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カラジャン さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/28

    これはなかなか凄い。凄い迫力と正確無比な演奏で、ファンタジックでさえある。高評価されてしかるべき演奏。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/23

    シューリヒトというのは不思議な指揮者だ。いつも新鮮な演奏を僕の耳に届けてくれる。数十年前にモーツァルトの「プラハ」(デンオン)のLPを聴いて以来のファンだが、その気持は今も変わらない。新鮮で、躍動していて、感受性が鋭い。無限のニュアンスがある。他の演奏とはずいぶん違っていて、ドキリとさせてくれる。このCDで聴かせてくれる「田園」も新鮮な響きだが、シューリヒトでは時にある突拍子もない部分は聴こえてこない。まっとうで、ストレートに演奏された「田園」だ。そして、この真っ直ぐ感がなんと気持ちがいい事か。おそらく1957年当時、このようにベートーヴェンを即物的にやって、しかも生き生きとした表情で感動的な演奏をなしえたのはカール・シューリヒトぐらいにものだろう。7番は実に鋭い鋭角的な演奏だ。この時代にこんな演奏がありえたこと自体が驚きである。「田園」に輪をかけたような新鮮で鮮明な演奏で、まさに目がさめるようだ。春の嵐か、実に気持ちの良い風が吹き抜けていくようだ。これだからカール・シューリヒトからは目が離せない。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/20

    古楽器の風流な音に癒されますね。そして表情が生き生きとしていて、いかにも楽しんで演奏しているよう。このコンビのマタイも最高だったけど、このCDも良いですよ。ブランデンブルクはこれ1枚あれば十分って感じで満足しました。

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     2010/06/15

    本盤は有名な1963年のステレオ盤とは別物のモノラル盤だが、ベルマンはリヒテルの弾く超絶技巧練習曲を聴いて触発され、再度、ステレオで録音しなおしている。本年6月30日にそのステレオ盤がリスト集として発売と決まった以上、そちらを購入すべきであろう。
    https://www.hmv.co.jp/product/detail/3844120

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     2010/06/09

    このCDは、ほめてもほめても、ほめたりないぐらいの大名演である。やさしく、穏やかで、深情けな演奏に心底共感する。

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  • 12人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/03

    ついに登場!!メロディアによるラザール・ベルマンのまさに超絶的な名演奏。これを聴かずしてベルマンは語れない。あらゆるピアニストを押しのける巨大でロマンティック表現。もう2度とは現れないピアノの巨人、ヴィルティオーゾの頂点。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/03

    詩情豊かで、優しく心休まる演奏。劇的な部分の表現がまた素晴らしく、穏やかな表情と大きな対照を生み出す。ルプーの才覚を聴くのには適したプログラムであろう思い購入したが、全くそのとうりで期待通りの演奏。安心して聴いていることができるが、この表情、叙情、表現力は並みのもではなく名演である。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/02

    なにも言うことがありません、素晴らしい名演!名盤!!

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     2010/06/02

    「展覧会の絵」の何事もないようなあっさりとした弾きはじめ。しかし、これが名演の始まり。音が悪いのが難点だが、集中力が素晴らしく、推進力と迫力は満点である。リヒテルというと巨人というイメージが一般的にあるようだが、この演奏を聴いて初めて納得した。破天荒なまでに巨大なスケールの演奏である。一方、シューベルトの「楽興の時」〜や「即興曲」〜では、シューベルトらしい内相的な一面も見せる。ショパンの「別れの曲」がまた素晴らく、叙情的で理想的な演奏である涙が出そうになる。最後のリストになると、超絶技巧練習曲〜「鬼火」、「夕べの調べ」のテクニックと高い精神性の見事な融合が見られる。超絶技巧練習曲と言えば、ラザール・ベルマンだが、リヒテルの演奏から強い影響を受け、1959年に一度録音した「超絶技巧・・」を再度1963年に録音しなおしたのは有名な話である。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/01

    地獄の底に突き落とされたような恐怖感。そこから天国に行けますようにと必死に拝んでいるような感じの壮絶な演奏。冷酷で非情なまでの冷たい音響の中から、時折聴こえてくる優しく音が慰めるてくれる、激しい対比。交響曲と言うより、むしろレクイエムを聴いているように感じさせる演奏で、なんとも恐ろしい。

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     2010/05/29

    ボレットは歌い回しがロマンティックで絶妙なピアニストだが、この曲集では、ずいぶん悠長というか、のんびりとした感じがする演奏だ。時にはゆったりとこんな演奏を味わってみるのも良いかもしれない。あのラザール・ベルマンのまさに超絶的な、凄みのある、感情の嵐が吹きつける(メロディア、1963年)みたいな演奏とは対極にあるものである。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/28

    リストのソナタは、なかなか壮絶な演奏であるが、一音一音の線がやや細い。怖いもの知らずの思いっきりの良さは買うが、もう少し音に厚みがほしい感じで、荒いと言うか、骨っぽくヒステリックなところが残念である。この音はスクリャービンの方が合っていて、荒っぽくは感じられないし、逆にしっとりとしている所は印象的である。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/17

    これは始めてみる映像作品。音響の魔術師チェリビダッケの、わずかであろうがその秘密が垣間見える貴重なドキュメンタリー。バーンスタインが“燃やしてしまえ!”と言った新築となった響きの悪いミュンヘンPOの本拠地ガスタイク・ホールでも、チェリ最良の音響を紡ぎだす(このホールの最大の問題点は天井が高すぎると言うこと。後年、音響反射板をオケの上部に設置することで改善されたがこれもチェリの指示だった)また、1980年代に指揮していたシュットガルトRSOから、チェリを慕い多くの演奏家たちが、ミュンヘンPOへ移籍してきたことも納得できる。百聞は一見に如かず、ファンならば1度は見ておくべきDVD。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/14

    リストのソナタは、最初と最後の打音を短く切って弾く所は、ラザール・ベルマン風。リストのソナタはこうでなくちゃ。スケールの大きさ、テクニックの素晴らしさともに文句のつけようがなく、一音ともゆるがせにせず、いかにも丁寧にひかれてゆく。あまりに丁寧すぎて、やや流れの勢いを欠いているようにも感じる。深い詩的情緒が求めれる部分には効果的だが、激しい部分との対比と落差が不足気味となる。なかなかの名演だが、そういった意味で、ラザール・ベルマン盤に半歩及ばずか。
    シューベルトの「さすらい人」の対抗馬は、当然ウゴルスキー盤となるが、やはり弾かれ方が丁寧で、こまやかだが、シューベルトの作品には合っている。自然に流動していて気持ちが良い。内面へ深く沈潜する部分ではウゴルスキー盤には敵わないとしても、なかなかの演奏であると見た。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/21

    この曲にふさわしい、どっしりと落ち着いていて重量級、そして格調が高い。オーケストラの渋めの音がまた良い。久しぶりに本格的なベートーヴェンを聴けた気がする。こいうエロイカは最近ではなかなか聴けることはないであろう。テンポは当然遅いが、全曲を通じて緊張感が持続しており、充足感や満足感が極めて高い名演。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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