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トップ > My ページ > 岩之助 さんのレビュー一覧
検索結果:6件中1件から6件まで表示
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2015/08/18
ドボルザーク、シューマン共に一聴に値します。録音は年代を考慮すればたいへん良好、ドボルザークはカラヤン盤と比べてかなりあっさりした表現ですがそれでも他のチェリストよりはるかに濃厚な表情をもっています。バックはカラヤンのようにゴテゴテしておらず好感が持てます。シューマンもバーンスタイン盤と比較した場合ドボルザークと同様の印象です。ただ1点残念なことに、ドボルザーク第一楽章にマスターに起因すると思われるはっきりとした音質の劣化部分が一箇所あります。購入の参考にしてください。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2015/06/10
PHILIPS盤に比して音質が大きく改善していて、これまでの痩せた音から全体に肉厚な響きになりました。少し高めですが買いなおす価値は十分にあります。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/01/31
録音時点ですでにルービンシュタインは72歳ということになるが、それが俄かには信じがたいほどの確かな技巧。バラード・スケルツォともに現代のピアニストと比べてもさほど遜色がないのが驚異的である。演奏は一言で言えば「健康的」。特定の情緒に偏らずに弾いているので、この2セットの入門版として万人に推薦できる内容。そして特筆すべきはその録音の素晴らしさ! この音楽がいま生まれたばかりのような瑞々しさ!! まるで目の前で弾いているような実在感!!! SACDのポテンシャルがよくわかる1枚である。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/01/29
稀代の名演だが録音が悪いことでも有名な1枚。SACD化による音質向上に期待して購入。だが、やはり元々の録音が悪すぎるのか、SACDらしい顕著な音質改善はありません。もちろん、定位がはっきりして歪みが減少、ノイズもかなり減って聴きやすくなっているのは確かですが、依然としてボリュームをあまり上げる気にはならずヘッドフォンも少しキビシイかな、というレベルにとどまります。しかし、それにしてもリヒテルとはなんというピアニストでしょう!異常な緊張感を孕んで始まる「テンペスト」、茫漠とした開始から、桁外れに振幅の大きい展開を聴かせる「幻想曲」。メカニックが格別優れているわけではなく、音が飛びぬけて美しいわけでもないのに、聴く者にこれほどの感銘を与えるとは…
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/01/27
若い頃の小澤会心の演奏です。全体に、過度な感傷や激情に陥ることなく、歌うところはたっぷり歌い、突進するところは勢いよく突き進む。小澤は複雑なリズムは巧く処理するくせに単純なリズムや旋律になるとどこか物足りないことが多いのですが、ここでは文句のない出来です。録音は残響過多の嫌いがありSACDとしてそれほどよいとは言えませんが、鑑賞に支障はありません。ほぼ同時期のマーラー第1番と並んで録音における最良の小澤を味わうことができます。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/01/20
グリュミオーの演奏はやや線が細いながら非常に甘美に、そして情熱的に歌いあげます。ベイヌム&コンセルトヘボウのバックも程よく重厚で適度に甘く、過不足なのないサポートです。こう書くと中庸すぎて退屈な演奏のように聞こえるかもしれませんが、そうではありません。一言で言えば、極上のロマンティックな演奏だということです。 オイストラフ、ヌブーなど名演は他にもありますが、この演奏はそれらと比べてもその価値を十分主張できる内容です。価格もお手ごろで録音も年代を考慮すれば非常に良いと言えます。
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