TAHITI 80スペシャル・インタビュー
Wednesday, August 13th 2008

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前作『Fosbury』から約3年半。世界中のポップ・ファンに贈るTAHITI 80待望のニュー・アルバムがいよいよ9月10日に日本先行でリリース!これに先駆け、アルバムについてメンバーに伺ったスペシャル・インタビューをお届けいたします! ---ずばり今回のアルバム「Activity Center」のアルバム・コンセプトとは? エネルギーに満ちたライヴ・サウンドを作ろうっていうコンセプト、基本的には、生き生きとしたライヴっぽいエネルギーを捉えたかった。アルバム1曲目の“24/7 Boy”は、ヘヴィーなギターが使われているけれど、ここまでヘヴィーなギターは、これまでのTAHITI 80の曲にはなかったものだと思う。こうして僕達はこれまでとは違ったサウンド、違ったアイディア、これまでのアルバムになかった要素にトライして、フレッシュで興味深いアルバムを作ろうと思った。こういった気持ちが楽曲制作にあたってのレシピとなったと言えるかな。レコーディング中に僕達が楽しみながら、何かを学んでいれば、素晴らしい曲ができるっていうことなのさ。 ---約3年半振りとなる新作ですが、その間にグザビエはAxe Riverboyとしてソロ・アルバムをリリースしたり、リミックス楽曲を提供するなどと個々の活動が中心でしたが、これらの活動が、今回のアルバムを制作するにあたってどのように影響していますか? ソロ・アルバムの制作から、僕は物事をシンプルにしておくってことを学んだ。こういった初心を僕はなんだか忘れていたんだね。アルバムの基盤となるのはコンセプトではなくて、曲だってことを忘れかけているところがあったのさ。大切なことは何なのかがはっきりとしてきた。いい曲さえ作れれば、いいアルバムが作れる。その他のことはあまり心配する必要はないってことが分かったのさ。もちろん、コンセプトはあるけれど、第一にいい曲を書くってことに重きを置いた。 なんだか、皆を驚かせるゲームをしていたような感じだ。僕達は、自分達のことも驚かせたかったからね。だからこれまで、僕達はアルバムで色々な実験をしてきた。そっちの方向性にかなり進んでいたから、現時点で新しいことを何か始めるとしたら、ルーツに立ち戻るのが1番だという結論に達したのさ。こうして、これまでとは違った気持ちでレコーディングに望むことができた。 --- ライヴ感を重視し、今回は、3ヶ月というハイ・スピードなレコーディングだったと伺っています。これまでの作品は洗練された作りこんだサウンドですが、今作ではライヴ録音的なロックっぽい要素もあるのでしょうか?数曲聴かせていただいただけの感想ですが、これまでの作品で一番ロック色が強いような感じもしますが・・・ まさにその通りだね。TAHITI 80は、アルバムを作るたび、違ったことにチャレンジしてきた。
まあ、ファースト・アルバムの『Puzzle』については起点のようなものだから例外になるけれど、セカンド・アルバムの『Wallpaper For The Soul
』では、サウンドやストラクチャーで実験をし、さらにシンフォニー・オーケストラも試してみた。 確かにロック色が強いアルバムだと思う。ギターが多く入っているからね。前作にはあまりギターが入っていなかったけれど、今作はギター中心のサウンドだ。 それから、今ってコンピューターのお陰で、タイミングやチューニングについて、全てを簡単に合わせることができるだろ。でも、そういった技は使いたくなかったから、ちょっとしたミスも曲の中に残して、ライヴ感を出したかった。Neil Youngのアルバムを聴いてみても、ちょっとした間違いがあって完璧じゃないからこそ、音楽がさらに魅力的に聞こえるものなのさ。だから、あまりテイクにもこだわらなかった。雰囲気が良ければ、テクニック的には完璧なものでなくても、そのテイクを使ったんだ。 ---今回のアルバム制作にまつわる秘話などはありますか? 例えばインスピレーションを得た物、事柄など。 インスイレーションではないけど、スタジオでのエピソードはあるよ。 それから、ドラムをレコーディングしている時、友達がスタジオを訪れていたんだ。彼はダンサーで、“Predictable”を非常に気に入っていた。ドラマーが演奏をしている横で、このダンサーの友達は踊っていたんだけど、実際に何をやっていたのかは僕達は見ていなかった。でも、曲をミックスしている時に、大きな“Woooooooooooooow!!”って声が聞こえたんだ。どこから来た声なのか分からなかったけれど、その時は、たぶんドラマーが叫んだんだろうなんて思っていた。レコーディング中、他の友達がヴィデオを取っていたんだ。そして(レコーディングが終了してから/アルバムが完成してから)“Unpredictable”のフッテージを見たら、ダンサーの友達が踊りながら叫んでる姿が映ってた(笑)。これで、あの声を入れた犯人が分かったってワケ(笑)。(その声は曲に残ってるんですか?)うん、彼は最後のコーラスのところで叫んでいるよ、“Wooooooo!”ってね。まさに“Unpredictable”(予測不能)な出来事だった(笑)。 --- 日本では今フランスの音楽シーン(主にクラブ系ですが・・・)に注目が集まっているのですが、フランスでは実際どのような音楽が流行っているんでしょうか?なにかおすすめしていただけるものがあればお願いいたします。 今のフランスでは、エレクトロニック・シーンが盛んだね。Justiceみたいなアーティストが活躍しているし、エレクトロニック・アーティストの新しい波がまた来てる感じなんだ。それから、僕達がデビューした頃は、英語で歌っているバンドなんて殆どなかったから、僕達は英語で歌うバンドの先駆けといった感じだったんだけど、今では英語で歌うバンドがかなり増えてきた。昔はラジオからのサポートが得られずに苦労したけれど、今は考えも変わってきているようだ。英語で歌うのはクールなことだと認識されはじめているらしい。 ---日本には“タヒチ信者”というくらいあなた方を支持しているファンが多いのですが、来日の予定などありますか?ファンへのメッセージもあわせてお願いいたします。 日本は僕達に全てを与えてくれた。日本のお陰で、僕達はクリエイティヴであり続けているんだ。ファースト・アルバムが日本で大ヒットしたことで、僕達は自分達のやっていることに自信が持てた。エッジの効いたポップ・ミュージックを作っていていいんだって気持ちにさせてもらえたし、他のバンドを真似することなく、自分達らしくやっていても成功できるんだってことを教えてもらった。 日本には熱心なファンもいてくれるから、本当に感謝しているよ。何度も日本へ行っているけれど、日本が大好きさ。人々、音楽、文化、そして日本の人々のアートに対する考え方や見方というものも大好きなんだ。だから、僕達が音楽的に変化しても、ずっと熱心に応援してくれるファンが日本にいるってことに心から感謝してる。今作も皆が応援してくれることを願っているよ。 (来日の予定)年内中には日本に行くって話も出ているよ。それから、日本のファンのために何か特別なことも企画しているからね。(取材協力:ビクターエンタテインメント) ニューアルバム「Activity Center」発売記念 ミニライヴ&サイン会決定!
【日時】9月10日(水)
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