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トップ > My ページ > ユローヂィヴィ さんのレビュー一覧
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/26
アレーナ・ディ・ヴェローナでの1970年6月30日のライブ録音。 音はあまり良くなく、全体的に遠くで鳴っている。 マイクのすぐ近くに座っている人の咳や客席の雑音も入っている。 ただ演奏は素晴らしい。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/22
作品、演奏、演出、映像、いずれも素晴らしい。申し分ない。 数あるオペラ映像の中でも最高のものの中に数えられるのではないだろうか?
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/21
ロシア語による歌劇『トスカ』だが、ベートーヴェンの第9交響曲のロシア語版と違って歌劇だけに日常会話が歌になっているので意外と何を言っているのか分った。そう訳すのかと興味深く聴くことも出来た。 演奏はかなりレベルが高く、ソリストも素晴らしい。 ロシア語版という単なる珍しさだけでは片づけられない録音だ。 歌劇『トスカ』全曲の他に、キタエンコ指揮でプッチーニの管弦楽作品が収録されている。交響的奇想曲と交響的前奏曲、歌劇『マノン・レスコー』の間奏曲で、交響的奇想曲は歌劇『ラ・ボエーム』の旋律が出てきたりするが、奇想曲というわりに全体にメランコリックな印象が強い。 歌劇『マノン・レスコー』の間奏曲はゆっくりしたテンポで甘い旋律をたっぷり歌わせている。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/20
クセナキスの音楽は断片的にしか聴いたことがなく、どこから聴いたらいいのか迷っていたが、今回このCDで初めてクセナキスの音楽と正面から向き合ってすっかり虜になってしまった。 クセナキス入門にオススメです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/19
マゴニアという希望の国を求める物語。 3つの物語からなり、それぞれの物語で実現されるかにみえた期待は挫かれるが希望は消えることがない。 希望を胸に新たな行動を起こす3つの物語の主人公たち、そして最後の場面でたとえ精神病院に収容されてはいても夢に向かって羽ばたこうとする。 マゴニアとは精神病院のことなのか? 狂言回しの少年がかつて船乗りであった父親から教わったさまざまなロープの結び方のように様々な生きざまを観る者は体験する。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/18
歌劇「夢遊病の娘(女)」は物語がよく出来ている。夢遊病という設定がまず特異だ。初めてオペラを観る人にもこの作品はいいのではないか。純粋に楽しめた。 夢遊病で夢の中でもアミーナは恋人のことで頭が一杯というのがなんともいじらしい。また恋人に不義の疑いをかけられてもアミーナ自身の行動でその疑いを晴らすというのがいい。 この歌劇『夢遊病の娘』や歌劇『ベアトリーチェ・ディ・テンダ』では女性の男性への許しがあるが、不義の疑いが男から女へと方向が変わると歌劇『オテロ』のように許しどころか、疑いや周りにそそのかされてとうとう相手を殺して自分も自殺するのだから怖い。 ≪歌手について≫ エルヴィーノを歌うホセ・ブロスは音楽的には文句のつけようがないのだが、音楽の中の演劇的な表現(感情など) を出して欲しかった。声はカレーラスとパヴァロッティをたして二で割って水で薄めたというようなところだろうか? 伯爵ロドルフォを歌うジャコモ・プレスティーアが良かった。 アレッシオを歌うエンリコ・トゥルコも農夫役の善良さが出ていて良かった。 ≪演出について≫ 音楽が始まる前にアミーナが夢遊病であることを説明するような演出があるが、新作ならまだしも音楽の始まる前に演技をさすのは感心しない。そこまでわかりやすくしなくてもタイトルでずばり『夢遊病の娘』とあるのに。 エルヴィーノが登場する場面でも合唱団たちの照明を暗くして合唱団全員に彼を指差しさせる演出もわざとらしく感じた。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/17
スヴェトラーノフのライフ・ワークであったロシア音楽の遺産を録音におさめたシリーズの一つ。 ワーナーからも同じ音源で販売されているが、こちらの方のシリーズにしか収録されていない曲も多くある。ファンとしてはできるだけ完全版の方で持っていたいものだ。 値段がもう少し安ければ文句なし。 この作品集の中ではバラキレフの劇音楽『リア王』が一番素晴らしかった。ただリア王がロシアの王様になってしまうのが御愛嬌。 『組曲ロ短調』もいい。 リャプノフの作品では『Zelazowa Wola』が特に素晴らしい。 交響曲第1番の第2楽章も美しいし、交響曲第2番の第4楽章などいかにもロシア的な旋律が出てきて思わずにんまりしてしまう。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/16
「太陽の賛歌」はチェロを中心に室内合唱団が入るなど、人間の声とそれに近いとされる楽器、チェロによる心安らぐ音楽だ。 「オルフェの竪琴」にしてもグバイドゥリーナ作品の特徴であるあの独特の無調の世界とは違う新しい音楽的地平を感じる。
タルコフスキイ初の大作。 はじめこの作品は別の監督で撮られていたが途中で打ち切りとなり、製作費も当初の半分となったが、心機一転タルコフスキイに白羽の矢があたり、タルコフスキイが脚本家と物語を練り直してスタッフや役者も新たに撮影が開始されたという。(特典でついている俳優ジャリコフのインタビューで詳しく話されている。) この作品や「アンドレイ・ルブリョフ」では卒業制作「ローラーとヴァイオリン」のようなタルコフスキイ独自の世界を創り出すことより、いかに自然でいかに美しい映像世界を映すかに焦点が置かれているように思う。 戦争という当時誰もが無視することのできなかった大きな悲劇(過去)をタルコフスキイはこの作品で余すことなく描いている。 イヴァンの夢の場面などタルコフスキイならではのシーンもあるが、幻想的な筋書きや映像は「鏡」以降で表面化してくる。 それでも白樺の林の場面などを思い返すと、これが単なる戦争の悲劇だけを描いた単純な作品でないことを強く感じる。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/15
ゴーゴリの『ディカーニカ近郷夜話』におさめられている「クリスマス・イブ」をもとに創られた作品。 リムスキイ=コルサコフが同じ原作でずばり歌劇『クリスマス・イブ』という作品を作曲している。 歌劇『チェレヴィーチィキ(小さな靴)』はフェドセーエフ指揮の録音しか持っていなくて、これまではリムスキイ=コルサコフの作品の方が好きだったが、この録音を聴いてチャイコフスキイの作品もいいなと思った。 反対にオストロフスキイ原作の『雪娘』に関してはチャイコフスキイの方が好きだ。(ただしリムスキイ=コルサコフの作品はオペラでチャイコフスキイの作品は劇音楽なのだが。)
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/13
1975年7月4日。パリでのライブ録音。 アドリアーナはフレーニ、スコット、そしてこのカバリエが歌っているものを聴いたが、カバリエが一番繊細に歌っているように感じた。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/12
ビゼーの歌劇では『カルメン』の次に知られている『真珠採り』。 録音は多いものの(国内盤はないが)映像で観たいと思っていたので日本語字幕付きのこの商品は貴重だ。 日本人のテノール、中島康晴が活躍しているのはうれしいが、立派な体格のわりには声に正直たよりなさを感じた。 また、舞台セットにもうひと工夫してほしかった。(少しシンプルすぎると感じた。)
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/09
マンリーコがドミンゴ、レオノーラがカバイヴァンスカ、アズチューナがコソット、ルーナ伯爵にカップチッリ、そしてフェランドにファン・ダムという超豪華メンバー。 CDのスタジオ録音でもないのによくこれだけ揃ったものです。しかもこのときマンリーコは別のテノールが歌うはずだったのが急遽ドミンゴに変更になったというから二度びっくり。 まずカラヤン指揮のウィーン国立歌劇場管弦楽団の反応がいい。ヴェルデイのいきいきとした旋律を見事に(のりのりで)演奏している。 ウィーン国立歌劇場合唱団にしても演奏も演技もいい。特に第一幕。 ただ第二幕のこれはカラヤンの演出の問題だろうが、合唱団の配置(立ち位置)が詰まりすぎていて舞台を観ていてごちゃごちゃした分かりにくいものになっている。しかも合唱団の役はジプシーなので、その衣装が暗くよけいにそう感じてしまう。 間が空きすぎてもいけないし、離れすぎると歌いにくかったりするのだろうか? それとも映像で観ているからそう感じるのだろうか? 難しいところだ。 DVDの映像監督はブライアン・ラージが多いが、ここではギュンター・シュナイダー=ジームセン。カメラ・ワークがとてもよかった。 あまり関係ないことだが幕を閉めるタイミングが若干速いような気がする。 この作品のタイトルは「イル・トロヴァトーレ」つまり吟遊詩人だが、本当の主人公はアズチューナなのだろうか? コソットの歌唱がすさまじく、アズチューナの役が要求するものを見事に歌い切り、演じている。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/08
ピアノ版はホロヴィッツ自身が編曲した楽譜での録音だが、とくにフィナーレなどなぜムソルグスキイの素晴らしい完成作品を変える必要があるのだろうか? ピアニストとしての自分の技量を見せつけるためだろうか? オーケストラ版はストコフスキイ編曲版で今回初めて聴いたが、プロムナードからしてそうくるかと編曲の違いを聴きくらべられて楽しめた。 ロジェストヴェンスキイの指揮とあいまってかなり過激でグロテスクな「展覧会の絵」になっている。
『人間の運命』の他に、『夫の二人いる女』、『子持ちの男』、『るり色のステップ』、『他人の血』が収められている。 基本的にソヴィエト体制に沿った路線で書かれているが、ソヴィエト政権成立の際の地方での(ここではドン河流域)旧体制(老人の昔語りで物語られる。)と新政権との国内戦での悲劇が書かれていて、こういった惨劇があったのかと、歴史を伝える上で貴重な作品もふくまれている。そして、第二次世界大戦(対ドイツ戦)での悲劇も。 ゴーリキーの『母』などは、社会主義体制を造るうえで旧体制(帝政ロシア)を悪いものだと簡単にとらえているように思えるが、ショーロフの作品では、旧体制派(ここではコサックや白軍)の立場からも書かれており、それが新鮮だった。 これらの作品を読んでいて心に強く思ったことは、愛は主義を超えるものだということだ。 残念ながらこの物語では(歴史的事実にもあったのだろう。)主義というものによって愛する者を殺さなければならない悲劇に陥る。 また、19世紀の小説で地主や農民をテーマにした作品が多いが、その流れがしっかりと20世紀まで続き、ソヴィエト体制のもとでどうそれらのテーマが変化していったのかを考える上でも興味深い作品集といえる。 (ここでは古い体質の農家と集団として書かれている。)
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