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爺さん さんのレビュー一覧 

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/11

    レコードプレーヤーが使えない状況から、このアルバムも長らく聞いていなかった。ふと、どーしても聴きたくなり、価格を見ると超安価。ソッコーで注文してしまった。ほぼ20年振りにじっくり聴いたがLive会場の聴衆との一体感がたまらない。歌舞伎でいうところの「音羽屋!」みたいなテンポのいい掛け声は、ノイズではなく音楽の一部となっていて心地良い。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/11

    申し訳ない。特にパルティータ2番は私の好みではない。曲に対するアプローチが何となく軽く感じてしまうのだ。逆に3番はもっと軽やかに演奏してもらいたかった。決して鈍重な感じではないが、全体的にヴァイオリンの音色が厚めの感じがするためか。ブラームスやショスタコーヴィッチの演奏で相当に期待していたのでちょっと残念。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/11

    この5番の3楽章から4楽章へなだれ込む様は、白眉もの。「キター!」感が実にある。私はクライバー(C)の5番演奏を良しとして聞き込んでいたが、この「キター!」にはかなわない。4楽章ラストでは涙が出そうになった。良い。6番はVPOとのベトヴェン全集で最も良いと思っていたが、このLive演奏も他の方々がレビューで述べている通り、極めて素晴らしい。実に良い。おまけみたいについているレオノーレ3番はこれまた凄い。超お買い得CDですわ。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/15

    気力みなぎる演奏ではある。録音自体には期待しなかったが、ドンファンや英雄の生涯などは新しい他者の優れた演奏(CD)もあることから、このセットがベストとは言えない。が、しかしベームが振るシュトラウスには言葉では言い表せない「品格」を感じる。

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     2012/09/30

    以前ガーボル・レホトカのCDを購入し、そのCDに収録されている「前奏曲とフーガBWV532」の演奏を「これも良し」としていたが、やはりリヒターを聴くとそのエネルギッシュな演奏に圧倒される。この曲を聴きたいがために購入したが、大満足である。

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     2012/08/23

    伊福部氏の楽曲は常に日本的モチーフがベースにあり、実にしっくりくる。この盤は映画音楽としてのゴジラシリーズに魅了されている方はもちろん、新たしい「響き」を感じてみたいと欲している西系クラシックファンも是非聴いてみるべきだと思う。一聴したらしばらく伊福部節から離れられなくなるかもしれない。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/23

    ナクソクは廉価であることから、聴いたことのない作曲家を発掘するに実に頼もしいが、「メジャーな演奏家、オケの演奏はないか?」と次の盤を探すことになる。で、この盤に行きついた。クチャル(ナクソス盤)の演奏もメランコリックで丁寧な演奏を堪能できるが、こちらは音の輪郭がより鮮明で、フォーカスがバシッと決まった美しい風景写真の様だ。2007年東京ニューシティ管の1,2番演奏会も出向いたが、この愛らしい2曲を丁寧に演奏し実に良かった。作曲家の不遇を思いつつこの曲を聴くとグッとくる。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/09

    その昔N響アワーでブロムシュテットが振る4番を聴いた。楽曲に対する愛情をひしひしと感じる演奏で、その時初めて聴いた曲ではあったが、大変感銘を受けた。ほどなくニールセンのCDを手に入れ、あれこれ聴いて来たが、ブロムシュテットの演奏は極めて素晴らしいのだということが良くわかった。80歳を超える年齢にもかかわらず、いまだに若々しく(菜食主義だから?)、ますます活躍してほしい大指揮者である。

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     2012/07/31

    レスピーギは、解説にある「トスカニーニに匹敵」という形容が当たっていると思う。むしろ音質と金管の解像度は遥かに上だし、そもそも59年の録音とは思えない美しさだ。テンポは小気味よく、実に気持ちいい。ライナーってすごい指揮者だなぁと感心した。一方でスヴェトラーノフも好きだったりする。楽曲自体が実に魅力的なのだなぁ。

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     2012/07/25

    実に面白い楽曲ではある。初めて聴いたとき「輪廻」を連想したが、そういった方は多いと思う。「世俗」とはよく言ったもので、歌詞は極めて”世俗”的でユーモアに溢れている。で、やはりこの盤で聴くのが良い。ヨッフムというと、なんとなくじっくり穏やかに音を紡ぐ印象があるが、これはそうではない。骨太で実に颯爽とした素晴らしい演奏である。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/07/25

    どんな曲でも「初めて聴く日」があるわけだが、テ・デウムほど強烈なインパクトを自分に与えたものはない。冒頭を聴いた瞬間、頭を殴られたような錯覚を覚えた。ブルックナーの楽曲では、主に交響曲ばかり聴いていたため、静かなトレモロで開始することに慣れ過ぎていたせいかもしれない。 ブルックナーには定評のあるヨッフムということでこの盤を選択したのだが、正解だったと思う。この盤を聴いた後、色々な指揮者の演奏を聴いてみたが、さすがに「頭を殴られたような」はもう起きなかった。結局この盤ばかり聴いている。

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     2012/07/24

    今更この盤は実に素晴らしいとレビューしても仕方がないのだが、やっぱり言いたい。「すごい!」と。他者と比較するのはいささか野暮だが、定番中の定番シェリングの重厚さとか、若き(?)クレーメルの力強さとかも良いが(クレーメル良いよ!)、大バッハのパルティータを若干17歳の天才が奏でたこの演奏はそれらに全く劣らない。録音の美しさから言ったら上かもしれない。まだムローヴァを聴いていないが(きっと良いに違いない)、かなりこの盤で満足している。

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     2012/07/24

    演奏、録音共に最も整ったマーラー交響曲全集だと思う。身近にクラシックのリスナーはほとんど居ないが、マーラーを聴き始めようという人と会話した際、「とりあえずこれを聴いておきなされ」と勧めた。各曲のベスト3を挙げたとして、この全集からチョイスされるものが結構あるのではないか。そういった意味で全集の頂点かもしれない(ショルティもインバルも良いけどね)。

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     2012/07/21

    内藤/東京Newのブルック―シリーズには毎回芸術劇場まで足を運んで聴いていたので、その記録としてCDが出るたびに購入してきた。常に新しいブルックナーを聴かせたいという情熱に共感している。なお、4番はベームとヤング(1稿版)が好きなので(浮気者です。申し訳ない)、☆4つです。 
    ところで以前同コンビの9番にレビューしたのだが、キャラガン氏が来日するといわれていたのは3番(1.5稿版)初演の時でした(^^;) この前CD整理してたら9番のCDに内藤さんのサインが入っていたのを見て、「あー3番の時にキャラガン氏のこと聞いたんだっけ」って思い出しました。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/07/21

    録音が綺麗で驚いた。60年代の録音なので、決して悪いものではないとは思っていたがこれほどとは。レビューを信じて買って良かったと思う(価格もすこぶる低価格だし)。クレンペラーはブルックナーでがっかりしたことがあったので、聴く機会を逸していたが、今回は再発見したような思いで聴くことができた。ショルティ大好き男の私には、7番の5楽章はもはや驚愕でしか無かったが(ショルティ16分、クレンペラー24分!)、ここまで来ると逆にじっくり聴けたりして不思議な心持になった。大地の歌はルートヴィヒが素敵だ。実に良い。

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