵抗なく聴けるのが良い。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/08/21
ラウテンバッハーやバルヒェットなどのオーソドックスな演奏に比べるとやはり現代の風が吹いているという感じである。細かいところにニュアンスの変化を与え単調にならないようにし、テクニックの上手さも感じる。どちらがバッハらしいか、私はラウテンバッハ―やバルヒェットのほうが伝統的でありながらバッハ音楽の雰囲気がより出ていると感じる。ツィンマーマンはあえて言うならモーツアルト的な雰囲気があり乗りがよい。ムローヴァにしろハーン、パールマンにしろ、これが現代のバッハ演奏かなと思う。やはり、旧盤のシェリングは上手い。グリュミオもいいなぁ。8種のCDが棚にあるがあと5種聴きたい。チョンキョンファ、録音しないかなァ。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/08/21
素晴らしい演奏という皆さんのレヴューの通り、素敵な演奏です。マズアもズスケも我が国では人気、評価共イマイチですが、この素敵な演奏を高評価なさった方はご自分の耳、感覚に自信を持たれてよいと思います。谷に流れる川の清流のような透き通った演奏だと思います。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/08/20
お叱り覚悟で言おう、まぁなんと味わいのない第九なこと。響きに含むベートーヴェンの音楽が少ないことだろう。名演と評される演奏と違い過ぎるではないか。やはり私に音の整理屋と酷評される所以だ。
95はカザルス、99はクリップスかテイト、102はラトルが私のベスト。ヨッフムの出す響きは柔らかくハイドンらしくて良いのだがイマイチインパクトが欲しい。ちょっと学究的かなと思う。好きな99番など、クリップスのほうが断然美しくニュアンスが豊かであるし、テイトの張りのある力強さと大きさにも負けている。102のラトルは響きの強弱のニュアンスが素晴らしい。ということで平均か少し上の演奏という感じである。演奏者それぞれだがそこにはおのずと能力の差と高低、優劣が存在する。感覚の理論性。聴き手も同様。
バッハもヘンデル、ハイドン、モーツアルト等昨今の古楽器演奏は性に合わないのでほとんど聴かない。このカラヤンバッハは艶(色気)があり人工的な美しさで際立っている。ある人が言うには、カラヤンのブランデンブルク協にはブッシュの演奏が基本にあるそうだ。ブッシュの演奏はLPで聴いたが、そういえば、6番などテンポやオケの響かせ方などかなり似ていると思う。ただ、録音の関係で音色は分からないが、ブッシュにはどこか渋さがあったように思うが、カラヤンの演奏に渋さは無縁であろう。セレブのバッハ演奏と評してもいいかも。このようなバッハはカラヤンでしか聴けない、と思う。
バッハのVn協の演奏は大まかに2種に分かれると思う。1つはレガートか遅いテンポのモノ、2つ目はスタッカートでテンポ早めのもの。バリリは1)に属し、かなり遅めでじっくりとニュアンス豊かに味わい深い演奏を聴かせてくれて、お勧めの演奏である。2)にはハーン、ムローヴァといった若手か古楽器に多い。私は古楽器は敬遠だが、現在持っている八種CDの中でもバリリは上位を占める出来栄えである。バリリにくらべるとシュナイダーハンは音楽性で落ちるとみている。このバッハでもモーツアルトのソナタでも明らかにバリリが上で、優れたバッハの演奏である。SCRIBENDUMでも聴ける。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/08/18
2曲共に名演だと思う。ベートーヴェンは、その昔シェリングとシゲティをよく聞いた、コンドラシンとの演奏が不出来だったのでこのベートーヴェンの再録は大歓迎である。また、ブルッフも再録だが好みからはケンペとのほうが好きである(テンシュテットは苦手)。また、ハイフェッツのブルッフは音の切れの点でチョン以上で好きである。あと、バッハとモーツァルトの協奏曲とブラームスの再録を願いたいが、時間切れかな。
手慣れたものでオケ共々上手いと思う。カラヤンの良くないところは置いておいて、良いところは音楽が弱々しくならないところか。良くも悪くも音に張りがある。時には厚化粧気味のこともあるが。ベームのように遅くならずテンポも妥当。欲を言えば、微妙で繊細な音の変化やニュアンスが欲しい。29番は82年のザルツブルクでのライヴも持っているが演奏はほとんど変わりなく明るく堂々として立派だと思う。テンポはブリテンの29番に近い。ワルターは速いがニュアンス抜群、ベームのライヴは遅く深々としている。わたしはワルターのモノラル演奏が一番好きかな。
1,2番は名演なのに、バックハウスの(皇帝)の演奏としては不出来と言わざるをえない。指揮者、オケ、ソロとも隙間風が吹いているかのよう、または3者の見ている方向がそれぞれ違うかのようで、丁々発止には程遠い。バックハウスのステレオはこれしかないが、演奏本位なら、シューリヒトやクナとのほうがずっと良い。しかし、音は流石デっカと思わせる。私は、スピーカーは通常の内振りでなくやや外振りにしている。評論家の中にはSPの内振りは良くないという人もいる。実際、少し外振りにしてピアノを聴くと(例えばリグツトのショパンの協奏曲など)グランドピアノのように音が大きく力強く聴こえる。お試しあれ。
初め2000年以降製造のプレイヤーAで聴いてみた。音が漂白され演奏に深みも味わいもなく外面的に明るく聴こえ、シューベルト第9の演奏としては失格である。漂白された音を透明な音と勘違いしている方がいるが大間違いである。これではまずいと思い、バブル期製造のS社の安価なプレイヤーBで聴くと音に艶があり響きにも演奏にも陰影がある。これならシューベルト演奏合格だ。他のコラムでも言っているが、テイトの演奏には音に品がある(他にアンチェルも同様)。CDに聴く演奏って機器によってこんなに差と違いがあるのか、いままでの私のレヴューには間違った感想がかなりあるのではと思うとやや不安になり、申し訳けなさも感じている。ハイドン、モーツアルト同様シューベルト(すべて反復あり)でもテイトはここに、ほとんど日本の評論家が取りあげない素晴らしい演奏を残している。
LPで良く聴いた。この最初のBPOとの演奏のほうが明るい響きで若々しくオーケストラも実に上手である。CDとしてはOIBPやリマスターされていない1枚もののCDを永く待っていた。で今回購入となる。1,2番も中古が出るのを待っている。作為的な匂いのするカラヤンより自然な感じで良い。
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