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HMV×レ・フレール インタビュー!

Friday, September 5th 2008

無題ドキュメント




【HMV×レ・フレール インタビューついに実現!!】

 横須賀出身、斎藤守也(さいとうもりや 兄)と斎藤圭土(さいとうけいと 弟)の兄弟によるピアノデュオ、Les Frèresレ・フレール。2002年結成。デビュー前2006年9月2日東京JAZZのオープニングを務め、ジャンルの壁を越えてピアノ一台で演奏するスタイルが話題に。兄・守也が得意とするバラードと圭土が得意とするブギにレ・フレールテイストを加えることで、圧倒的なパワーを放つ1台4手連弾独自のピアノ・スタイル「キャトルマン・スタイル」。2人のダイナミックで躍動感溢れるプレイでたった1台のピアノが熱くバラエティに富んだステージとなる、斬新かつ新鮮なピアニズム。それは唯一無二の感動と強烈なインパクトを与え、現在国内のみならず海外からも大注目のオリジナル・スタイルです。アルバム「Anime de Quatre-Mains/アニメ・ド・キャトルマン」(Aniplex)を経て、2006年メジャー・デビューアルバム「Piano Breaker/ピアノ・ブレイカー」(Universal Music)は、オリコンウィークリーチャートにおいてピアニストデビュー作歴代最高位、史上初TOP20入りを果たす歴代記録を塗り替え、ゴールドディスクを獲得。そしてこのたび9月3日2ndアルバム「Piano Pittoresque/ピアノ・ピトレスク)」発売。同アルバム発売記念全国ツアーもスタート。 今回はそのツアー真っ只中の多忙な中、インタビューが実現!!ファン待望のレ・フレールに お話を聞きまし。!インタビュー記事を読んで頂いた方には抽選で素敵なプレゼントも!!


Les Freres/Piano Pittoresque Les Freres/Piano Pittoresque
(DVD付, 初回限定盤, デラックスエディション)

曲目: ピアノ・ハート / サムライ・ファンキー/ シャムロック / カタルーニャの風 / 桜 /ブルース・カナカナ? ~その日暮らしブルース~ / プレスト /ブギ・ウギ・ピトレスク /アール・ジー・アール / 星空(Zd) /完璧なお城 変奏曲: 第1章 母城 / 完璧なお城 変奏曲: : 第2章 使命 ~道なき道~ / 完璧なお城 変奏曲: : 第3章 灰色の空の下 ~魔法使いのテーマ~めて/完璧なお城 変奏曲: : 第4章 マスカラード ~二つの踊り~ /完璧なお城 変奏曲: : 第5章 ベルスーズ /エンドロール/狂想曲


--- ライブツアー『ブラボー・ピアノ』の方は無事終了されたということで、今回のツアーはどうでしたか?

Les Freres/守也(以下、守)  楽しかったですね。なかなかない・・・っていうか初めてでしたね、今回のツアーは。

Les Freres/圭土(以下、圭) そう、いつものツアーとはまたひと味違って、木下航志さんと5箇所もご一緒させていただいて、僕たち以外のアーティストの方とご一緒させて頂くのは初めての経験で・・・初めてだったんですけど、お互い刺激し合えたとってもいいツアーだったと思います。

---木下さんとは以前から交流が?

圭:一緒に演奏するというのは『ブラボーピアノ』が初めてだったんですけど、木下くんのライブに行ってましたね、あとは・・・

守:あ、そう言えば空港でもバッタリ会ったよね、プライベートで(笑)

 

--- 木下さんと言えば、和製スティービー・ワンダーと言われるほどのソウルマンな方ミュージシャンですよね。で、そんな木下さんとレ・フレールのブギウギピアノという2つの要素がぶつかり合うってすごくエキサイティングだなって思うんですが、 木下さんのそういった個性に触れられて、どんな印象を受けられましたか?また、影響受けたことなどあればお聞かせ下さい。

守: 最後にセッションをやった時のことだったんですけど、 ・・・・CDの中でも僕が参加してる曲のセッションだったんですね・・・あれ、録音は別なんですね。だから実際初めて合わせたのは、その時が初めてだったんです。で、そのセッションで彼と一緒にやっただけで、「あ、これだったら何でもできるね」なんてお互い通じ合っちゃって、それ以降本番まで一度もリハ的なこともやらなかったんです。 うーん、、、なんて言うんでしょうね、木下航志くんの反応がすごく素直に反応してくれるって言うのか、ダイレクトに、ほんと、モロにドーンって感じで何かが降りてくる感じ、って言うんでしょうか。その臨場感が一緒に演奏してるとすごく伝わってきて、僕たちもノッてきて楽しくなっちゃうんですよ。こう、どんどん高揚してきてその興奮がそのままプレイに出るっていう。

--- 今回、HMVのインタビューにレ・フレールのお二人に登場して頂けて、私も含めファンの方もとても喜んで頂けてると思いますが、お二人がライブで連弾されてる時と、こうして直接お会いしてお話頂いてる時の印象が随分違う印象で…普段はお二人は今みたいにすごくお静かな感じなんですか(笑)

圭/守:エッ?(笑)そうですか?(笑)


--- あ、いえ、なんか...、CDだとか演奏していらっしゃる様子や音だと、ほんとなんか、すんごいいたずらっ子でわんぱくなイメージがあったんで・・・こうしてお話させて頂くとなんかすごく物静かいらっしゃるなぁと。(笑)

圭:静かかなー(笑)静かですかねー?(周囲のスタッフに)

( ---スタッフ一同爆笑---)

圭:あ、そういえば、さっき冒頭の方で僕たちの音楽をブギウギピアノとおっしゃって頂いたんですけれど、ブギウギピアノとはまたちょっと特殊っていうかそれは僕がもともと専門でやってたことなんですが、レ・フレールの音楽スタイルは“キャトルマン・スタイル”なんですよ。

守:なんで、レ・フレール=ブギウギ・ピアノ、というわけではなく、キャトルマン・スタイル、つまり連弾でできる可能性を突き詰めていく、それが僕らのスタイルなんですね。

--- 大変失礼しました。そうですよね、守也さんと圭土さんのそれぞれ持っていらっしゃるスタイルが融合してそれが連弾というスタイルでレ・フレールの音楽を作っているんですよね。

圭: ブギというのをベースにして、僕たち独自の即興演奏とか、あとはポップだったり、ちょっとクラシック的なバラードの要素を散りばめたり、とにかく自分たちにしかできないピアノ・スタイル、それが”キャトルマン”なんです。

--- なるほど、すごくよくわかりました。さて、今回のニューアルバム「ピアノ・ピトレスク」ですが、このタイトルは“絵に書いたような”という意味だそうですね。

圭:このタイトルは、今回のアルバムのレコーディング後にスタッフを含めた色んな方々から「聴いてるといろんな風景が浮かんでくるね」という意見を頂いたんです。それで、自分たちもこれから聴いて頂く方に、それぞれの風景や情景とシンクロさせながら思い思いに僕らの音楽を楽しんでもらえたらなーって考えながら作ったアルバムなんで、それにちなんだいいタイトルがないかな、って思っていたんです。


写真のようなくっきりしたものではなくって、頭の中で思い描く”絵になる瞬間”というか、ひとつの絵、という固定されたものではなくって、絵心というか。

守:あと、”ピトレスク”ってもうひとつ別の意味があって、”風変わりな”って意味もあるんですね。


--- ストレンジな、という意味ですか?

守:そうですね。だから、普通に見れば風変わりでも、オリジナルなことに挑戦して行きたいっていう僕たちの音楽スタイルを突き詰めていく方向性を1つの言葉で言い表してくれてるいい言葉だなって思ってすごくこのタイトルは気に入ってます。

--- 普通じゃない、何かに縛られない自由な、ということでしょうか。

圭: そうですね。ノーマルじゃない。

守:人物に使うとちょっと皮肉の意味合いを含めた”変わり者”的な意味になってしまうんですが、それをピアノに形容する使い方はしないんですね。だから「ピアノ・ピトレスク」って言ったときに、ピアノには普通ピトレスクって言葉は使わないんで、そういう意味でも”ピトレスク”なタイトルですね。僕らが作ったアルバムに僕らの造語をつける、これはいいタイトルだって思ったんです。

--- ―タイトルも音楽もオリジナルってことですね。

圭: 今回もまた、いろいろと挑戦してます。アイデアとか構想とか、そう言ったものを試していたらテイク数も220と膨大な量になってしまって…。 もう本当に試してみたいことやトライしたいことがどんどん出てきて、そのイメージをスタッフや調律の方に伝えて色んな方々に協力して頂いて出来上がったという感じですね。

守:圭:もうキャトルマンどころじゃなかったね(笑)。

圭:一発録りにこだわらなきゃ良かったのかなぁ…でも途中から、よし! 全部一発録りで行こうってことにしちゃって。

--- え!?全曲一発録りなんですか?

圭:ホールでレコーディングしたんで、その空気感も僕たちの音楽の一部なんで、それが途切れてしまうとライブ感もなくなってしまう。そうなると一発録りになっちゃうんですよね。

守:音を貼り付けちゃうなら僕たち連弾してる意味がなくなってしまいますから(笑)。 だからアルバム通して一音も貼り付けてないんですよ。

--- あと、お二人の相棒、ダニーくんの存在も気になりますね。ファン方たちの間ではもうすっかり有名なようですが。

圭: そうです、ダニーくんです(笑)

--- そのピアノのダニーくんとのお付き合いは先ほどお話に出た「ブラボーピアノ」のツアーからですか?

守:そうですね、今年の2月からお世話になってます。 このダニーくん、僕らの使ってるピアノはオーストリアの*ベーゼンドルファー社のインペリアルっていうピアノなんですが、日本ではとても希少なピアノなんですね。それで、そのオーストリアの会社がなくなってしまって、ここのピアノを扱う日本の代理店もなくなっちゃったんです。レ・フレールのピアノにとって、このピアノを欠くのはすごく重大なことで、もう弾きたくても弾けない、という事態になっちゃって。そういう状況が5ヶ月くらい続いて・・・。僕らがそれまで使ってたのは1980年代に作られたピアノだったんですが、今日本に残っているものでその年代に作られたピアノがまた圧倒的に少ないんです。2000年以降に作られたピアノを試してみたんですが、やっぱり全然 響きもタッチも違ってて。

*ベーゼンドルファー
■エル・ベーゼンドルファー
ベーゼンドルファー (L. Bosendorfer Klavierfabrik GmbH、エル・ベーゼンドルファー・クラヴィーアファブリーク・ゲーエムベーハー) は、オーストリアのピアノ製造会社及び同社製のピアノ。世界的に知られ、スタインウェイ、ベヒシュタインと並んで、ピアノ製造御三家、世界三大ピアノの一つ。
インペリアルはその中でも最上位機種のフルコンサートグランドピアノ。

圭: それで日本に現存しているその80年もののピアノを探し歩くことになったんです。 大学や、小さなホールや、あちこちのホールに電話してまず弾かせてもらってっていう、ピアノの旅ですね。

守:そうしてようやく出会ったのがこのダニーだったんです。ピアノはメンテナンスによっても響がまったく違ってくるんで、それまでにも同じピアノには出会いましたが、やっぱりこのダニーが一番状態も良くって。持ち主の方に僕たちの演奏を聴いてもらって、それでようやく譲っていただけることになったんです。

--- じゃあもうダニーくんの代わりはいないということですね。

守:そうですね、そんな紆余曲折があっての出会いなんで、名前を付けずにもいられなくて...すっかり箱入りムスコです(笑)ドクター付きで一緒に演奏してます。8月はドック入りして下さい、というドクターストップが入ったので、ダニーは先月静養中でした(笑)。

圭:なので、『ピアノ・ピトレスク』は、そのダニーくん魅力もいっぱい詰まったいいアルバムに仕上がってると思います。もちろん、キャトルマン・スタイルも。そして聴いて頂ける方たちにそれぞれの風景とか絵を思い描きながら聴いて頂けると嬉しいです。

守:今回初回限定盤のほうはSHMの高音質な音でCDでも僕らのライブ感やダニーの音の魅力をより楽しんでいただければと思います。

2008.09.4. texted by Yamada Tomomi



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